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ノーコードでプログラミングってどういうこと?遠くにいる仲間と未知の道を歩み始めた私。


はじめに

はじめまして。プロトソリューション ソリューション開発部仙台1の村上です。

基幹DBからデータを取得して加工し、自動車・バイク中古車販売の各サイトで表示するためのデータ連携基盤システムの開発・保守をしています。

今回は私のストーリーをご紹介いたします。

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のんびりした田舎からIT業界へ

青森県の小川原湖という湖のそばで育ちました。遊びも家出?も湖で、私の人生で欠かせない場所です。そんな小学校~高校時代は、特にやりたいこともなく何となく過ごしていました。大学進学で仙台へ行きましたが、学部は経済学部と、どんな職業でも選べそうな学部を選択し、大学でもやりたいことは見つかっていませんでした。

就職活動ではあらゆる職業のブースをのぞいてみたのですが、折しも、2000年問題でSEが大量に必要となるというIT業界の熱烈な誘いと、まだ個人レベルではパソコンもあまり普及していない時代で、”パソコンで何かする”ということに、なにかワクワク感を覚えIT業界に入社しました。

やる気満々の新入社員時代に・・・

最初に入社した会社ではCOBOLでプログラミングしていました。汎用機でひたすらコマンドを叩き、テキストにコードをガリガリ書いてました。

新入社員研修も終了し入社して半年後に、バブル崩壊・・・。突然、自宅待機を命じられました。(あれ?大量に人員必要じゃなかったの?!)

結局半年待っても業績回復せず、退社となり、その後は事務職をしてました。

このままIT業界とは関わることはないかなあと思っていた矢先、最初に入社した会社の同期がIT業界に再就職したことを聞いて、その同期の口利きでIT業界に舞い戻りました。

IT業界に復帰

再就職した会社ではVBでプログラミングしていました。Windows98が世間を席巻していた時で、コマンドを叩かなくてもマウスを使ってあらゆることができるのが画期的でした。

その後、結婚・出産・子育てと自分の人生が目まぐるしく変わる中、気づいたら、VBでのプログラミングは20年以上となっていました。

PSに入社

(現在の仙台本社オフィスです。)

慣れたVBでの仕事をずっといただけて、とてもありがたかったのですが、次第に仕事も先細りし始めて、何か別な言語を習得することが出来ないか模索していた矢先に、プロトソリューションと出会いました。その当時携わっていた自動車整備業板金統合システムで一緒に作業していた方が、プロトソリューションの方で、会社で取り組んでるWeb系の仕事に憧れ、プロトソリューションの中途採用に応募し入社致しました。

入社後は、PHP、Java等新しい言語を習得して欲しいと言われ、まずPHPの勉強をし、PHP技術者認定初級を取得しました。次は業務で役に立てるように上級試験を目指さなくてはと思った矢先、「ノーコードで書けるプログラミング」をやってみてとお話しがありました。

ノーコードで書けるプログラミング



(フローのサンプルです。)


お話をいただいて、「ノーコードで書けるプログラミングって、どういうこと?」の疑問から入りました(汗)。

ノーコードで書けるプログラミングとは、ASTERIA Warpというデータ連携ツールを使って、データ連携基盤(EAI)として社内外のシステムやサービス同士を結びます。

フローと呼ばれる、処理の手続きの配置場所に、コンポーネントと呼ばれる、ある特定の機能を持って処理を行う単位があり、アイコンで表示されます。

そして処理手順どおりに、各コンポーネントを配置し、それを線で連結していき、設計・開発を行います。

確かにコードは書きませんが、アイコンにあるプロパティに各設定とSQLを記載します。

沖縄と宮城(仙台)

(私が写した沖縄と宮城の風景です。)

現在、私は宮城県の仙台本社にいるのですが、沖縄本社にいるメンバーと一緒にお仕事をさせてもらっています。

水辺で育ちましたが、沖縄の青い海が見える風景にとても憧れていて、また沖縄の食べ物(ソーキそば、海ぶどう、タコライス 等々・・・)も大好きです。

毎年は行けませんが、コロナ前は二、三年に一度は沖縄を訪れていました。

ASTERIA Warpも触ったことがなかったですし、業務についても未知の分野で、仙台は私一人。そんな中、沖縄のメンバーとコミニューケーションがどう取って行けるのか、とても不安でした。

ですが、ちょうどコロナ過だったのもあり、全てGoogle Meetオンライン会議ツールで毎日何度もコミュニケーションを取っていましたし、うちの沖縄のメンバーは、皆さんとても優しい方々で、沖縄の皆様にご迷惑をお掛けすることも多々あり、未だ業務に慣れずバタバタしている私に、”よんなーよんなー”(ゆっくり、のんびり、自分のペースで)と声をかけていただいたこともありました(泣)。

未だに沖縄のメンバーと、直接お会いしたことはありませんが、私の中では、画面越しでもコミュニケーションは取ることは出来ると思っています。メンバーとたまに会話する雑談も楽しみですし、どうやってクスッと笑わせることができるか日々考えてます(ニヤリ)。

今後やりたいこと

今チームとしては、データ連携基盤(EAI)だけでなく、データ分析基盤(ETL)としてもDWH(データウェアハウス)に、データを連携することも行っております。

DWHは、DBだけでなく、AWSのS3・RedshiftSalesforce等にも連携し、業務に活用していただいています。

今後、他にもどのような連携が始まるかわかりませんが、

「欲しいデータを欲しい形で橋渡しする」

そんな皆様の要望に、今後も迅速に、かつ安全に届け続けていきたいです!

最後に

コードを書くことがエンジニアとして必須と思っていたのが、コードを書かない道もあることを知り、その道を歩き始めたわけですが、コードを書かないことにより様々な制約もあります。しかし、限られた機能でどれだけの要望に応えらるかも醍醐味となりつつあります。また、コードを書かないことで、エンジニアにとっても負担の軽減になるのではないかと思っています。それによって、女性・男性問わず、より限られた時間の中で働くことの手助けになるのではと。

特に、働く女性の皆様に。残業が多いと思われがちのIT業界ですが、この業界はスケジュールを立てて作業することがほとんどなので、残業は全くないとは言いませんが、残業が発生しそうな山場が予測しやすいです。また自分の個人的なイベント(結婚・出産・育児等々)と仕事について、同僚と事前にネゴが取れるのがいいところかなあと思っています。出産休暇・育児休暇も取れますし、三児の母ですが、なんとか途切れず仕事を続けてこられました(もちろん、同僚、家族の協力あってこそですが)。

まだまだ、女性が少ない業界ですが、女性エンジニアがどんどん増えていくと嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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