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チャレンジングな開発も本業の中でやってのける。note iOSエンジニア・森口の仕事の流儀

こんにちは。noteやcakesを運営するnote株式会社の広報担当です。

様々なクリエイターが活躍しているプラットフォーム、note。今回は、そのnoteをつくっている当社メンバーの「仕事の流儀」をご紹介していきます。iOSエンジニアの森口さんに、どのような考えを持って仕事と向き合っているかを聞いてきました。

【プロフィール】森口 友也(もりぐち ゆうや)
iOSエンジニア/福岡県出身。立命館大学大学院卒業後、スタートアップ数社を経て、freee株式会社にてiOS/Androidエンジニアとして入社。その後、モバイルチームの開発マネージャーを務める。2018年5月より現職にて、iOSアプリの全面リニューアルを担う。プライベートでは1児の父で、仕事と育児のバランスを取りながら働いている。

成長曲線を描きつつも、まっさらな土壌・裁量があった

ーー転職先にnote株式会社を選んだ理由を教えてください。

前職はfreee株式会社で、iOS/Androidエンジニアとして勤務した後、モバイルチームの開発マネージャーとして働いていました。freeeに入社する時に立てた目標を達成できたと感じたので、次のステージへいこうと考えたのが、転職のきっかけです。

次のフィールドで実現したいと考えていたのは、「開発にかける時間を極力小さくしつつも、長く運用できるプロダクトを作りたい」ということ。note株式会社はちょうどその時期にnoteアプリの全面リニューアルを行うところで、目指していることが実現しやすい「まっさらな土壌」があったんです。

きっかけは偶然、友人が転職先の候補としてnote株式会社を考えていて勧めてくれたことなんですが、今思えば、上手いこと巡り合ったなと思いますね。


ーーその他に、転職の際に重視していたポイントはありますか?

本業とは別のやりたいことをプライベートの時間や副業で達成するスタイルもあると思うんですが、私の場合、やりたいことを本業として達成するスタイルを選べるかも重要視していました。その方が時間を有意義に使えると考えているからです。

noteというプロダクトもnote株式会社も、今、成長曲線の真っ只中にあります。成長スピードが早い分、難しさはありますが、少数精鋭で裁量権が大きく、本業として試したいことを自由に試せるところがいいなと感じましたね。

あとは、note株式会社にフルリモートをしている前例があったことも、決め手になりました(転職前に実際に読んだ記事はこちら )。
私は、仕事でも家庭でも限られた時間で最大の成果を出すことが重要だと考えているので、どちらも妥協せずに取り組める場所を探していたんですよね。

現状、共働きで子育てをしているので、毎日の保育園の送迎は必須にしていますし、週3はリモートワークをしています。今日もお昼で帰って晩ご飯の準備をするんですよ(笑)。

どのように仕事・家庭と向き合っていきたいかを考えた結果、note株式会社が1番実現できるだろうという結論に至りました。

仕事の流儀は、「いかに手をかけなくてもいい状態をつくるか」

ーー改めてですが、入社からこれまでの業務を教えてください。

現在は、アプリのリニューアルに向け、イチからコードを書き直しているところです。iOSエンジニアは現在1人なので、並行してnoteのiOSアプリのメンテナンスも担っています。

プロダクトの成長率を考えると、あと1名iOSエンジニアがいてもいいくらいの規模。もちろん容易ではありませんが、やりたいと思っていたことができていますし、家庭とのバランスも保てています。今振り返っても、良い選択だったと心から思いますね。


ーー森口さんの「仕事の流儀」はなんでしょうか。

私は「仕事に時間を奪われること」が好きではないんです。だからといって別に、楽をしたいとかサボりたいとか、そういうことでもありません。「自分が手をかけなくてもいい状態にすること」が、仕事として最高の状態だと思っているのです。

エンジニアリングに関しては、手作業をどれだけ人が介在しなくてもいい状態にするかがポイントだと思います。そうすれば、人は考える・創造することにより時間を使えるようになり、同じ8時間労働でも前のめりなチャレンジができるようになりますよね。

例えば、私の周りでも、プライベートの時間で趣味の開発をしたり、複業をしている方が増えてきていますが、趣味や副業の目的って「やりたいことにチャレンジする」という要素も大きいのではないかと思っていて。そのようなチャレンジングな開発も、本業の中でできるとことを目指しているんです。

自動化・仕組み化できる部分を増やしつつ、創造的な仕事の割合を増やしていくことは常に意識していますね。

ーーnoteが多くのクリエイターに使われるようになった裏側には、生産性を高める働き方を追求する姿勢があったのですね。それはnote株式会社の社風として感じていますか。

そうですね。今年プロダクトが急成長しましたが、夜7時くらいにはほんとオフィスに人がいないですね。「長時間労働によって解決することは美徳ではない」という考え方が浸透していると思います。

また、ミッション・ビジョン・バリューが浸透していなければ、プロダクトの方向性があちこちにいってしまいます。note株式会社では、ミッション・ビジョン・バリューが社内に浸透しているので、それも急成長を後押ししている要素ではないでしょうか。

ーー最後に、森口さんはこの先、当社でどのようなことを実現したいですか。

最終的には、パソコンを開かずにアプリのみでnoteを書けるようにしていきたいですね。
現状における最大の難点は「書く人が使いづらい点」だと感じています。いきなり解決は難しいですが、アプリを使ってnoteを読む人の使いやすさを整えつつ、クリエイターにとって書きやすくなるよう整えていきたいと思っています。

また、現在進めているリニューアルに関しては、より書く人と読む人が主役になるようにできればと考えています。

noteの主役はあくまでもクリエイターなので、あえて主張しすぎないことを意識しながら、だれもが創作しやすいプラットフォームを作れたらと思います。


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