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こんにちは。マネーフォワード広報です。
昨日は新卒メンバーの入社式が執り行われましたが、本日は当社代表の辻と新卒採用担当の土江による対談をお届けいたします。
人事部長の服部も交え、それぞれが描く新卒採用への想い、目指す世界観などをお伝えいたします。
ミッション、ビジョン、バリューに共感してくれた人たちに経営の中枢を担ってほしい
土江:今日はよろしくお願いいたします。新卒採用をスタートして、約半年がたちました。選考を受けに来てくれる方も増えてきて、新卒採用に関する辻さんの想いについて質問をいただく機会も増えてきたので、いろんなお話ができればと思います。
辻:よろしくお願いします。
土江:早速ですが、設立4年半というタイミングで新卒採用をはじめた背景についておうかがいしたいです。
辻:広い視点で考えると、日本の採用における比重は、新卒採用が大きな部分を占めています。そのため、優秀な人材に来ていただくには、新卒で入社してもらうことは非常に重要で。優秀な人材は、ロイヤリティが高くて責任感も強い。そういう意味で、今の労働市場において新卒採用を実施することで、優秀な人材を獲得し、長年働いてもらえる人財に来てもらえると思っています。中長期的なアウトプットという視点で新卒の皆さんに対しては、とても期待しています。そのため、日本のマーケットに置いて優秀な人材を獲得するためには、新卒採用はとても大事だと考えています。
もうひとつは、働いた経験がない新卒は、会社の文化を形成するうえでキーになります。マネーフォワードのミッション、ビジョン、バリューに共感してくれた人たちが経営の中枢を担ってくれるのが重要だと思っています。僕たちは中途入社のメンバーが中心になって運営してきた会社で、良いメンバーが集まってくれて、文化も作れてきていて、マネーフォワードがどんな会社なのかを少しずつ定義付けでき始めています。そんなタイミングだからこそ、ここからの成長を加速させるためには、新卒社員が重要になると思っています。
それ以外の視点では、会社って新陳代謝が重要だという話です。当社のサービスは20代の方もお客様だし、いろんな方がいらっしゃいますよね。ユーザーの方と同じくらいの年代のメンバーが社内に居るってすごく大事だと思う。僕は40代になったけど、そうなると20代が使うサービスのことってわからなくなるんだよね。Snapchatとか何回使っても継続できない(笑)。
土江:わかります。SNOWとかもいまいちわからなくて。。。
辻:いや、SNOWは楽しいよ。
土江:(笑)。
できない理由ではなくて、できる理由を考えられることが大事
土江:辻さんが最終選考で見ているポイントや大事にしていることはなんでしょうか?
辻:京セラ・第二電電創業者の稲盛さんが仰っていた言葉で、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という考え方があります。何が大事かというと、仕事のアウトプットって頭の良さだけではなくて、その人の熱量とかで決まるという考え方ですね。要は、パッションがすごく大事だよね。あと、できない理由ではなくて、できる理由を考えられること。自走できて、謙虚で素直なことも成長に大事だと思います。
土江:私は、当社の採用サイトにある「誠実」っていう言葉がすごく好きで、採用する上でもそこってすごく大事だなぁと思っています。
辻:そうだよね。誠実な人の方が成長しやすいと思います。エンジニアだと、新しい技術に興味があるとか、自分のエンジニアリングスキルを磨きたいとか、そういう風に技術の可能性を信じている人に来てほしいです。
土江:学生の方も、素直だけ、吸収するだけ、ではなくて、その上で自分の意見を伝えられる人っていうのは素敵だと思います。
辻:自分の意見をちゃんと言える人はフィードバックをもらえるから、それでまた成長しますよね。
土江:そうですよね。新卒採用をしていると、そうやって成長している学生さんをたくさんみます。しかも、すごく短期間なんですよね。3ヶ月や半年でここまで変わるんだ…と、こちらが驚くほど成長している方も多いです。
モチベーションの源泉とは?
服部:僕から一点、面接していて思うのは、モチベーションの源泉を内に持つ人と外に持つ人が居るなって思うんですよね。社内のメンバーと話していると、外に持っている人が多いのかなと。世の中を良くしたいとか、世界を変えたい、といったビジョンを持っている人が多いと感じます。一方で学生って、成長したいっていう方と、成長を通して世の中に貢献したいっていう方が多くて。そういった、それぞれに対して想いとかありますか?
辻:僕は新卒に関してはどちらでも良い派です。まだ未成熟だからわからない部分もあると思うし、働いていくことで視座はどんどんあがっていくと思う。自分視点でも良いし、強烈な成長欲求って結果的にはアウトプット出すだろうし。そういう人って30代、40代になった時にまた違った気付きを得るんですよね。
服部:「今何ができるんだっけ」っていうことですよね。自己認識力というか、自己を認識した上で、モチベーションとか目的意識をどこに置けるかってことですね。
辻:自信を持ちながらも「自分はちっぽけなのかもしれない」と、謙虚に思える人ほど強いと思います。
マネーフォワードが提供できる価値とは?
土江:採用活動をやっていて、こちらから学生に求めるだけというのも違うと思っています。私たちを選んでくれた方々に貢献できることってなんだと思いますか?
