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未来を変えたインターン。挑戦する勇気が道を開く。

なぜインターンにチャレンジをしようと思ったのか、教えていただきたいです。

最初はインターンをしようと思っていなくて、就職活動をしないといけないという焦りから、結果的にインターンにチャレンジすることにしました。私は、履歴書やエントリーシートを書いて、スーツを着て…みたいな就職活動をすることに違和感を持っていて、苦手意識もありました。将来やりたいことに「農業」があって、農業に関わる仕事がしたいと思いました。でも農業だけをしたいわけではないので、農業+アルファに挑戦をしている企業を探しました。


「農業」に興味があったのはなぜですか?

今働いているアルバイト先が1番深く関わっています。自分が食べるもの、体と環境に気を付ける、そういうコンセプトのカフェで働いています。働いていく中で、自分が口にしているものがどのように作られているのか全く知らないなと感じました。そこで、抽象的な表現にはなりますが、何かおかしいなと違和感を感じ、自分の食べるものがどのように作られているのかもっと知りたいと思いました。


 1ヶ月半のインターン振り返った時に、代表的な経験は何かありますか?

やはり1番初めに出てくるのは、はちみつアイスをつくって、お客様にご提供したことです。インターンをする過程の中で、いろんな人と話して、自分ならできるかもしれない!と思って、挑戦させていただきました。結果的に、集落にあるパン屋さんの森とパンでの販売や宿泊をされるお客様へ、ドルチェとしてご提供させていただいたというのは、私の中で1番大きい経験だなという風に思います。


なぜ、はちみつを選んだのですか?

もともと、はちみつについて詳しいわけではなかったです。たまたまスタッフの方がアイスの試作をされている時に、少しお手伝いをしました。その手伝いをした時に、もっといろんな味が作れるのではないか、目黒100パーセントでもできそうなんじゃないかというアイデアが出てきました。そういった話をスタッフの方たちと話している中で、はちみつを作っているミツバチは、森の中でものすごい大きな役割をしていることを学びました。また、目黒では和バチのはちみつが取れることを知りました。その後、「これホテルのツアーにできそうですね」という感じで、たわいもない話の中で出来上がったものです。そのため、1人で考えてやったよりかは、日常的な会話の中で自然とはちみつが選ばれました。


 はちみつが、森の中で重要な役割があることを知って、具体的に行動ができたことは本当に素晴らしいと思います。知るだけではなく、具体的に行動ができたのはなぜでしょう?

私1名ではなく、間違いなく、他の方の協力があってのことです。また、タイミングが良かったこともあります。私が1度、はちみつアイスを試作みたいな感じで作ってみたことがあり、そのタイミングで、料理スタッフの方とお話をする機会がありました。その時に、皆さんに食べてもらったらいい反応がもらえました。それでお客様にもご提供できますか?と聞いてみたら「いいんじゃない」と、お言葉をいただきました。こういった周りの人の声がきっかけで、私の行動力につながりました。

また、実際に行動をすると、ただただ楽しかったことが思い出されます。何か私だけにしかできないことをしたかったことも一つあげられるかもしれませんが、一番の原動力は、周りの反応がすごく嬉しかったこともあります。これをやることによって、会社に貢献できる、誰かのためになるかもしれないと考えたため、私はアクションを起こすことができました。
味見してもらった時に、皆さんがただおいしいって言ってくれるだけではなくて、「もっとこうしたらいいんじゃない?」とアドバイスもしてくださり、それが継続して続けるきっかけにもなりました。


1ヶ月半の集落での暮らしで感じたことはありますか?

初めて行った時に、 次の日の朝から梅拾いが始まりました。朝6時半集合で、慣れない車を1人で運転して 毎朝梅拾いをしました。一見大変そうですが、私はそれがすごく良かったと感じます。地域の方と関わるきっかけができましたし、サンクレアの会社の方と仕事以外の場面でご挨拶ができる機会がインターンを始めてすぐにできたため、私はすんなりその集落に入れました。困ったこととかは特になかったです。田舎暮らしを存分に楽しんでいました。

新しいことに毎日挑戦し続ける感じで、カラッカラのスポンジに、ぎゅーっと水分を入れられたみたいな感じでした。新しいことを毎日挑戦し、吸収していた気がします。

また、ウナギが取れることにも驚きました。絶対にここでないと経験できないだろうなと感じました。あとは、星を見に行ったり、田植えしたり、絶対今住んでいる場所(広島)では、できない経験ばかりしていました。毎日ホテルの仕事以外にも予定がぎっしり詰まっていました。ずっと旅行している気分なぐらい本当に楽しかったです。

サンクレアのインターンは自分で休みをコントロールできます。逆に、自分でその予定を埋めることもできます。私は、毎日予定を入れていて、休んでいたらもったいないと思うぐらい、日々の生活が楽しかったです。


変化があるからいいとか悪いとかってことはないですが、インターンをやったから、新しく出てきた考えやご自身の変化は振り返るといかがですか? 

自分がやりたいことは「これなんだ」と確信に変わりました。元々あった考えである、体、環境に対して、いいものを、 いいことをしていきたい気持ちがより一層強くなりました。

また、もともと「農業」に関心があってインターンを行ったのですが、実際に目黒に行ってより一層強くなりました。また当たり前のことですが「1人じゃ生きていけないな」ということをすごく実感しました。そのため、地域の方との繋がりを大切にしている場所で暮らしていきたいという想いが強くなりました。

また、私はインターンを通して学んだことがあります。インターンを行う中で、社員さんは、藍染めやったり、野外教育やったり、狩猟免許持っていたりと、自分だけのものを持っているイメージがありました。それで、私もそれを持たなくちゃいけないっていう考えになり、すごく焦りを感じていました。ちょうどその時に、スタッフのおひとりから森のツアーをしていただき「木にはそれぞれ役割があって、 影に生えてくる植物、日向だけにしか生えない植物、目に見えないほどの微生物がいたりとか、それらのバランスが保たれてるから森が存在してるんだよ」と、お話を聞きました。

それを人間に置き換えて考えた時に、自分は 今すぐ自分だけのものを見つける必要はないのかなという風に思い、安心できたというか、森を構成している植物の一つみたいに小さくても役割はあるということに気づけた瞬間、その焦りはなくなったことが大きい学びだと私は思ってます。

また、スタッフの皆さんだけではなく、目黒の人たちがすごく素敵です。だからこそ、インターンを頑張れたなと思います。就職したいと思うきっかけにもなりました。たくさんの人に、目黒の人たちに会ってほしいと思います。個人個人、皆さん好きなことをされていますが、 助けてって時にみんなが集まって助け合える関係で、すごくいいなと思います。安心できるというか、それは昔ながらの日本の魅力の1つかなと感じていて、それを継続していきたい想いはあります。


インターンを考えている学生皆さんにお伝えしたいこと

サンクレアのインターンは、自分がやりたければ全部挑戦できると思います。本当にこれやりたいですと言うと、周りの人たちが全力で支えてくれる。そのことから、インターンで何を得るかは本当に自分次第だと私は思いました。

ですが、迷っていてもいいと思います。これやりたいというのがなくてもいいと思います。ただ「何かできることはないですか?」という声かける、その勇気があれば、やっていけると思います。



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四万十川源流にある270人の集落を舞台に、農や持続可能な社会を考える。
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