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【コミュニケーションデザイナー対談】元LINEヤフーデザイン本部長の元で圧倒的な成長スピードを楽しみ、クリエイティブスキルを高めていきたい

顧客起点の営業活動「インテントセールス」を実現しているSalesMarker。AIを活用した商談効率を高めるプロダクトとして、多くの企業から注目を集めています。

今回は、SalesMarkerの魅力を発信するコミュニケーションデザイナーの倉持さん、小川さんにインタビュー。お2人は未経験から独学でデザインスキルを身につけ、デザイナーとして経験を積んだ後、SalesMarkerに入社した経歴をお持ちです。それぞれに感じている仕事の魅力や、社内の雰囲気・カルチャーについて詳しく聞きました。


倉持 真佑/ デザイン本部 コミュニケーションデザイナー 

調剤薬局に新卒入社し、医療事務として勤務。その後、知人の紹介で制作会社に転職。Webマーケティングの仕事に従事しながらWebデザインに興味を持ち、キャリアチェンジした。株式会社Sales Markerではコミュニケーションデザイナーとして、マーケティングやブランディングに関わるクリエイティブ作成や、サービスサイトのデザイン・コーディングにも従事。


小川 聡美/ デザイン本部 コミュニケーションデザイナー 

ソムリエの資格を活かし、高級レストランに就職。ホスピタリティが求められる環境で活躍していたが、育児との両立を考えるようになり、在宅でもスキルアップできるWebデザイナーへ転職。Webマーケティング支援会社に入社し、企業のWebサイト制作を手がけていた。2021年からは個人事業でグラフィックデザインにも挑戦。2023年に株式会社Sales Markerに業務委託でジョインし、2024年から正社員として入社した。

独学で培ったデザイン経験を活かし、コミュニケーションデザイナーに

──「コミュニケーションデザイナー」とは、どのような職種なのでしょうか?

倉持
当社の「コミュニケーションデザイナー」は、ビジネス観点、マーケティング観点、ブランド観点が必要なデザイナーを指します。販促に大きな影響を与える役割を担っており、Sales Markerの世界観を世の中に広めていくことがミッション。Webサイトや広告などを通じて、社会に向けて広く発信し、魅力を伝えていく領域を担当しています。

ちなみにデザインに関しては、独学で学びました。新卒で調剤薬局に入社し医療事務をしていたのですが、知人の紹介でWebデザイナーに興味を持ち、転職。その後、Web制作会社を経て、Sales Markerに入社しました。

小川:
私も同じく、独学でデザインを学びました。スクールは費用が高いイメージがあり、最初から選択肢には入れませんでしたね。

Web上には安い費用で勉強できるツールがたくさんありますから、そこでトライアンドエラーを繰り返しながら、スキルを身につけたんです。

最初のキャリアはレストラン勤務だったので、未経験からスタートし、少しずつスキルアップしていきました。

──Sales Markerへ入社をしようと思われた「決め手」について教えてください。

倉持:
前職はWeb制作会社で、医療法人に特化したHP制作を担当していました。新卒入社した調剤薬局での医療事務経験が活かせると思ったのですが、主に担当していたのはデザインバナーの作成や、コーディング。最初のうちは楽しかったものの「もっと新しい領域に挑戦したい」と思うようになったんです。

そんなときに偶然、転職エージェントの紹介でSales Markerを知りました。急成長している会社だと聞き「私自身も一緒に成長できるかもしれない」と思ったことを、覚えています。

また展示会のブースデザインから、SNS向けの広告配信、バナー作成、Webサイトデザインまで幅広い領域に携われる点も、入社の決め手となりました。

小川:
私が最初にSales Markerにジョインした時は、業務委託だったんです。これまでに培ったデザイン経験を活かして、個人事業主としてWebデザインを続けていたのですが、2024年に改めて正社員で入社することになりました。

業務委託だった頃は、まだ社員が30名程度。当時は代表から直接タスクを依頼され、やり取りをしていましたね。その時から「業務委託であっても成長できる環境を提供したい」と語る代表の言葉を聞き、とてもびっくりしました。

