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エンジニアはなぜマックが好きなのか?
マックといってもマクドナルドの事ではない。あるいはスマイル党総裁のマック赤坂氏の事でもない。
そういえば、マック赤坂氏はマクド赤坂氏に改名して大阪市長選に出馬することを決めたらしい。
関西ではマクドナルドの事をマックではなく、マクドと略されているのは有名な話である。
どうも。エンジニアの中出です。
私は40歳の大台に差し迫ったアラフォーエンジニアであり、自他ともに認める中年エンジニアでもあります。
今日は Apple Inc. の Mac をネタにしてみようと思います。
1. 背景
私はこれまでPCといえば、Windowsを使い続けていました。
他に浮気しようと思ったことは一度もなかったし、そもそも現実的ではなかった。
仕事ではWindows 95ぐらいから使い続けていました。
当時はOSそのものの安定性が問題になることが多かったですが、Windows 2000やWindows XPで品質的に完成して、あとはマイクロソフトから発表されるサポート停止に合わせて惰性でOSのバージョンアップをしているという感じでした。
一方、少し前まではMacと言えばこだわりを持った人たちやアンチマイクロソフトの人たちが個人では所有している。
でも仕事ではWindowsを使わざるを得ないのでWindowsを使用しているという人が多かったし、デザイン業界や音楽業界などのクリエイティブな人たちはみんなMacを使っているらしいという噂を聞くぐらいでした。
事実、一時期Macはほとんど死滅していたし、故ジョブス自身も負けを認めるような発言をしていた。(製品的には負けを認めていない。あくまでも商業的に。)
Macユーザーはマイノリティーだ。というのが私の中での常識だった。。。
しかし、マネーフォワードに転職すると、ほとんどのエンジニアはMacを使っていてカルチャーショックを受けた。
2. Macとの出会い
マネーフォワードに入社すると、まず最初に自分のPCをWindowsにするかMacにするかを聞かれる。
私も聞かれた。「えっ、Windowsでしょ、当然。Macの人いるの?」というのが最初の印象だった。なので迷わずにWindowsを選択。
その後、しばらくすると大半のエンジニアがMacで開発していることを知り、私もRailsで開発することになったのをきっかけに、Mac miniが与えられてそれを使って開発していました。
その時の感想
まあ、別に普通。Windowsとの操作性の違いはあるけど、調べれば大体同じこと出来る。なれれば一緒。タスク切り替えはWindowsのalt+tabの方が便利。Macのcommand+tabは同じアプリケーションが一つにまとめられて本気で不便。仮想デスクトップ切り替え。アニメーションは不要なので早く切り替わってほしい。UNIXのCUI環境が一体になっているのはやっぱり便利。(WindowsでもCygwin使っていたので近い感じだったけど)
という感じで、細かい優劣はあるが、完全にMacに移行しようと思うほどの優位性を感じなかった。
むしろ、ExcelとかPowerPoint使うためWindowsは無くせないし、行ったり来たりでキー操作が混乱するし面倒。
なので、基本はWindowsで作業して必要な時だけMacという不毛な使い方をしていました。
一方、社内でエンジニアやデザイナーがみんなMBP(MacBook Pro)を持っているのを見かけるたびに、密かに憧れていた。
やせ我慢をして声に出すことは決してなかったが、「なんかかっこいい。私もいつかああなりたい。」中年エンジニアのくせにみっともなくジェラシーを感じていた。
3. 転機
数カ月の時が流れて、私もついにMBPを与えて頂きました。
切っ掛けは打ち合わせに参加することが増えたため、ノートPCを与えてもらえることになったこと。
その時に、ThinkPadかMBPのどちらかを選択することになった。
正直、現時点で実用的なのは断然ThinkPad。でも私もMBPを小脇に抱えてミーティングに参加してみたい。
1週間程度悩んで出した結果が、勇気を出して憧れのMBPを手に入れることでした。。
そして、ここからがMacと真の出会いになることを当時は知る由もありませんでした。
MBPを手に入手して変わったこと
MBPのディスプレイの背面にマネーフォワードのシールを貼った。兎にも角にもMacBook Proがかっこいい。高級感がある。道具に対する愛着を持つようになった。流行についていけている感じがして、卑屈ではなくなった。Retinaディスプレイ、綺麗。目が疲れないと思うことにした。ミーティングにはMBP持参で参加。リモートデスクトップ経由ではなく、そのままいつもと同じ環境。バッテリー長持ちするし、起動も早い。デスクトップPCに負けない性能。快適。デスクトップをめったに使わなくなった。でも時々再起動が必要なので、定期的にOSを再起動する習慣が出来た。自席のWindowsデスクトップはExcelやPowerPointを使う時にだけ使用して、そのほかの作業はすべてMBPで行うようになった。
4. なぜマックなのか?
まずは、ハードウェアのカッコよさ。そして洗練されている感とそれに伴う優越感。流行に乗れている感。エンジニアたるものは常に気持ちが大事。
MBPを小脇に抱えて歩く感覚。勉強会で堂々とパソコンを机の上に置けること。
そして最大の理由は、自分の作業環境を1つにまとめられること。一つの環境ですべて完結できるのは鬼快適。
すべてを一つにまとめることが出来るMBPこそが最高の環境です。
そもそもiOSはMacじゃないと開発できないため、いつでもどこでもどんな時でもすべて同じ環境で仕事が出来る唯一の選択肢がMBPなのです。
と力強く言えるまでに成長することが出来ました。
以上、他のエンジニアがなぜMacを好んでいるかの核心に迫ることには、一歩及びませんでしたが、私なりの自己分析を行う事が出来ました。
最後に
マネーフォワードではMBPを小脇に抱えるエンジニアライフを送りたいと本気で考えているエンジニアを募集しています。
みなさまのご応募お待ちしております!
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