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REALITYは"バーチャル世界の入り口" - VR業界を志したプロダクトマネージャーがユーザと共につくる未来

REALITY人事の荻野です。

より多くの方にREALITYで働く仲間を知っていただくため、社員インタビューをお届けします!

今回はバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」のプロダクトマネージャー矢部椋さん(以下、むくどりん)にお話を伺いました!

よりよいサービス開発のため、職種を超えたコミュニケーションを密に

ーまずこれまでの経歴を教えてください

新卒ではSONY Xperiaの商品企画として、新しいスマホデバイスの企画をしていました。学生時代からオンラインゲームにハマったり、マジシャンとして宙を飛んだり手から火を出したりと活動していたので「あらゆる制約にとらわれないバーチャルの世界に行きたい」という思いがあり、その実現のためには何らかのハードウェアが必要になると考えていました。

当時VRという言葉が再び流行り始めたころだったのですが、これは自分が実現したいバーチャルの世界に行くことを叶えてくれるものだと思いました。きっと数十年後にはバーチャルの世界がより身近なものになる、その世界では1000万台売れるハードウェアがあるはずだと思い、まずはハードウェアの商品企画としてのキャリアに進みました。

ーそこからどうしてREALITYへ入社することになったのですか?

VTuberという概念が生まれたことをきっかけに、バーチャルの世界の実現にはハードウェアはもちろん必要ですが、その世界で生きるための分身が必要だと思いました。ちょうどその頃読んだ記事で社長の荒木さんことDJ RIOが「アバター」という言葉を使っていて、まさに「これだ!」と思いました。

当時、VTuberはアイドルやアーティスト的な側面が目立っていたのですが、DJ RIOはアバターという言葉で、オンライン空間で生きるもう一人の自分というニュアンスで話していました。その考えに共感し、REALITYへの入社を決めました。

ー現在はどのような業務を担当していますか?

バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」で視聴者が配信者に送ることのできるギフトの企画や、配信上での演出、キャンペーンの企画、新機能開発はもちろん、より良いサービス作りのための分析など幅広く携わっています。

直近だと、REALITY上で除夜の鐘や初詣ができる年越しイベントバーチャル成人式、エイプリルフール限定の100人コラボ機能など、ユーザーさまがよりREALITYを楽しんでもらえるための施策を考えました。

ーこれまでさまざまな業務に触れてきたと思いますが、中でも印象に残っているものは何ですか?

ゲームで遊びながら複数人で配信することができるマルチゲームの仕組みを作ったことはとても印象に残っています。REALITYをアバターを通じてリアルと同じように他者とコミュニケーションを楽しめる場所にしたいと思っていて、その一つとしてゲームを作りたいと考えていました。ただその仕組みをまだ考えられていなかったので、どうすればREALITYで実現できるのか、エンジニアと密に話し合いをしました。REALITYと似たようなサービスがあるわけではないため、何かを参考にするというのが難しかったのですが、自分だけではなく、職種の壁を超えてできることを話し合った結果、複数人で遊べるゲームを作ることができました

一見できなさそうなことでも、エンジニア、デザイナーと一緒にできる方法を議論しながら考えるプロセスに、とてもやりがいを感じますね。

ーほかの職種の方ともコミュニケーションを密に取っているんですね。

そうですね。前職では開発チームが100人単位だったので、どうしてもプロダクトマネージャーとしてコミュニケーションを取る方法が一方通行になってしまいがちでした。人数的に仕方がないことではあるのですが…。一方REALITYではコミュニケーションを取る相手が多くても10名弱なので、ひとりひとりと議論しながら開発ができるのがおもしろいです。お互いに意図を察しながら、どんどん早く作ることができるので、そのスピード感こそがREALITYで働くことの醍醐味かなと思います。

例えばバーチャル成人式はユーザーさまの「成人式がしたいです。」というお客さまのツイートがきっかけで、すぐに全職種集まってミーティングを実施し、何ができるか話し合いました。キャンペーンは通常1ヶ月以上前から準備するのですが、3営業日という短い期間でなんとか開催にこぎ着けることができました。#REALITY成人式にはイベントを楽しんでくれているユーザーさんの声が集まり、実現できて良かったと心から思いました。

ユーザーさまと一緒にREALITYを楽しみ、育てる

ーむくどりんさんの思うREALITYの魅力って何だと思いますか?

3Dアバターを使ったライブ配信サービスというのは、他に例を見ないサービスなので、開発していても発見があります。配信者としても、リッチに自分自身を表現できるのがいいと思います。あとは3Dアバターの価値ってこれからもっと上がってくると思っています。前職でスマートフォンを企画していたからこそ思うのですが、いわゆるポストスマートフォン的なデバイスがそのうち出てくると思います。それがVRなのかARなのか分かりませんが、情報がリッチに表現できるようになれば3Dのコンテンツが生かされる場所ももっと増えていくと思います。

REALITYは基本スマホから配信する形式ですが、clusterと連携することでREALITYアバターのままでバーチャルの世界に行くことができます。この先バーチャル世界がやって来るときに、その世界にシフトしやすいというのはREALITYだからこその魅力ですね。

ーREALITYを成長させるために、心掛けていることはありますか?

心掛けているというわけではないのですが、自分もユーザーとして、REALITYをたくさん使っていますね。この前、配信時間100時間を突破したのですが、普段は視聴がメインで、それ以上の時間を費やしています。ここには書けませんが、ギフトやガチャでもかなりの額を使っていますね(笑)。

ユーザーさまの配信を見ていると発見もあって、実際の企画につながったこともあります。例えば、REALITYには1コインで使えるギフトがあるのですが、これは視聴しているときにユーザーさまに言われて、実現したものです。もちろん各種の数字やバランスは考慮しながら企画しているのですが、ユーザーさまとのコミュニケーションの中で「なるほどなぁ」と気づかされて作ることも多いですね

多くの人へREALITYを届けるために、挑戦をし続ける

ー配信と視聴を合わせると一日のかなりの時間をREALITYで過ごしてるんですね・・・!

確かにそうなりますね!(笑)ただ、仕事という感覚はあまりなくて。もちろん楽しいことばかりではなく、やらなければならないこともたくさんあるのですが、そういう時はどうすれば業務を効率化できるのか考えています。そしてよりスキルを磨いて、なるべく多くの時間を新しいことへの挑戦や楽しい仕事にさけるようにしています。

組織の雰囲気も、やるべきことをしていればやりたいことを後押ししてくれるので、よく「これを開発したいです!」とマネージャーに直談判しています(笑)。普通はプライベートの趣味とかやりたいことのために仕事を早く終わらせると思うのですが、自分は「やりたいこと=REALITYでの新しい挑戦」であって、そのために目の前の仕事を効率化しているという感覚です。

ー最後に、これからの目標について教えてください!

もっともっとお客さまを増やしていきたいですね。電車に乗っている時、隣にいる人がREALITYやっているくらい広げていきたいです。ただ熱量のあるコミュニティとユーザー数は相反する部分もあるので、今のこの熱いコミュニティの状態を広げていきたいと思っています。

個人的には、やっぱり本当の意味でのバーチャル世界に早く行きたいですね。手から火を出したいし、空を飛びたい!少しでも早く実現したいので、今もし世界の技術のロードマップ上で100年後に実現できるのであれば、それが99年になればいいなと思うし、待っていてもなかなか来ないなら、REALITYを通じて少しでも短くしたいという思いでやっています。ただ、そんな簡単ではないので、同じ思いの仲間が増えたらいいなと心から思っています!

ありがとうございました!

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