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「明確なゴール設定こそ、成功への近道なんだ」中途半端なジブンをやめたい少年を救った、“夢ノート” の存在とは - 卒業ストーリーVol.6 -
こんにちは、リバラボ広報部のきこりんです。
リバラボインターンシップでは、学歴・職歴に関係なく18~29歳の若者が2年間のジョブ型インターンを通し、キャリアを再生するプロジェクトです。2年のインターンを卒業した後は、転職までサポートしています。
2020年3月。まだ顔に幼さが残る、19歳の少年がリバラボインターンシップに参加しました。今回の卒業インタビューの主人公である拓人(21歳) です。
高校を卒業後、鉄鋼業の会社で電気保安員に就くも、「楽に稼げるから」 という甘い誘惑に駆られ、ネットワークビジネスに手をつけてしまう彼。そんな中偶然、リバラボ人事の芝田と出会い、インターンへの参加を決めます。
「中途半端に投げ出さない人になる」 そう決意しスタートするも、待ち受けていたのは多くの壁。辞めてしまいたいと諦めかけた彼に一筋の光を与えたのは、新人研修で作った「YM(夢)ノート」 でした。一体、そのノートにはどんなことが綴られていたのでしょうか? 彼の苦労と努力に迫ります。
■Profile
拓人
21歳、熊本県出身。高校卒業後、東京の鉄鋼企業で電気保安員として約1年勤務するも、退職。偶然リバラボの人事担当と出会い、現状や未来に危機感を覚え2020年3月 リバラボインターンに参加。参加から1年6ヶ月でチーフマネージャーに昇格し支局をまとめ上げる。
YMノートが教えてくれた自分の原点
ー卒業、おめでとうございます!リバラボでの2年間はどうでしたか?
拓人:あっという間でしたね。キツイことが9割の2年間でしたが、「とにかくやりきった」 という達成感でいっぱいです。
ー大変なことが多い中でも続けることができた「理由」はなんでしょう。
拓人:目標を常に持ち続けたから、です。リバラボに参加した社員は、最初の新人研修で「YM(夢) ノート」 というものを作ります。これは、自分の現状・2年間の目標・2年後の理想像・自己分析・職種分析などを細かく書いていくノートですが、これらを明確に固めることができたので、不安になった時の羅針盤的な役割になっていました。
ー実際にYMノートが活きたエピソードがあるとか?
拓人:入社して1年が経った時、自分のもとに付いていたメンバーが退職し、さらに営業結果も思うように上がらず、「もう辞めたい」 と思うことがありました。そんな思いを抱えながらぼんやりと部屋の掃除をしている時にYMノートを見つけて開くと、入社当時の熱い思いが綴られていて、初心に立ち返るきっかけになりました。そこから、負けてたまるか! と闘志に火がついて盛り返した経験があります。
結果、目標の1つだった支店長には到達できませんでしたが、1番のゴールである「中途半端な自分には戻らない」 を達成できたのは間違いなくYMノートのおかげです。
※拓人のYMノート。「二年間は諦めない」 と熱い思いが最後に書かれています。
全員で掴みとった成果
ー1番印象に残っている出来事を教えてください。
拓人:自分がチーフマネージャーになったことも嬉しかったですが、その時に支局のほぼ全員が昇格できたことの方が印象に残っています。まさに支局全体が一体となった出来事だったので、鮮明に覚えていますね。
もちろん、最初からうまくいっていたわけではないです。その月の初めは全く売上が上がらず、試した施策は全て空回り。完全に行き詰まっていました。そんなときに上司の片桐さんから「施策を色々試すのも大事だけど、やりすぎは良くない。1つ決めたらそれをとことんやり切ること」 とアドバイスをもらい、軌道修正。結果、その月は全員が目標を掴むことができ、役職を上げることができました。
※当時のメンバーたちと表彰式で壇上に上がる拓人(上段中央) 。
ー上手くいかない時は人に頼るって大事ですよね。
拓人:リバラボ生あるあるだと思いますが、組織全体を見る立場になると、課題に対して「自分でなんとかしないと…」 と考えが凝り固まる時があります。自分もそうでした。でも、上手くいかないことは悪いことじゃなくて、むしろ成長の伸びしろがあるのと一緒です。だから、組織など関係なく情報共有をしていく。できてるところから徹底的にパクる。自分なりに考えてPDCAを回すことも大切ですが、みなさんには頼れる仲間や先輩がたくさんいることを忘れないでほしいなと思います。
チャンスはいつか回ってくるから、愚直に
ーこの2年間で得た、1番の学びはなんでしょう。
拓人:色々ありますが、「愚直にやる大切さ」 でしょうか。誰しもスランプに直面することがあると思いますが、自分はそのスランプが8ヶ月続きました。個人成績は取れていましたが後輩を上げることができなかったので、同じ役職で止まっていたんです。
ある日、営業部で大きな組織変更があり「結果が出なくても粘り強く頑張ってくれたから、組織を任せたい」 と営業部から大きなチャンスをもらい、組織を束ねる立ち位置へ異動。そこからスランプを抜け出し、チーフマネージャーまで昇格することができて。
こうした経験を通して、愚直にやり続けた人にチャンスはくると実感しました。結果が出なくても、行動で示し続けてたら見ている人は必ずいます。… とはいえ、上手くいかないとめげそうになりますけどね。(笑) そんな時は、目の前のことより先の目標を考えるようにするといいかもしれません。
ー現在転職活動中ですが、どんなセカンドキャリアを考えていますか?
拓人:せっかくここで営業を学んだので、このスキルを活かせる仕事に就きたいなと考えています。また、自分がここで人事の芝田さんにお世話になったので、人事という仕事にも興味があります。いずれにせよ、新しい環境になってもここで培った「結果にこだわる姿勢やマインド」 は忘れず、最速でトップをとってみせます。リバラボも毎月卒業生が増えているので、少しでも彼らのロールモデルになれるよう頑張るので見ててください!
ーでは、ここで頑張っているリバラボ生にメッセージをお願いします!
拓人:2年間やっていくうちに、キツくて折れそうになる時って山ほどくると思います。でもそこで諦めてしまうと、実績もやりがいも、なりたい理想像だって遠のくばかりです。仲間と先輩をたくさん頼って、目標を常に追って、頑張ってください! 自分も次のステージで挑戦し続けます。
そして新人の皆さん。新人研修では右も左も分からないまま色んな知識をインプットしていくので、大変ですよね。でも、YMノートは絶対作ってよかったと思える時がくるから! 妥協せずにやりきってくださいね。
スペシャルメッセージ
最後に、拓人がリバラボに参加するきっかけを作り、参加中も陰ながら支えていた人事の芝田から応援メッセージをもらいました。
拓人
2年間、本当にお疲れ様でした。最初の出会いは2年2ヶ月前。拓人が19歳で自分は24歳。熊本から千葉に出てきたばかりの高校生で、どこかあどけなさが残っていた当時。今となっては10数名引っ張るリーダーにまで成長を遂げて本当に心から感動しています。
入社前、何回も自分自身と向き合った選考。
入社後、何度もプレッシャーに負けそうになった日々。
でも2年間やり遂げましたね。当時入社した時の思いを失うことなく、ここまで劇的に成長した姿はまさにリバラボ生の鑑です。
まだまだ続く未来に向かって、これからも突き進んでください。