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マネーフォワードメンバーのお金の管理術「クレカ使いがメインでも、現状の可視化でお金の流れは把握できる」

こんにちは。マネーフォワード広報です。

当社は、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションを掲げ、皆さまのお金の課題を解決するためのサービスを日々開発しています。

本企画では、そんなサービスを開発するマネーフォワードの中の人の「お金の管理術」とは、一体どんなものなのか?をお伝えしていきます!

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今回は、『MFクラウド給与』のプロダクトマネージャーでエンジニアの増山さんにお話を聞いてきました。

※「そのお札は…?」と聞いてみると、「財布を忘れたりお金がない時のために、最低ご飯が食べれて家まで帰るための交通費として入れています。子供の頃、名札に電話代の10円とか入れてたのと同じ感じです(笑)。」とのことでした^ ^

ーまずは、自己紹介をお願いします

マネーフォワードには2014年5月に入社して、最初は『MFクラウド会計』の開発に携わっていました。2014年の年末より『MFクラウド給与』の立ち上げにエンジニアとして参加することになり、今年の1月からは『MFクラウド給与』のプロダクトオーナーを務めており、サービスの開発も担当しています。

ーマネーフォワード入社のきっかけについて教えてください

自分自身が株などをやっていて純粋にお金に興味があったので、そんな軸で会社を探していた時に、wantedly経由で遊びにきたことがきっかけです。それでお話を聞いていたら、途中で当時CTOだった浅野さんから「うちで働きませんか?」と言っていただいて(笑)。「初対面なのに大丈夫かな(笑)。」と一瞬思ったんですけど、「今すぐうちに来て活躍してほしい」と言ってくださって、それがすごく刺さりました。

働く上では、人とのコミュニケーションもすごく大事だと考えていて、マネーフォワードは窓口の方のメール対応などがすごく丁寧で、良い会社だなぁと思ったんです。当時いくつか他の会社もみてはいましたが、そこが違っており、そういう意味でも好感を持てて決めたという感じです。

ー『MFクラウド給与』開発チームは、どんなチームですか?

チームでは、毎日一緒にランチに行っています。「同じ釜の飯を食う」ではないですが(笑)。「一緒に行こう!」と決めている訳ではないけれど、基本的にコミュニケーションが得意ではない人が多くて…ひとりでお店に行くのが苦手なので、「一緒に行けば大丈夫だ」ということで、皆で行っているという感じです。

ーチームの皆さん、お話しやすいですよ(笑)。

ありがとうございます(笑)。一緒に食べに行っても皆スマホでアプリ触ったり、株みてたり、各々のことをやっているんですけどね。たまに他のチームとランチに行くと「給与チームって仲悪いんですか?」とか言われます(笑)。仲は良いんですが、喋れないからスマホ見ちゃうという…(笑)。僕は経済情報をみたり、株価をみたりしていますね。僕自身は喋れる方ではありますが、苦手なメンバーに無理して「しゃべろうぜ!」みたいな空気は出さないようにしています。

ーあれ、普通にお友達とかに会う時はもちろん話しますよね?

それは話します(笑)。チームメンバーは4名いて、皆優しい人達なんですけど、基本的にコミュニケーションが下手なんです。だからあまり慣れてない人だと話せない。もちろんチーム内には付き合いが長いメンバーも居ますが、「普段から話してるからいいよね」という感じになってます(笑)。ただ、話す時には、仕事の話はあまりしないように意識していて、家族や趣味といった、プライベートの話をしていますね。会話は多くはないかもですが、仲良くやっています(笑)。

ー普段は、どんな風にお金を管理されていますか?

基本的には、お給料が入ったら投資信託にお金をまわして、なるべく銀行口座にお金を集中させないようにしています。銀行口座だと、基本利息はつかないので、それなら投資した方がいいという考え方です。実は、昨年のチャイナショックの際に株で損をしてしまいましたが、お金が貯まったらまたやりたいので、再度株価が下がるタイミングで買付けたいなと考えています。

ー投資信託や株は昔からやられているのでしょうか?

前職で投資に詳しいエンジニアの方が居て、その方にいろいろ教えてもらっているうちに興味を持ったというのが大きいです。そこからスタートしていて、今は投資歴は5年くらいです。現在は投資信託だけですが、株は保有数自体は変わらないのに、その価値や需給が激しく変動するのが面白いなと思います。

ー普段の支出で工夫していることを教えてください

ランチは現金払いですが、それ以外はできるだけ現金は使わないようにしています。クレジットカードは一本に集約してポイントを貯めるようにしていて、『マネーフォワード』で管理しています。ちなみに、プレミアム会員です(笑)。

僕は資産管理が目的なので、投資信託などの状況が確認しやすいWebでみることが多いですが、現金の支出分も管理したいので、アプリからランチ代などを手入力しています。「細かく家計管理をするため」という感じで使ってはいませんが、一応予算設定はしていて、「なぜこれはオーバーしているんだろう」というのは振り返るようにはしています。

ーえ、すごくちゃんとしてませんか…?

