はてなブックマーク - AWSサービスを用いた今後のバッチ処理のお話〜開発本部・TechLunch〜 - MEDLEYオフィシャルブログ
braitom "AWS BatchとStep Functionsの比較、メリデメ。" / Layzie "勉強会大変わかりやすかった"
http://b.hatena.ne.jp/entry/info.medley.jp/entry/2017/03/21/174050
こんにちは。株式会社メドレーでエンジニアをやっている田中です。オンライン診療アプリ「CLINICS」の開発を担当しています。
2016年5月にメドレーに入社し、まもなく1年になろうとしています。ちょうどいいタイミングですのでこれまでのことを振り返り、メドレーに入社した理由について書いていこうと思います。
新卒からエンジニアとして働いていたのでエンジニア歴はもう17年くらいになります。 最初は中堅のSIerに就職し、そこから3社ほど34才まではずっとBtoB業界で自社パッケージの開発や基幹システムの受託開発などを行っていました。
自分は文系出身で学生時代にパソコン触ったこともほとんどないような状態だったので新卒入社時は周りとのレベルの差に愕然とし、少しでも早く追いつきたくて仕事も勉強も今思えば引くくらいやった記憶があります。
プログラマーから始まり、SEとして要件定義からシステム設計を行いリーダー、マネージャーとよくあるキャリアだったんじゃないかなと思います。
忙しいながらも仕事内容にも人にも恵まれ充実はしていましたが、役割的にも自分で手を動かすことは減っていく中、世の中にはいろんなWEBサービスが生まれて新技術の記事もあふれてきました。時代に置いていかれるような焦りを感じ始めてWEB系の会社でエンジニアとして1からやりなおそうと決め、サイバーエージェントに転職することになりました。
サイバーエージェント入社後は、5年ほどアメーバピグ、ソーシャルゲーム、動画サービスなどのいろんなサービスをサーバーサイドエンジニアとして担当しました。
最後に関わった動画サービスのプロジェクトではバックエンドシステム(というかほぼテレビ局の基幹システムと言えるかな)を担当し、SIer時代の経験やノウハウがこんなとこで生きるなんてなぁと思ったのを覚えています。
担当していたサービスはどれもとにかくアクセス数がすごくて、エンジニアとして大規模・高負荷システムのノウハウが得られたのは本当に良い経験だったと思います。
優秀な同僚にも恵まれ、様々な経験もさせてもらえました。
特に当時Node.jsとMongoDBでそもそも事例がない中で思った以上にサービスがヒットし、システムトラブルありまくりの中で絶対にサービス潰させないというプレッシャーをどうにか切り抜けた戦友たちとの思い出話はいつまでも酒の肴になる気がしています。
本当に好きな人達がいっぱいいるし、今でも1ファンとして大好きな会社です。
そんな中、40才が目前にせまってきたこともあって自分や家族にとって生活に役立つサービスに携わりたいな、と徐々に思うようになりました。ただ、その時点ではまだ漠然としており、医療については何もイメージしていませんでした。
先にメドレーに入社していた、サイバーエージェント時代の同僚だった平木とはもともと飲み友達だったこともあり、別会社となった後もたまに飲んだりしていたのですが、一度酔っ払った平木が医療について熱く語った事がありました。正直「平木さんのくせに生意気だ」とも思いましたが(笑)、普段の生活にとって身近な医療をエンジニアとしてネットの力で良くしていくことが出来るのかと興味を持ちはじめ、メドレーについていろいろ調べたりしました。
いわゆるレガシーと呼ばれる業界をインターネットサービスで良くしていこうと考えたとき、プロダクト力とその業界のプロがいることが必須だと考えていたのですが、ちょうどCLINICSがローンチされた時期でその内容をLPやプレスリリースなどで見たとき、うまく表現できませんが「ああ、これだ」と思ったことと、常勤の医師や様々なバックグラウンドを持つ業界のプロな方たちがいる事がメドレーに決めた理由です。
メドレーでは現在、MEDLEY、CLINICS、JobMedley、介護のほんねという4つのプロダクトがありそれぞれに解決したい課題があります。
プロダクトの内容としては様々であり一見バラバラのように見えるかもしれませんが、それぞれの目的は明確でそれら全てが業界を良くしていくための一つのシナリオとしてうまく結びついているように感じます。
また、各プロダクトを様々な職種の方々で支えていますが、自分たちのやっていることに誇りを持ち、とにかく本気ですごい熱量のようなものを感じました。
CTOの平山をはじめ、メドレーのエンジニア、デザイナーは「プロダクトとしてどうあるべきか」という考えを重要視しています。
言われたことをただ実装するだけ、というエンジニアはおらず、機能追加や変更などの企画があったとしても「それは本当に必要か?」「プロダクトの思想として正しいのか?」という会話が日常的に行われており、プロダクトのあるべき姿として納得できなければ実装しない、という判断も当たり前のようにあります。
言語的にはRuby on Railsが多いですが、インフラ環境や使用サービスなど共通的な決まりは特にありません。「これを使わないといけない」とか「新技術使えばオッケー」といったことはなく、やるべきことに対して適材適所であれば古くても新しくても構わない、技術はあくまで手段であり目的ではない、という考えです。
「技術は手段」という表現は技術を軽視しているようなイメージを持たれるかもしれませんが決してそうではなく、手段であるからこそ、課題解決のプロであるエンジニアの武器として常に研ぎ澄ましておく必要があると思っています。
メドレーのエンジニアは新技術に対するアンテナも高く必要であれば柔軟にプロダクトに取り込んだり、TechLunchで共有したりとバランスよく進めています。
メドレーのエンジニアは、医療従事者や営業、マーケティングといった様々な役割のメンバーと常に議論しながら未来のあるべき姿を模索し、課題を解決するプロダクトを創っていく役職です。
各プロダクトの開発はまだ人数も少ないので色々やらなければいけないという事情ももちろんありますが、得意不得意はありつつも基本的にはサーバーサイド担当やフロントエンド担当といった分担はせずに機能単位で開発を進めています。
スピード感という意味ではそれぞれが色んな事をやれた方がメリットがあり、また場合によっては技術範囲を分担する時もありますが、お互いにお互いの領域に理解がある分、品質向上にもつながると考えているからです。
特定の領域を得意分野としているけど、不得意な領域でもチャレンジしていこうとする気持ちがあり、自走して物事を進めていくことが出来る方や、技術もプロダクトの成長も大事に出来る方と是非一緒に仕事をしたいと思っています。
やるべき事、やりたい事に対してまだまだメンバーが足りません。もし興味をもってもらえたら、ぜひメドレーに遊びにきてください。気になることとか何でも、色々お話しましょう!
メドレーでは医療業界に存在する課題にITを駆使して取り組んでいきたいデザイナー・エンジニアを募集中です。皆さまからのご応募お待ちしております。
第1回:ぼくがクックパッドを辞めてメドレーに入った7つの理由
第4回:私がドクターヘリを降りて、メドレーに入った7つの理由
第8回:Googleのエバンジェリストをやめてメドレーに入社した僕が6つに割れたバキバキの腹筋を手に入れるまでに実行した7つのステップ
第10回:年収36,000円のお笑い芸人が、メドレーに入社するまでの7つのステップ
第11回:医者にならずに7年過ごした僕がMEDLEYニュースを書く7つの理由
第12回:何がしたいのかわからなかった私がメドレーの仕事にやりがいを感じる7つの理由
第13回:厚生労働省の医系技官だった私がメドレーに入社した3つの理由
第14回:7年いたリブセンスをやめ、マエダがメドレーでデザインしたいこと
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