食育インストラクターが語る『はいチーズ!ベジ』が届ける畑ツアーに込めた想い。 | 事業について
こんにちは!人事部 中途採用担当のSです。本日は当社の「はいチーズ!ベジ」が展開する食育授業の一環である畑ツアーに迫りたいと思います!畑ツアーに込められたコンセプトや想いを、食育インストラクター...
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こんにちは!ベジ部 営業担当のKです。
今回は「はいチーズ!ベジ」で扱う野菜の品質管理への拘りについてお話したいと思います。
speaker:H.K
大手自動車メーカーに新卒入社、その後学校給食向けの総合商社に転職し、学校の栄養士さん向けの営業から、仕入れ先の開拓、新商品立案などを行う。そして、2022年2月に「はいチーズ!ベジ」の事業立ち上げメンバーとしてジョイン。
そもそも「はいチーズ!ベジ」とは…
全国12,000団体以上※ の保育施設に向けて総合保育テックサービスを展開する当社「はいチーズ!」と、農家と強いネットワークを持つ「ベジリンク」が提供する、Eat & Educationを軸とした保育園のための給食食材配達&食育サービスです。子どもたちが安心安全に食を口にできるように、産直野菜にこだわりを持った食材を保育園へお届けします。
※2024年9月現在、16,000団体以上となっています。
また、保育士の負担軽減と子ども向け食育活動の充実を目的に、無料の食育出前授業や食に関する配信物の提供、更には畑ツアーなど農家さんとの交流をデザインしています。保育園に通う子どもたちにとって、農家や野菜がより身近なものとなり、自分自身を形成する「食」に少しでも興味を抱くような活動を行っています。
「Education」にフォーカスした記事は、こちら👇
営業担当が語る「はいチーズ!ベジ」とは…?
私たちは保育園給食の食材提供をしています。皆さんがイメージしやすい表現をすると「八百屋さん」です。
保育園からの注文があった野菜をパートナーの食品問屋さんに納品し、そこで肉や魚、調味料などを合わせて、保育園へ納品してもらっています。
そして「はいチーズ!ベジ」では野菜のピッキング※ は、ピッキングセンターという青果業者さんに「はいチーズ!ベジ基準」での仕事を受けてもらい、野菜を納めてもらっています。
※ピッキング:各食材をお客様のご注文に合わせて仕分けること
「はいチーズ!ベジ基準」とは何かというと…
保育園給食に特化した私たちのノウハウがたくさん詰まったピッキング方法です。
野菜の検品方法から、資材、エラー数※ などのデータ分析等かなり多岐にわたります。
※エラー:野菜の品質劣化のこと
従来青果業界での野菜に対する考えは「痛んでしまって当たり前」でしたが、その固定概念をなくし、なぜ痛んだのか?どう改善するのか?をデータを用いて分析し、ピッキングフローの改善提案などをしています。
その為、パートナーの食品問屋様から「はいチーズ!ベジさんは八百屋っぽくないよね」とよく言われます。
私が入社初日に「はいチーズ!ベジ」のこだわりを感じたエピソードを紹介します。
夕方、ある営業メンバーがお客様から交換の依頼のあった玉ねぎ1玉を持って帰ってきました。
私は「玉ねぎの1つの交換だけで営業が行くんだ。赤伝※ じゃないんだ」と思いながら営業メンバーとセンター担当者が話し合っている会話を聞いていました。
※赤伝:使えなかった野菜分の請求を減らしてもらうこと
営業「この玉ねぎなんだけど、頭の部分触ったら柔らかいんだよね。これは検品で弾かなきゃダメじゃない?ピッキングの時に気づけなかったのかな?」
センター担当者「本当だ。これは検品で弾かなきゃダメだね。ルールを守るように徹底させるわ」という会話をし、その場でまな板と包丁で玉ねぎを半分に切ると、中が変色しておりました。
新人の私からしたら何も変哲もない普通の玉ねぎでしたし、玉ねぎ1玉に対してここまでこだわりを持って対応している会社は見たことありませんでした。
△中身が変色した玉ねぎ
ほとんどの青果業者は「たまたま悪いのが届いちゃった」「予備を多めに入れておくからいいでしょ」「野菜なんだから・・・」のような会話になります。
けれども「はいチーズ!ベジ」ではそうならないんですよね。「何がいけなかったのか、どうすればこれを弾くことができるのか」を真剣に考えピッキングセンターにフィードバックします。
そしてなぜ、私たちがここまで青果業界の常識にとらわれないかというと、実は「はいチーズ!ベジ」のメンバーは青果業界出身者が一人もいないんです。
食や子どもの成長に想いを持った様々な業界/業種から集まったメンバーです。
固定概念に捕らわれず、お互いのこれまでの経験を活かしながら「もっとこの業界が良くなるためには何が必要なのか」を常に考え各ステークフォルダーと向き合います。
時にはピッキングセンターとぶつかることもありますが、根気強く打ち合わせを行い、どうすれば出来るようになるのか、問題はどこにあるのかなどを頭と体を使って解決に当たります。
私たちは青果業界の常識を覆し、より青果業界を盛り上げて行きたいと思っております。
他にもございますので、ぜひご覧ください👇