■決まった形がない、だから、おもしろい
みなさんは郵便局を使ったことがありますか?
「郵便物を受け取る」ところまで含めると、郵便局と一度も接点のない人はいないと思います。
つまり、郵便局は社会のインフラであり、すべての人に便利であったり、喜んでもらうことが求められていることになります。
しかし、すべての人に役立つ画一的な郵便局を私たちは目指しているのでしょうか。
たとえば、いつも混雑している都心の郵便局ならAIのチャットボットや事前予約ができるオンラインサービスが喜ばれますが、地方の郵便局を利用する高齢者にとってそれは必ずしも便利とは限りません。
このように、画一的な理想の郵便局を作るのではなく、世代や地域などさまざまな多様性に応じた「みらいの郵便局」を創っていくことが求められています。
正直、簡単なことではありませんが、同時にこうしたチャレンジができることに、私たちはワクワクしています。
■できること、やりたいことは、無限大
郵便物や年賀状の発行数が減少しているという話、みなさんも聞いたことがあると思います。
一方で、ゆうパックなど荷物運送の取り扱いは年々増えており、物流事業としての観点では、市場が成長し続けている状況です。
日本郵政グループにはそのほかにも、ゆうちょ口座(1億2,000万口座)、かんぽ保険(契約数2,000万以上)など、日本最大級のアセットがあります。
目下デジタルの力を活用して、「このアセットをどう活かせば成長事業に変えていけるのか」を試行錯誤中。できることは無限大、やりたいことも無限大、そして、日本を変えるというダイナミックなチャレンジにみんなで日々楽しみながら取り組んでいます。