辻:さっき少しお伝えしましたが、ビジネスパーソンとしての成長は、頭の良さだけではなくて経験値だと思うし、若いうちにいろんな経験をするのが大事ですよね。もちろん、自分で選択して大企業にいくのも良いけど、普通の大企業で5年とかかかることを、当社であれば1年で経験できるんじゃないかなと思います。
例えば、服部さんは当社の人事責任者だけど、大企業だと50代くらいの人がやっていたりするし、それくらいのことを今経験できているんですよね。そういう意味では成長痛を伴いながらも、ビジネスパーソンとしての成長が得られる。マネーフォワードでスキルを磨いて各々のパッションがくじけなければ、絶対に伸びると思います。そうなると、その後の転職市場でも評価される価値になるんじゃないかなと。
そのために社内の仕組みも整備する必要があります。他社の制度ですが、上層部のメンバーを外部に出向させたりする仕組みがありますよね。例えば、子会社の経営を任せるとか、上のメンバーに対して難易度の高い仕事をちゃんと与えるべきだと思うし、下がチャンスを取れる仕組みにしていかないといけない。人は責任範囲で行動が変わりますよね。当社も今回、新会社をたちあげましたが、新会社のメンバーも行動が変わってきたなって思います。
服部:そういう仕組みを提供し続けるためには、会社が成長し続けなくちゃいけませんね。
辻:そうですね。みんなが活躍できる会社にするために、報酬や制度面なども改善していきたいですね。
何も隠さず、こんな価値観持って働いてるってことを知ってもらえれば
土江:ちょっと話は変わりまして、今の新卒市場や一括採用についてどう感じてらっしゃいますか?私が入社したのは昨年の9月ですが、マネーフォワードでは日本であまり例のない長期インターン生を新卒として採用していることを知って、すごく良いなと思ったんです。他の会社だと、1日や1か月などの短期インターンは頻繁に行われていますが、長期インターンの採用は会社のことを深く知った上で働きはじめられるし、うらやましいなと。この文化は大切にしていきたいです。
一方で、人事として新卒採用を行っていて、一括採用は学生さんにとってもメリットがあると思います。卒業前は勉学に励む時期だとも思いますし、その邪魔にならないように一定期間で行うことは両者にとって良いことなのかなと。ただ、就業経験がないまま働く場所を決められない気持ちもわかるし、短期間で数回の選考で決めることも難しいだろうなって思っています。
辻:そういう視点もありますね。僕としては、日本は一括採用も通年採用をやっても良いと思いますが、当社は通年採用を続けたいですね。今は昔に比べて、インターンの活躍の場も増えましたし、いろんな経験ができるのは素晴らしいなって思います。
外からみると会社のことってわからないし、中の人と会った方が自分の目でみることができるし、そういった意味でインターンを活用するのはすごく良い。自分にとって良い会社なのか、他の人にとって良い会社なのかはわからないし、合う合わないもありますからね。当社もインターンは積極的に採用しているし、何も隠さず、こういう会社でこういう人達がこんな価値観持って働いてるってことを知ってもらえればと思います。
土江:普段から、いろんな経営者ともお話されていると思うのですが、採用の話もされますか?
辻:採用の話は良くしますね。素敵だなと思う会社があって、そこは、人の採用はビジネスで一番大事だと考えているんですよね。その会社は、執行役員以上は土日も新卒の採用候補者に会っていたりする。そういう話を聞くと、採用は何より優先すべきで、良い人に入社してもらって、モチベーション高く働いてもらうってすごく重要だと強く思います。
服部:手前味噌になりますが、当社のメンバーは採用に積極的だなと感じます。選考や面接に関しても協力的な姿勢だなと。入社したての中途入社のメンバーが良く言っているのは「辻さんが自分のことを覚えていてびっくりした」みたいなことですね。辻さんに限らず、当社メンバーは面接した人のことを覚えているなって思いますし、それって当たり前なようで当たり前じゃなくて、今後も大事にしていきたいことだと思っています。
辻:驚かれることではなく、面接した方のことは覚えています。
土江:私も、日々会社で一丸となって採用をしているなって感じています。
自分の人生を、人のせいにしない意思決定をしてほしい
土江:最後に、新卒に伝えたいメッセージをお願いいたします。
辻:世の中で「良い」とされている会社って色々あると思うのですが、自分の価値観や自分の考えを持って、自分で考えることが非常に大事だと思います。ご両親や上の世代だけに相談するとその方たちの価値観で良かったとされている会社が評価されがちですよね。
それらも大切なのですが、新入社員にとって大事なことは、どこが自分にとって実力をつけることが出来る環境なのか、その会社は10年、20年後にも必要とされている会社なのか?という視点で考え抜くことだと思います。
若いという事は、時代の流れや方向性を最も理解しているのは自分達のはずなので、自分の感覚や自分の考えを大事にしてほしいです。そんな風に、自分の人生を人のせいにしない意思決定が大事だと思います。就職ランキングなどにしばられず、各々の価値観を持っていただけると良いですね。
あとは、新しいビジネスをつくりたい、とか、ベンチャーマインドっていうと陳腐な言葉かもしれないけど、世の中の社会課題を解決したいとか、新しいものをつくりたいとか、そういうチャレンジ精神を大事にしてほしいです。
土江:ランキングなどには、今の時代を創っている会社がランクインしていますが、私たちベンチャーも、そんな風に時代を創る会社になっていきたいですね。