いえ、僕はお金遣いが荒いんですよ(笑)。衣服代、趣味・娯楽代に結構使っています。ただ、最近結婚しまして、自分だけでお金を使う訳にはいかないので、お金が入ったらすぐに投資信託にまわすという強制貯金をしているのはそういう背景もあります。生活費は僕から奥さんに渡していて、家計は僕が管理していますね。

ー当社メンバーは女性だけでなく、男性もお金の管理がすごくマメな気がします

結構、「Excelで管理していた」なんて方もいらっしゃいますが、実は僕も昔はExcelで管理していました。結婚する前は口座をお互いひとつのアカウントで連携させるわけにもいかないので、お互いいくら使ったのかをExcelで管理していました。月末になったら、不足しているものをお互い精算する、みたいなことをやっていました。ここまでやらず、ザルな人のほうが多いと思いますが(笑)。うちは奥さんが節約家で、あまりお金を使うタイプではないですが、「欲しいものがあったら買っていいよ」とは伝えています。

ー愛妻家…!奥様から、不満の声とかはあがってないです?

お金の管理をしたくない人なので、不満は全然あがってこないですね。平和にやっています(笑)。

ー現金は、ランチ以外にはどう使っていますか?

僕はATMからお金を引き出すときは、2万円を引き出すようにしていて、1万円札を1枚と1000円札を10枚で管理するようにしています。それでランチ代と、現金払いの飲み会を乗り越えるようにしていますね。大体それで1か月ぎりぎり乗り越えられるか、乗り越えられないかです。前はタリーズなどでも現金払いでしたが、今はオートチャージができてポイントが付くプリペイドカードで支払っています。電子マネー系は、ただチャージして使うだけじゃなくて、必ず「どれだけポイントが付くかどうか」は、意識するようにしています。

ーポイントを意識するようになったのは、株などをはじめられてからですか?

そうですね。株を教えてくれた方が、ポイントマニアみたいな方で…(笑)。サービスによっては「今日はポイント何十倍!」とかになる日がありますよね。その方は、そういう日に買い物をするようにしていて、相当なポイントを貯め込んでいたので、株とセットで影響されました(笑)。クレジットカードもポイントがどれだけつくかを意識していて、最近は2%とか3%つくものもありますが、条件が厳しいものがあったりもするので、何もしなくても1%付くというのが個人的には最も良いですね。

ー色々意識されている分、お金が貯まりやすくなりましたか?

それが…無駄なものは買わなくなりましたけど、僕はその分欲しいものには結構使っています(笑)。支出が増えている気がするので、もしかしたらトータルではマイナスな可能性も…。「まだいけるぞ」みたいになっているので、ちょっとギャンブラー気質かもしれません(笑)。

ーそこまでお買い物が多いと、お家に結構モノが多いんでしょうか?

少なくはないですが、その分定期的に捨てていますし、本の場合は読んだらすぐAmazonで売っています。Amazonだと地方の方とかが、半額くらいで買ってくださるんですよね。沖縄とかだと大きな本屋さんの数が少ないみたいなのですが、そこでは売っていない技術書などは需要があるみたいです。基本的に、「捨てるのはもったいないし、なるべく誰かが使ってくれる」と良いなと思っています。

ー最後に、お金の管理に困っている方にアドバイスがあればお願いします

僕の場合は、色々管理するようになって自身のお金について把握できるようにはなりました。把握できるようになって浮いたお金を使ってはいるので、増えているかどうかは怪しいのですが(笑)。ただ、把握するようになると、どれくらい余剰のお金を持っているかがわかるので、それだけでも心の余裕は大きく違うと思います。

余裕はこれくらいだから、これは貯金にまわそう、これは欲しいもの買おう、みたいな選択ができるようになります。クレジットカードを使っていると結構その感覚を持つのが難しく、支出が増えてしまうかもしれません。ですが、ちゃんと管理して可視化しておくと、クレジットカードを使っていても、「今月これくらい使ったから、あとこれくらい使えるな」と把握できるようになります。きっとそうやって把握した上で使い道の選択肢を広げることが、節約にも繋がっていくし、資産を増やすことにも繋がっていくとは思います。

編集後記

増山さんは、クレジットカード使いを徹底しながらも、『マネーフォワード』を利用してきちんと可視化し、管理することで「あとどのくらい使えるのか」というのをしっかりと把握した上でお金を使っています。キャッシュレスだと、なんとなく、「たくさん使ってしまいそう」「余計なものを買ってしまいそう」というイメージがありますが、使った金額を可視化する習慣を付けておくことで、クレジットカードの利用明細に動揺することもなくなるかもしれませんね。

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