1
/
5

ダイナミックさと倫理観が共存する事業創造カンパニーの礎とは?〜後編〜

弊社は、日本・アジア・欧米に7つの拠点を持つ、マーケティングDX支援企業です。同社は2022年7月から新たなミッション「世界中の人と企業の創造がめぐる社会へ」を掲げ、自社で開発・提供するSaaSやSNS活用、デジタル人材の活用などを通じて、企業のマーケティングDXをサポートしています。

前編では弊社取締役の村岡に、事業創造カンパニーのミッションや想いについて詳しくインタビューしました。今回の後編では目指す世界観や働き方、求めている人物像について伺いました。是非最後までご覧ください。

Profile

村岡 弥真人 Yamato Muraoka

アライドアーキテクツ株式会社 取締役

大手ガラスメーカーでの勤務を経て2012年にアライドアーキテクツ入社。2014年よりSNS広告に特化した広告代理事業を立ち上げ、自社最大の事業まで事業拡大を行う。2016年にUGC Centric Creative Platform “Letro”の提供を開始、Facebook及びInstagramのオフィシャルパートナーに。2017年より自社プロダクト事業全体の統括を行い、ベトナムの開発子会社2社の経営も兼任。2021年取締役に就任。




可能性が制限されていない豊かな世界にしたい

ーアライドアーキテクツが「最優先」している”軸”とは何でしょうか?

ミッションドリブンな考え方を持ち、「業界の正しい姿を実現させる」ことを大切な軸としています。そのために、2年前にグループミッションを「世界中の人と企業の創造がめぐる社会へ」と変更しました。以前は「世界中の人と企業をつなぐ」というミッションを掲げていましたが、今はインターネットを通じての繋がりは当たり前になりました。そこで、繋がった先に何があるのかを考えた結果、「創造性がめぐる社会」というコンセプトに辿り着きました。

「創造性がめぐる社会」とは、「共創や協同を大事にする」ということです。従来のビジネスの枠組みでは、事業戦略は事業部長が立案し、広告代理店などのパートナー企業と協力してビジネスを完結させるという流れのように、各自の役割が明確に定まっていました。しかしながら、今私たちは従来の枠組みを打破し、顧客や市場に寄り添ったビジネスを展開する必要性を強く感じています。

例えば、若者をターゲットにしたTikTokの広告クリエイティブを考える場合、従来のように大手広告代理店が立案する広告クリエイティブより、実際のユーザーに近い渋谷の女子高校生と協力した方が、よりクリエイティブで効果的なアイディアが生まれる可能性があるかもしれません。また、店舗ビジネス向けの新しい事業を立ち上げる際には、現場から遠い役職者の意見が全て正しいとは言えません。もしかしたら、お客様に近い店舗スタッフやアルバイトのアイデアを取り入れた方が、より良い事業を展開できる可能性があると考えます。このように顧客や市場を深く・正しく理解した上でビジネスを展開させていく方がより本質的なアプローチができると考えており、私たちはこの軸を大切にしています。


弊社が提供するCVR最適化プラットフォーム「Letro」も、購買検討者の心を動かすためにはブランド体験に関わっているお客様の意見が重要だと考え、UGCをベースにしたコンテンツ量産・運用の支援を行っています。また、動画制作ツール「LetroStudio」も、創造性がめぐる社会の実現へ向け、アイデアや創造性はあるものの、デザインスキルやリソースが不足している企業様でも簡単に広告クリエイティブを実現できる世界観を構築しています。

我々が提供するサービスを利用いただくことで、企業担当者が多くの生活者や必要な能力やスキルにアクセスしやすくなればブランドの可能性が広がっていくのではないかでしょうか。様々なアクセスポイントを作り上げた上で自社に合ったマーケティングや商品開発、事業戦略を展開することで、「制限のない豊かな世界」が実現することを目指しています。


ー村岡さんが事業を運営するうえでどのようなことを大切にしていますか??

