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地方で働くフルリモートエンジニアのチームマネジメントとは?

リモートワークを推奨する企業が増えてきましたね。当社でもリモートワークで活躍するエンジニア2名に、実際の仕事の進め方や工夫していることをインタビューしました。

‐どのようなお仕事をされていますか。

メンバー2名と一緒に写真館向けオンライン販売システム「はいチーズ!+」の機能開発を行っているのと、「はいチーズ!」のリファクタリングを行っています。

仕事の流れとしては、セールスチームから機能追加や改修に関する要望をヒアリングし、開発内容を設計し、メンバーとの間で役割分担を決めて進めていく形です。
コミュニケーションは開発メンバー2名とのやりとりが最も多いです。

日次でオンラインMTGを行い、その日のタスクを確認していきます。
実際に仕事を進める中ではSlackやGitHubでのコミュニケーションがメインとなりますが、開発途中で詰まってしまった際にはGooglemeetの画面共有で実際にコードを書いている画面を見ながらアドバイスを行ったりしています。

対面時よりも「能動的なコミュニケーション」が必要になった

‐リモート下の業務で意識していることはありますか?

やはり対面だと気軽に行えるちょっとしたコミュニケーションはどうしても減ってしまいますよね。対面であれば、日々の雑談や雰囲気から、メンバーのコンディションを感じ取ることができますが、場所が離れていると「感じる」ことで得られる情報が少なくなります。そうなるとこちらから困っていそうなメンバーに声をかけることもできない。

その点を補うためにも意識して能動的なコミュニケーションをとっていくようにしています。

週に1回メンバーとのあいだで行う1on1の中では、メンバーの趣味である映画の話などの雑談も含めフランクに話せる場にするようにしています。

リモートでも「いつもの場所」でコミュニケーション

また、「MTGを設定する」という行為自体もコミュニケーションのハードルを高くしてしまうひとつの要因だと思っています。

オフィスで隣の席にいるチームメンバーに話しかけるような気軽さをつくるため、私のチームでは日次MTGを行うオンラインMTGルームを「いつもの場所」と呼んでいて、なにかあれば気軽に「いつもの場所」に集まって話をしています。


「いつもの場所」には、なんだかんだで一日2~3回集まっている気がします。MTGを設定せずとも気軽に集まれる場をつくるというのも、いい方法であると感じています。

‐どのようなお仕事をされていますか。

QAです。サービスで新機能を開発する際や、バージョンアップを行う際に、ユーザーにとって使い勝手の良い設計を考えたり、実際にβ版ができたタイミングで不具合がでないかのテストを行います。

もともとテスト専門の企業に務めており、ローンチ前のテストの部分に注力して取り組んでいたのですが、千ではQAとしてテストでの品質向上に加え、仕様化の段階から会議に参画・活動することで、全体の開発工数削減に繋がる試みに挑戦中です。

仕事を進める上では該当案件に関わるエンジニアと、同じQAグループ4名でのコミュニケーションが多いです。

入社翌月から“人生初”のリモートワーク。上司との関係性が不安を取り除いた。

‐リモートワークへはスムーズに移行できましたか?

私は2020年3月に千にジョインし、翌4月の緊急事態宣言を境にQAチームはリモートワーク体制へと移行しました。感染防止という意味でこのスピード感のある対応はありがたかったのですが、社員との関係性が構築できていない中でのリモート移行となりました。加えて自分自身が40代にして初のリモートワークということもあり、当初は不安が大きかったです。

私の心理的な支えになってくれたのは、入社前の選考時からコンタクトをとっていた同じQAチームの当時のリーダーでした。入社前からかなり密にコミュニケーションをとっていて意気投合していたので、しっかり同じ方向を向けていると実感できていたのは、心強かったです。

リモート移行後も「村谷さん、どう?」とリーダーをはじめ、人事からも定期的に連絡をもらっていたので、そういった働きかけはありがたかったです。

3ヶ月のチーム全員リモートを経て一層濃くなったチームワーク

‐リモート下、チーム内コミュニケーションはどのようにとっていましたか?

全社で導入されているSlackで始業時に「始業します。おはよう。」というコミュニケーションから始まるのですが、Slack上で行われるそういったやりとりに対し、スタンプやコメント等なにかしらの形でレスポンスをしています。細かなルールは定めていないですが、チーム全員、積極的にリアクションしています。

業務進捗管理とはまた別で、週に1回「QAについて考える会」というものをチームでおこなっていました。

もっとサービスをこうしていきたい、QAとして事業とこういう関わり合い方をしていきたい、などチームで想いを語る場なのですが、こういった場で話し合いができたこともベクトルを合わせるという意味で良い取り組みだったと思います。

信頼できる仲間と仕事をするのが楽しい。これは、リモートでも出社でも変わらない。

緊急事態宣言の解消を経て、今は通常どおりオフィスに出社し、週1でリモートワークをしています。

リモートでも出社でも変わらないのですが、楽しく仕事をするうえで「誰とはたらくか?」は重要なポイントだと思っています。QAチームでは目指している方向性の一致を感じることができており、楽しく仕事に取り組めています。

福岡オフィスは少人数ですが、信頼する仲間たちと仕事ができており、私にとって最高の職場だと思っています。

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