medibaは、2021年1月23日(土)に開催されたオンラインカンファレンス「Agile Tech EXPO - New Normal Agile Episode 1 -」にゴールドスポンサーとして協賛いたしました。
主役はもちろん社内エンジニアですが、広報メンバーも本イベントの準備や運営に関わりました。本記事では、「Agile Tech EXPO」の概要や、参加に向けた準備、実際に参加してみてどうだったかについて、広報目線でご紹介します。
Agile Tech EXPOとは
“Agile Tech EXPO は、アジャイル開発を実践している方々、アジャイルに興味がある方々に向け、マインドやフレームワークに加えて、技術の最新動向をお届けするカンファレンスです。全世界どこからでも無料で参加ができ、エンジニアに留まらず、どなたでもご参加いただける交流の場を目指しています。”
(引用:https://202101.agiletechexpo.com/)
そう、オンラインかつ無料ということで、全国各地から集まった参加申込者は572名。大きな注目を集めたイベントとなりました。
オンラインカンファレンス=お祭り!?
まだまだ黎明期のオンラインカンファレンス。イベントによって様々な方法で開催されているかと思いますが、まずはAgile Tech EXPOの運営方法をご紹介。
●会場構成
・企業ブース、全体のお知らせ
⇒チャットツール「Discord」(https://discord.com/)のチャンネルを企業や用途ごとに使用
・セッション
⇒ビデオ会議ツール「ZOOM」の会議室を2部屋使用
ふたつのサービスで構成されたイベントのイメージは、「昔懐かしいお祭り会場」という感じでしょうか。中央に櫓(やぐら)が組まれ、その周囲に出店が並んでいるようなお祭り会場。その出店をDiscordチャンネル、櫓をZOOMに置き換えてみてください。
セッション視聴の合間にいろんな企業のチャンネルに出入りして情報交換や交流を楽しんでほしいというのがイベント側の思惑でした。
(▲イベントで実際に使用したDiscord。各チャンネルでイベントのお知らせや企業の情報発信を行っている)
オンラインカンファレンスの壁に立ち向かう
協賛企業は自社のDiscordチャンネル内でPRや呼び込み等を行っていくのですが、できることはそれほど多くありません。それも参加者が能動的にチャンネルを見に来てくれないと企業を知ってもらうこともできないという壁がありました。
ただ、そこに事前に気づけたので、エンジニアメンバーといくつかの施策に取り組んでみました。
medibaでやったこと
①開催1週間前からの会社紹介投稿
medibaを知ってもらうきっかけ作りのため、開催1週間前からDiscordチャンネルにコネタ投稿を行っていきました。チャンネルの動きを察知してDiscordにアクセスしてくれた方々には、medibaのことを知ってもらえたはず……!
(▲開催1週間前から行ったmedibaについて知ってもらうためのコネタ投稿)
②ミニセッションを実施
イベントには、午前と午後の各本編のあいだに15分の休憩時間を設けています。そこで、この時間を活用した登壇者同士のミニセッションを企画! 登壇者の話を少しでも多く見たい・聴きたいという方にmedibaチャンネルへ集まってもらおう、という施策です。
今回は株式会社ナビタイムジャパン(https://corporate.navitime.co.jp/)の小田中 育生さんと株式会社アカツキ(https://aktsk.jp/)の湯前 慶大さんをお招きし、セッションのアフタートークや小田中さんの著書に関する裏話で盛り上がりました。
※小田中さんのスポンサーセッション資料はこちら(https://www.slideshare.net/NavitimeJapan/okrbased-scrum-team?fbclid=IwAR1wmrljOtvRiI4HqMC7X_XAzjc7GO-4NT7ajENtPsE9QYuMUl_84Nr1Rtw)
※湯前さんのスポンサーセッション資料はこちら(https://speakerdeck.com/yunon_phys/game-organization-in-akatsuki)
③スポンサーセッションでの登壇
本イベントにおけるmedibaの一番の目玉企画が、スポンサーセッション枠での登壇です。今回はエンジニアでシニアマネージャーの森實 繁樹が登壇しました。
テーマは「継承か?革新か?アドベントカレンダーに見る2020年のmedibaの挑戦」。
2020年12月にエンジニアを中心に行ったアドベントカレンダーの内容をもとに、mediba社員のアジャイルな挑戦について紹介。登壇動画がYouTubeで公開されているので、ぜひご覧ください。
※スポンサーセッション全体の資料まとめはこちら(https://note.com/ayanaru/n/n233bc70bb127)
④Twitter配信
最後に、当日のTwitter配信について。
この日はmedibaの登壇情報について、リアルタイムの情報発信を行いました。イベント運営や、ミニセッションでコラボしてくださった登壇者のみなさまがmedibaの投稿をリツイートしてくださったお陰で、より広範囲の方へ情報が届いたのではと思っています。
(mediba公式Twitterはこちらhttps://twitter.com/medibaPR)
当日の反響
すべてにおいて試行錯誤の参加となりましたが、手応えを感じることのできたイベントになったと感じています。とくに、初の試みだったミニセッション(全2回)には、多くの方に参加いただき、反響もたくさんいただきました。
成果が目に見えてくるのはまだ先になりますが、少なからずmedibaの認知やPR、そしてイベント自体の活気付けにも寄与できたのではないでしょうか。
さいごに
オンラインカンファレンスは、参加者の反応が見えづらいという課題があります。だからこそ、主催者、スポンサーなどの立場に限らず、イベント参加者全体で盛り上げていこうというお祭り精神で取り組むことが成功の鍵かもしれません。
こういった新しい取り組みこそ、とにかくいろんなことを試し、挑戦していくアジャイルマインドの大切さを実感できました。イベントでご協力いただいたみなさま、medibaを知ってくださったみなさま、本当にありがとうございました!