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≪TB INTERVIEW≫「チョイス」マーケター/地域の熱い想いを寄付者に届けて”つながり”をつくる

TBbaseより転載

設立10年目という節目に始まった、トラストバンクの「人」にスポットライトを当てたこの連載。第3回となる今回登場するのは、ふるさとチョイス事業部のマーケティング執行責任者・千葉祐輔さんです。
「ただ数字を追いかけるだけのマーケティングではない」と熱く語ってくれた千葉さん。ふるさとチョイスのマーケターだからこそ持ち合わせる、さまざまな施策に通底する地域への想いについても教えてくださりました。

記事のポイント
1,地域活性化のため、地域と寄付者をつなぎリピーター・ファンを増やす
2,寄付者が何を価値と考えるか分析し、自治体とプロダクトにフィードバック
3,規模感が大きく、大胆な企画を機動力高く実行できるのが魅力
4,目先の数字だけではなく、地域社会やふるさと納税の「あるべき姿」を考える

トラストバンクの魅力は「理念で駆動していること」と語る千葉さん

■氏名:千葉祐輔
■部署:ふるさとチョイス事業部
■職種:マーケティング執行責任者
■略歴:東京大学文学部卒。2012年に大手広告代理店に入社し、マーケティング業務とクリエイティブ業務に従事。2018年、M&Aプラットフォームを運営するベンチャー企業にマーケティング戦略本部長として参画、事業を黒字化。2020年3月より現職。
■趣味 :漫画・アニメ・囲碁・インテリア・子育て・投資
■手がけている仕事:ふるさとチョイスのマーケティング領域全般を統括


ーどんなお仕事をしているか、教えてください。

ふるさとチョイスのマーケティング領域全般を統括しています。ふるさとチョイスというプラットフォームを通じて、人と地域のコミュニケーションが活性化し、つながりが生まれることを目指しています。


ー一般的な販売戦略などのマーケティングとは少し目的が違いますね。それはふるさと納税に関わるサービスであるからこそですね。

ふるさとチョイスがECサイトではなく、ふるさと納税サイトであるからですね。

事業を成長させる上で寄付額(ECでいうところの売上)が重要であることは大前提ですが、自治体にとってふるさと納税で寄付を集めることは、その先の目的のための手段に過ぎません。集めた寄付金を使って住民の課題を解決すること、まちをPRして関係人口を増やすこと、お礼の品(ECは商品ですが、ふるさと納税では違います)の出品を通じて地場産業を活性化することなど、ふるさと納税には真の目的が存在しています。

だからこそ、私たちは「自立した持続可能な地域をつくる」というビジョンのもと、いかに地域の活性化に資するかという視点で事業を運営しています。マーケティング領域もこの方針に則っており、自治体が寄付獲得だけでなく、まちの認知獲得やリピーター・ファン獲得を実現できるよう、仕組みづくりとソリューションの提案を行っていきます。


ー具体的には、どうやって実現させていくのでしょうか?

ユーザーが価値を感じる情報やお礼の品などを研究し、自治体やプロダクトにフィードバックしていくことが原則です。「自分のまちや特産品の魅力をPRしたい」という地域の側の熱い想いを、ユーザーが喜ぶ形できちんと伝えていけることが、全員の利益になるからです。

この活動に関して、現在は「マーケティングコンサルタント」「マーケティングプランナー(プロデューサー)」という2つの職種で募集を行っています。

マーケティングコンサルタント」は、個別の自治体の課題を分析し、ソリューションを提案するポジションです。ECコンサルタントのように、定量的なデータからアクションを導き出し、マーケティングの成果向上に貢献することが重要になります。

マーケティングプランナー(プロデューサー)」は、自治体が成果を出しやすくなるよう、汎用的なマーケティングノウハウを整備したり、新たな仕組みやツールをつくるポジションです。コンサルタントが個別対応であるのに対し、このポジションは全体施策を担います。高い構想力と思考力が必要なため、エキスパートな人財を求めています。

なお、ここでは説明を省きましたが、ユーザー向けの個別プロモーションを企画運用する「寄付者マーケティング部」、各機能や施策を管理しサイトの全体最適を図る「プロダクトマーケティングマネジメント部」、ブランドコミュニケーションに特化した「ブランド企画チーム」など、ふるさとチョイスにはマーケティングに関連した部門が複数あります。実際の業務ではこうした隣接する部門と連携することになります。


ー千葉さんがトラストバンクに入社したきっかけを教えてください。

もともとふるさとチョイスを5年くらい(入社当時)使っていて、良いサービスだなと思っていました。当時はまだ対面で面接をやっていたのですが、現場も役員も人の雰囲気がよく、一緒に働きたいと思いました。「都会のIT企業です!」みたいなオーラがあまりなく、人に優しい社風なのが自分に合っていたと思います。いろいろな地域の自治体職員さんと歩んできたサービスだからなのかもしれません。


ーチョイスでマーケターとして働くことの魅力をどう考えますか。

「会社全体が理念で駆動している」という点が大きな魅力です。マーケターの中には数字ばかりを追いかけていて何のために働いているのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。ふるさとチョイスでは地域に新しい可能性を創造したい、地域の活性化に貢献したいという思いを全てのスタッフが持っており、そのためには会社としての利益も確保しないとね、という考え方をしています。特に、コンサルタント職は自治体職員の方と直接やりとりするため、成果を出せれば貢献実感を得られやすいでしょう。

次に、「マーケティングの規模が大きい割に、裁量も大きい」という点です。ふるさとチョイスでは1600を超える自治体、40万を超えるお礼の品が掲載されており、マーケティングの規模感も大きいです。しかし一方でふるさとチョイスは変革期にあり、組織もまだまだベンチャー感があるため、大胆な企画を機動力高く形にしていくことができるのが魅力だと思います。こちらはマーケティングプランナー(プロデューサー)が実感しやすいと思います。


ー千葉さんご自身は、入社前後のギャップはありましたか。

そんなにないです。
強いていうなら、もっとあちこちへ出張したいと思っていました。でも、コロナ禍ではどうしようもないですね。


ー最後に、トラストバンクで活躍できる人は、どんな方か教えてください!

マーケティング系の職種については、構想力と実現力の高い人でしょうか。目先の数字だけ改善すればOK、という仕事は社内には存在していません。ふるさとチョイスのあるべき姿、もっといえば地域社会やふるさと納税のあるべき姿を考え、大きな構想を一緒に形にしていける人と仕事がしたいです。


ーありがとうございました!

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