棚橋 寛文(たなはし・ひろふみ)
プレイドに入社する前
新卒で入社した楽天、2社目のビズリーチを経て2017年の2月にプレイドにジョインしました。
元々、学生の頃から「まだ世の中にない、新しい価値を生み出す」ことに興味を持っていたんです。ちょうどインターネットやスマートフォンが世の中を変え始めているタイミングでもあり、自分もテクノロジーを活用しながら新しい仕組み作りに挑戦したいと。そんな想いで入社した楽天やビズリーチでは、それぞれ1つずつ新規事業の立ち上げに関わっていました。
プレイドに入社したのも、また1つ新しいチャレンジをしてみたいなと考えていたから。特に「KARTE」というプロダクトの可能性と拡張性、そして新しい概念のプロダクトを引っさげて、大きな挑戦をしていこうというチームに魅力を感じました。
入社からこれまで
入社して数ヶ月はマーケティングチームで様々な業務に取り組んでいたのですが、当時から「Webと同じようなことがアプリでもできないのか」という声が多く寄せられていていました。僕自身も直接クライアントの意見を聞く中で、「アプリ版いけるな」という感覚が強くなっていって。これはもう思い切ってやってみるしかないと(笑)。
そんな時に運よくアプリ開発の経験があるエンジニアもジョインしてきてくれて、2017年10月からは彼と2人で「KARTE for App」の開発に着手しました。
新たな事業に取り組むという視点では、プレイドは独自のアセットとそれを活かしやすいカルチャーを持っているのが特徴です。KARTEに蓄積されるユーザーの行動データは、今までにない価値を生み出せる強力なアセット。ECや不動産、人材、B2Bなど横断的に色々な業界のお客さんと関わるからこそ、そこで得られたエンドユーザーのデータから今まで見えてこなかった課題が見えたり、それを活かしてクライアントに新しい価値を提供できたり。ビジネスを作るという視点ではすごく拡張性があり、大きな可能性を秘めていると思うんです。
プロダクトアウトな考え方は創業当初から変わらず根付いていますし、優秀なメンバーの加入もあり、知見や経験も積み上がってきました。プロダクトの成長に合わせて扱うデータの量や種類も増え、協業や連携なども含めて他社との関係性も深まり、挑戦できるフィールドは年々広がっています。
今後、挑戦したいこと
当初2人で立ち上げた「KARTE for App」も、今では11人ほどのチームになりました。2018年3月の正式ローンチ以降引き合いが増え、アプリをきっかけに大手クライアントへの導入が決まるなど手応えも感じています。
まずは実装できていない機能をどんどん追加して、より多くのクライアントに価値を感じてもらえるようなプロダクトにしていくのが目標です。
編集後記(HR 清藤)
ロールにこだわらず、プロダクトオーナーとして事業の成長に必要なことは全部やる。棚橋はそんな“起業家のスタンス”を持ったメンバーです。棚橋の所属するアプリチームは、エンジニアもビジネスメンバーも領域を気にせず事業成長に全員でコミットしていて、まるで一つのスタートアップのようだと感じています。
棚橋の話にもあったように社内にはアセットや新しい事業の種が増えてきているので、そこを推進するプロダクトオーナーが増えるとさらに面白くなると思っています。