「こういう温かみや感謝の気持ちが交わされる環境で、働きたい」と感じたことが、入社の決め手になっています。

入社当初は周囲の人材レベルの高さに圧倒されて「私がプロジェクト推進できるとは思えない」と心配していたんです。しかし、リーダーシップを発揮してチームを牽引してくれるメンバーもいたため、安心して成長していけそうだと感じています。

とにかく雰囲気が良い環境でレベルの高いFBをもらえる

──現在担当している業務内容について、教えてください。

倉持:
現在はサービスサイトのリニューアルを担当中です。デザインからコーディングまでを手がけており、さらに新規で1ページ分のデザインを任せてもらえることが決定しました。バナー作成などのクリエイティブも合わせて、携わっています。

また、隔月に1回ペースで展示会があるため、そのスケジュールに合わせてブースデザインも担当しています。広い会場内で「どうすれば目立つのか」を考えるのが、デザインをする上でのポイント。ターゲットとなるお客様に足を止めてもらえるよう、戦略を立てて工夫しています。

小川:
私はWebサイトのさまざまなページデザインを担当しています。直近ではサイト経由でダウンロードできる資料デザインをすべて刷新するプロジェクトに参加。統一感のあるトーンに揃え、イラストなども盛り込みながら1つひとつに個性を感じるデザインを意識しました。

さらに新しいチャレンジとして、動画制作も始めています。トップページに掲載中の動画編集も、私が担当しました。

──小川さんと倉持さん、それぞれの役割に違いはあるのですか?

小川:
得意領域の分野が違うため、まるでパズルのピースのように補い合っていますね。倉持さんはプログラミングスキルが高く、Webサイトのコーディングが得意。私にはできない分野でもあるので、いつも詳しく教えてもらっています。率先して進めてくれるので、とても助かるんです。一方で私は、デザインのテイストについて率直にフィードバックしています。

倉持:
まさにそのとおりです。私はデザインよりも、コーディングの方が実は得意。デザインに関しては小川さんをはじめ、先輩社員や上司からも積極的にフィードバックをもらい、勉強中です。挑戦したい業務があれば希望を叶えてもらえるので、高いモチベーションで仕事に取り組めています。

──デザイナーチームの雰囲気や、社内のカルチャーはいかがですか?

小川:
デザイナーチームは非常に雰囲気が良いです。上司であるCDO(chief design officer)の岡さんと、リーダーの清水さんの2人は、前職のヤフー株式会社の同僚だったそうで、お互いのコミュニケーションがしっかり取れている様子が伝わってきます。

私もチーム内で1on1ミーティングをする度に「いつも仕事の様子を気にかけてくれているな」と感じています。

先日もCDOの岡さんに、サービスサイトの紹介動画のデザインについて相談したんです。とても忙しいはずなのに、完成度の高いフィードバックが瞬時に出てきて、鳥肌が立ちました。アイデアが出るまでの時間はわずか数十秒。長い間考え、悩んでいた自分と比べると雲泥の差です。そのため、本当に頼りにしていますし、圧倒的なスキルの差を感じて尊敬しています。

例えば「セミナーは誰に届けるものだろう?」「どういう課題解決をしたい方にきてもらうんだろう?」とロジックを考えてデザインを設計していく才能が、岡さんは際立っていると思います。

働き方に関してはリモートワークが多く、バーチャルオフィスを活用しながらコミュニケーションを取っています。デザインチームは週1回は出社し、補助制度を使ってランチに行っています。リモート主体でありながら、柔軟なコミュニケーションも取れる環境が整っていると感じていますね。

倉持:
社員の仲の良さについては、私も同感です。部署ごとの業務内容を振り返る「会社報告会」では、月1回の開催に合わせて参加者みんなでごはんを食べに行くなど、部署間の交流の場としても活用されています。

また改めて社内のカルチャーを考えると、「個人の挑戦を後押ししてくれる」風土があると感じます。

私は先日、展示会ブースのデザインに初挑戦させてもらったんです。先輩に相談し、サポートしてもらいながら、実現することができました。「やってみたい」と声をあげれば、会社が全力で支援してくれる風土が根付いていると思います。

