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ユーザーの課題解決と向き合ってきた私が、今テックリードとしてINVOY開発にコミットする理由

OLTAのメインプロダクトであるINVOYのテックリードとして活躍する大網さんにインタビュー。
エンジニアとしてのキャリア選択に至るまでのエピソード、そして今なぜOLTAでチャレンジしているのか、その想いをお話しいただきました。

大網 将平 (おおあみ しょうへい) / テックリード兼プロダクトマネジメント
東京都出身。
前職のレバレジーズでは、看護師・介護士向けのナビサイト開発・運用や、オウンドメディア責任者として従事。2021年にOLTAへ入社し、サーバサイドの開発を中心にINVOYのグロースを担当。現在はテックリードとして、プロダクトマネジメント業務にも挑戦中。

挫折を味わった学生時代

子供の頃から明るい性格で、学生時代は目立ちたがり屋でした。中学校では生徒会長を務め、友達も多く、スポーツにも打ち込んでいました。小学校からサッカーとゴルフを始め、中学ではサッカー部の部長になり、ゴルフはゴルフ好きの祖父のサポートを受けながら練習に励みました。当時は石川遼選手に憧れていて、プロゴルファーになることが夢でした。

しかし、高校に進学して、自信を打ち砕かれる経験をします。進学先の高校は勉学もスポーツも優秀な学校で、自分を周りと比較するうちに自信を失い、成績も落ちていってしまったのです。
高校の部活動では、走ることに自信があったので陸上部に入部しましたが、経験者が多く、自分は常に部員の中で低いランクに位置していました。また、部活外で続けていたゴルフもアマチュア大会で最下位となり、プロゴルファーになるという夢も破れました。

大学受験が近づいてくると、「将来自分に何ができるんだろう」と焦りを感じ始めました。これまでを振り返り、文系よりも「数値やデータなどを用いて問題を解いていく理系」の方が得意だなと思い、理系への進学を決めました。
当時は将来について深く考えておらず、「周りが大学に行くから、自分もとにかく大学に行かなくては」という漠然とした気持ちで進学を選びました。

自信を取り戻しながら、プログラミングの楽しさを知る

大学は理工学部の情報科学科に進学しました。新しい学問でありながら、実務にも応用できるコンピューターサイエンスに興味を持ったからです。

入学後1年間は、数学や物理、プログラミング基礎を学びました。プログラミングを学ぶ中で、自分で考えながらさまざまな手法で課題を解決する楽しさを感じました。3年生からは研究室に所属し、ロボットの研究に取り組みました。

また、大学ではゴルフ部に入部し、部員仲間と大会に向けて練習に励みました。この時点でプロゴルファーになる夢は諦めていましたが、アルバイト先のゴルフ練習場でも毎日練習を続けていました。その結果、大学在学中にスコアを大幅に伸ばすことができ、スポーツに対する自信を取り戻すことができました。



将来を模索し、「社会から求められること」に取り組むエンジニアの道へ

大学在学中は、エンジニアになろうと思っていませんでした。ただし、卒業後は大学院に進学せず、就職することだけは決めていました。大学2年生からはインターンシップに参加したり、会社見学に行ったりして情報収集をしていました。そんななか、塾講師のアルバイト経験から教育・人材業界に興味を持つようになりました。

就職活動では、人材・教育業界の小規模な企業を中心に多く応募しましたが、思うようにはいきませんでした。選考を通過した企業もありましたが、面接時に、Will(やりたいこと)、Can(できること)、Must(会社や社会から求められること)を問われた時に、Mustに対して答えが出せませんでした。これまでの塾講師の経験がビジネスに活かせないと感じたのです。

そこで、「自分が社会から求められ、かつできることは何か?」と考えた結果、初めてエンジニア・プログラミングという道に思い至りました。それまで小規模な企業を選んでいた理由は、「自分の成果が結果に反映されやすい環境」で挑戦したいという思いからでした。自分にとって重要なのは「裁量の大きさ」だと気づき、エンジニアでもそれが実現できるのではと思い、エンジニアの道を選択しました。

受託開発企業や事業会社で経験を積み、「ユーザーの課題解決にコミットする」エンジニアへ

エンジニアとしての就職活動はスムーズに進み、新卒でSES/受託開発企業に入社しました。入社後は、受託プロジェクトにアサインされ、文系出身の同期と一緒に研修を受けました。同期の中にはプログラミング未経験者もいたので、周囲より早く自分の強みを発揮でき、それがモチベーションの向上につながりました。