私たちは業界・顧客に対して真っ直ぐに向き合い、正しい打ち手を打ち続けることを大切にしています。その結果、お客様からも「アライドさんは本当によく考えてくれる」と評価いただけており、これが競争優位性の1つになりました。

さらに私は、他社が成長のプロセスで諦めた本質的な価値を、サービスとして利益を上げながら市場に提供していくことにロマンを感じています。これができるのも、大手広告代理店でもスタートアップでもできない、弊社のような歴史と資産を持つ企業だけが使える特権です。日々の仕事に誇りを持ちながら、「旧態依然な業界を私たちがディスラプトしていく」という思いで取り組んでいます。



ー「Letro」についても同じ思いをもって事業展開されているのですか?

はい、その想いが強く入っています。サービス開始当初、周りから「月額5万円で小さなことをやっている」と言われたり、「UGCやシステムにお金をかけるなんて馬鹿げている」と言われたりすることもありましたが、私たちはこの状況を変えてきました。着実にUGCのマーケティング効果を証明し、広告に投資するよりも費用対効果が高いことを証明することができたことで、今では月額200万円以上をいただいている企業様も増えてきました。このように、周りが無理だと言っていることや他の会社が成し遂げられなかったことを達成することはとてもカッコいいなと思いますし、やりがいを感じますね。


Letro(レトロ)|ECの売上向上に直結する運用型UGCツールNo.1
Letro(レトロ)はECの売上向上に直結する運用型UGCツールです。Instagramの投稿や商品購入者レビューなどのUGCを生成・収集し、活用、最適化することにより顧客獲得効率の最大化を支援します。
https://service.aainc.co.jp/product/letro/


ー最近、働き方を変えられたというお話を伺っております。背景や詳細について教えてください!

「フルリモート」を廃止しました。小さな規模でありながら、大企業に対して競争力を持ち、ジャイアントキリングをする弊社の勝ち方を実現させていくためには弊社が掲げるバリューのひとつである「変化に適応」というものが大切だと思っています。しかし、フルリモートの働き方はこの勝ち方を目指す組織にとって生産性を欠く可能性が高いと考えました。

例えば、良いアイデアが浮かんだ場合、フルリモートではチャットで相談し、予定を確認してから次の週に話し合うという「時間の遅延」が生じます。マーケットの変化が激しい中で、先を見越したプロダクトを作り上げていくためには、コミュニケーションの頻度や効率の観点から、フルリモートよりも出社が適していると思いました。そのため、私たちのValueを忠実に体現する結果として、今年(2023年)から週2日の出社日を設ける決断に至りました。



ー村岡さんは最終面接官を務められることが多いと思いますが、見ているポイント・一緒に働きたい方の特徴について、教えてください。

コミュニケーション能力と志向性を重視して見ています。

コミュニケーション能力は、「同じ世界観での会話ができる方」という点を重視しています。面接のために準備をしていただいたお話はもちろん大切にしますが、同時に、面接の場で「自分自身の言葉」でコミュニケーションができる「素地」も大切にしたいなと考えており、面接の場ではおそらく他の方よりも深いレベルまでお話をお伺いします。入社後、お互いが困ってしまわないように「正しい回答」ではなく、「自分なりの答え」を聞くことができるよう意識しています。

志向性については、「向き合い方」を重視しています。SaaSやベンチャー企業の「環境」に魅力を感じる方は多くいらっしゃいますが、私たちは個人の成長よりも「成果」を重視しています。もちろん、成長するための環境は準備していますが、入社後にどのような成果を出していただけるかが重要であり、具体的にどのようなパフォーマンスが期待できるかという点を聞くように意識しています。最後に、現在のアライドアーキテクツには、プロダクトを愛し、真面目で純粋な人々が多く在籍しています。「プロダクトに対して真摯で純粋な思いを持ち、真面目な方」にはピッタリな環境だと思いますので是非ご応募ください!


ありがとうございました!


アライドアーキテクツ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
17 いいね!
17 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング