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はじめまして。千 株式会社のものづくり部の熊谷大地です。ものづくり部はシステム開発を担当する部署でして、私は2013年に新卒入社してから写真サービス「はいチーズ!」の開発と運用を続けて来ました。
そんな私が2018年11月25日〜11月30日にラスベガスで開催されたAWS re:Inventに参加することができ、そこで得られたことや体験したことをお伝えしたいと思います。
はいチーズ!とAWSの関係
はじめに「はいチーズ!」とAWSとの関係について簡単にご説明させていただきます。「はいチーズ!」は幼稚園・保育園向けの写真サービスで、保護者の方が我が子の写真をインターネット上でいつでも閲覧・購入ができるWebサービスです。私たちものづくり部のエンジニアが開発、運用しておりますが「はいチーズ!」ではAWSを全面的に利用しています。
AWS(Amazon Web Services)とは、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスで「はいチーズ!」ではAWSを利用してユーザにサービスを提供しています。
また、保護者の方が簡単に我が子の写真を探せるように開発した顔検索機能も、AWSが提供する画像認識サービスを利用しています。
このような関わりがあるため、ものづくり部のエンジニアにとって、AWSをより使いこなすための方法やAWSがこれから向かう先、描いている未来などはとても重要な関心ごとであったという背景があります。
AWS re:Inventとは
AWS re:Inventは世界最大のAWSのカンファレンスです。いわゆる営業イベントとは異なる学習型のイベントであり、AWSのユーザやエンジニアが多く参加します。新サービスの発表やAWSの様々なサービスの使い方を説明するセッションがあり、それらを通してスキルアップを図ったり自社のビジネスに役立てる手掛かりを得るのが参加する主な目的です。AWS re:Inventは今年で7回目の開催となり、全体の参加者は約50,000人、そのうち約1,200人が日本からの参加者でした。また、イベントの規模は年々大きくなっており、今回はラスベガスの7つのホテルを会場として開催され、ホテルを行き交うために専用のシャトルバスがラスベガス中を走り回り、道ですれ違う人のほとんどがre:Inventの参加者か関係者という状況で、とてもスケールの大きいイベントでした。私もAWS re:Inventの噂は予々聞いておりましたので、AWSを生業とするエンジニアとして一度は参加できればと思っていましたが、今回は私を含む2名のエンジニアが参加できました。
現地で体験した雰囲気や空気感
成田空港から太平洋を越えてシアトルへ行き、そこから飛行機を乗り継ぎマッカランへ飛び、ラスベガスに向かいました。ラスベガスの第一印象は、街全体が“お祭り状態の街”というものでした。街の雰囲気、豪華で巨大なホテル、カジノの熱気だけでもそう感じるところに、AWS re:Inventの参加者や運営スタッフがあちこちにおり、シャトルバスが走り回るのをみると、ただでさえエンターテイメントの宝庫であるラスベガスがAWSに染まっているように見えました。そんなAWS re:Inventに参加して目の当たりにしたものは、このカンファレンスがまさしくAWSエンジニアにとっての一大イベントだということです。7つのホテルを会場として行われる2000を超えるセッションや出展企業のブース。AWSやAmazonのエグゼクティブの登壇では、AWSのこれまでの軌跡やこれから向かう未来、そして新しくローンチされる新サービスが発表され、世界中から集まった5万人のエンジニアと一緒に共有して盛り上がりました。事前の予備知識や後日配信される資料や動画を見ただけでは体験できない熱量や熱気がありました。
今後の活動
私は今回のAWS re:Inventへの参加を通じて、現地で体験しなければ得られない多くのものを得ることができました。AWS re:Inventに参加することができて本当にうれしく思うと同時に、快く送り出してくれた家族・会社・同僚には感謝しかありません。この経験を私の財産として、「はいチーズ!」とAWSに関わるエンジニアとして活動してく糧とします。そのためには得られた知見を「はいチーズ!」を含めるビジネスに役立てて行くことと、私が体験したこと感じたことを共有し、千という会社の環境があれるからこそ実現できたという魅力を伝えていくことが一番だと考えます。
最後になりますがこの記事がきっかけに千に興味を持っていただけたら、とても嬉しく思います。