加えて、相談しやすく安心感があるので、雑談をしているうちに自然と将来のキャリアについて語ることもありますね。「それなら、こういうスキルがあるといいかも」とたくさんアドバイスをしてくれる先輩が多く、とてもありがたいです。

小川:
それから、経営陣との距離感の近さもユニークな点かもしれません。それを象徴する制度として「ニーズカード」があります。会社全体の業績、社内文化などをより良くするための取り組みとして、グロース本部が管轄しています。

素晴らしいアイデアを思いついたとしても、発信する機会がなければただの損失になります。それを防ぐために、どんなアイデアでも構わないので「ニーズカード」に記入し、発信できるようにする仕組みです。まさに社内の風通しの良さを表している施策だと思っています。特にプロダクトチームからたくさん発信されている様子を見て、私もやってみようと考えていたところです。

ロジックと情緒を両立させ、届けたい人に届くデザインを

──「コミュニケーションデザイナー」として日々心がけていることはありますか?

小川:
まず大前提として、コミュニケーションデザイナーにとって大切なものは「ロジック」だと思っています。

ロジックをベースにデザインをした広告クリエイティブは「なぜこのデザインにしたのかという理由」が語られます。さらに、そこに情緒的な部分も加えて、目指したい広告クリエイティブが出来上がるわけです。

先輩社員が手がけたものを見ると、シャドーのバランスや絶妙な色合いの遠近感などの表現にメリハリがあり、感覚的に見ても「素敵だな」と思う表現ばかりなんです。その技を踏襲して、突き詰めていきたいです。

倉持:
小川さんと同様、私もマーケティングに関する広告クリエイティブ担当です。だからこそ「届けたい人に届くデザインであるか」を常に意識し、心がけるようにしています。

マーケティングチームのメンバーからは、コンセプトとデザインが連動しているかを確認したり、「もっと視認性を高めてはっきり見やすくしてほしい」などの具体的な提案もあったりします。そうしたフィードバックを採用しながら、よりシャープなデザインを目指したいです。

──お2人はどのような時に「仕事のやりがい」を感じているのでしょうか?

倉持:
SNSの広告クリエイティブに関しては、私が作成したバナーが世の中に発信されています。だからこそ責任感とやりがいは、とても大きなものです。ブランディングルールに沿ったデザインも必要になりますが、それも良い経験になるでしょう。

転職してすぐのタイミングですが、サービスサイトのリニューアル対応に関われている点も、やりがいにつながっています。

小川:
今は会社としても、新たなサービスを展開していこうとしている最中です。経営戦略とブランディングは二人三脚。経営戦略に基づいて、広告クリティブも刷新していることをきちんと伝える経験をしていると思っています。

いずれも経営陣がトップダウンで全社展開するのではなく、自分ごととしてブランディング変更に関われることが、スタートアップの醍醐味。まるでジェットコースターに乗っているような、スピード感のある成長環境です。そうしたプロジェクトに参加できている点は、大きなやりがいにもなっています。

──最後に、これから挑戦したい目標があれば教えてください。

小川:
短期的には「動画作り」に力を入れていきたいです。ゼロベースで調べながら知識を身につけ、スキルアップしていこうと思っています。

中長期的には岡さんのようなBX(brand experience)を目指したいです。そのためにはまず、クオリティの高い思考をインプットする必要があります。

今までの私は作業者として、クリエイティブの質を高めていただけでした。岡さんとの出会いがきっかけで、企画時点での考え方の部分や、考え方に紐づくアクションについて学びたいと思うようになりました。

ブランディング戦略に基づいた、Sales Markerの世界観を表現する施策のインプットができることに今、一番の面白さを感じています。成長スピードの成長スピードの速さを楽しめる方、変化にとらわれずに挑戦できる方、パーパス・バリューに共感できる方は、きっと活躍できるのではないでしょうか。

倉持:
私の短期目標は、バナーデザインのスキル強化です。セミナーのバナーデザインに関しては、まだまだ改善できる部分が多々あります。今後はページ単位のデザインにもさらに挑戦したいですね。

長期的には、デザインスキルをより伸ばしていこうと思っています。小川さんや私と同じように、挑戦を楽しめる方やスピード感を持って成長したい方には、きっと向いていると思いますよ。

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