研修後は、先輩や業務委託の方々と関わりながら、設計・実装といった開発の基本となるスキルを身につけました。任される仕事が増えるにつれて、プログラミングへの自信も高まっていきました。
また、社長とは一緒にゴルフに行くなど業務外でも親しくさせていただき、経営視点での学びも多く得られました。

エンジニアとして一貫した経験を積んだ頃、世の中は「エンジニアのキャリア選択」が多様化していて、他社の求人にも目を向けるようになりました。
その中で、「エンジニアとして、もっとユーザーの課題解決にコミットしたい」という思いが強くなりました。当時在籍していた会社でも、お客様と関わる機会はありましたが、受託開発会社であったためユーザーとの直接的な接点がなく、課題解決にダイレクトにコミットできないことにフラストレーションを感じていました。そこで、ユーザーの課題を直接聞くことができる事業会社への転職を決意しました。

こうした経緯で、社会人3年目で、自社で人材サービスを展開するレバレジーズへ転職します。同社のユーザーの声が身近に感じられるサービス運営や、ユーザーヒアリングなど実際にユーザーと接点を持つ機会がある環境が、転職の決め手となりました。

入社後はオウンドメディア責任者として、医療分野におけるメディア運用に関連する開発全般を担当しました。マーケティング担当から依頼されたコンテンツ掲載、営業担当と連携した求人情報の更新、ディレクターと共に行うグロース施策など、エンドユーザーと直接関わるやりがいを感じながら、多様なチームメンバーと協力して開発を進めました。


(OLTAプロダクトチームでの一枚)

OLTAへ転職/テックリードとしてINVOYグロースを支える

事業会社での経験を積む中で、より小さな組織で事業成長にコミットしたいと感じるようになり、OLTAへの転職を決めました。

OLTAを選んだ理由の一つはユーザーとの距離が近いことでしたが、面接でお会いした社員の皆さんの雰囲気が良かったことも大きな要因でした。また、サービス価値を高めるためのユーザーヒアリングだけでなく、「提供したサービスから得た情報を元に新しいサービスを創り、その結果として社会を支える与信プラットフォームが構築されていく」という壮大なビジョンにも魅力を感じました。

<OLTAでやっていること>

入社以来、一貫してINVOYの開発に携わり、現在はテックリードを務めています。

プロダクトマネージャーと連携して利用率向上のためのグロース施策を推進したり、プロダクトの成長に向けた開発をリードしています。
また、INVOYの機能である「INVOYカード払い」と「INVOYカード請求」については、経営企画チームと連携して新規開発の段階からグロースに携わり、ビジネスの上流行程に近い環境で経験を積みました。

<これから目指しいていきたいもの>

自分の強みであるコミュニケーション力を活かして、「ビジネスにも強いエンジニア」になりたいと思っています。現在は、テックリードの業務と並行してプロダクトマネージャーの業務にもチャレンジしています。

入社当初はエンジニアのいちメンバーに過ぎませんでしたが、OLTAではさまざまな部署と関わる機会が多く、今ではビジネスメンバーと直接開発を進めるプロジェクトも任されるようになりました。部署を超えたコミュニケーションが活発なOLTAの環境を活かして、ビジネス視点をさらに強化していきたいと考えています。

こんな人と働きたい

何事にもチャレンジする意欲があって、できないことにも果敢にチャレンジしようという気持ちをもった方と一緒に働きたいです。OLTAはフラットに意見を交わせる環境なので、自発的にチャレンジしたい方にとって多くの成長チャンスがある場所です。

また、スタートアップのスピード感を持ちながらも、優先度に応じて業務量・バランスを調整することができる大規模組織のような安定感もあります。自分の裁量を持ちながら、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境が整っている、スタートアップと大企業の良いところを融合した職場だと思います。

さらに、OLTAでは部活動も盛んです!私はウイスキー部やクラフトビール部、ゴルフ部、麻雀部など、さまざまな部活に参加しています。こうした交流が、日々の仕事のしやすさやコミュニケーションの取りやすさにも繋がっています。

(ウイスキー部での一枚)

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