注目のストーリー
NPO
「み・らいず2」のみらい
「み・らいず」から「み・らいず2」へバージョンアップするといっても、これまでの課題が解決したわけではありません。チャレンジすることは山積みであり、これまでと同様に最大限、真摯に取り組むのみです。出会った人々を支えたい一心でサークルを法人化させ、無い知恵をしぼり、常にこれでいいのかと悩み、自分たちの限界を感じながらもそれを乗り越えようと懸命に取り組んでこられたのは、ともに働くスタッフ、み・らいずを選んでくださった方々、応援してくださる方々のおかげだと思っています。そしてこれからも力を合わせて取り組んでいけることにやりがいや喜びを感じています。設立後15年以上が経ち、今まで関わった方々も新た...
み・らいずのこれから ~人と社会の狭間を見つめる~
高校を中退して何十年も引きこもっていた人や、親御さんが亡くなり住む場所がなくなったニートの人など、社会との隔たりがある人に出会うたび、もし小学生の時や10代の頃から関われていたら、成長に合った支援ができていたら、彼らは働けていたのではないかと感じることも多々あります。本人は、長年の葛藤と非常に不安でつらい状況を抱えて外に出てくるのに、たった数人の支援者や相談員が、状況を的確に見極めてその後の人生をサポートしていかなければならないのは、支援として不十分であることは明らかです。もっと早く、課題に埋もれてしまう前に、SOSに気づいて支える人を増やしていかなければなりません。つづく
み・らいずが挑んでいくこと
一般的に、福祉サービスは困った時のためのものと考えられています。しかし、私たちが挑んでいくのは、「困っている状態」を未然に防ぐことです。お子さんや親御さんと出会った時点では、ニーズが表面化していない状態かもしれません。しかし、お節介だと思われようと、私たちは支援を届けていきたいと考えています。これまでの約20年で、数多くの障がいのある人、困難を抱える人に出会い、その中で施設入所を選ばざるを得ない状況をこの目で見てきたからこそ、その状況を何とかして食い止めたい。「我が子はそうならない」と思っている親御さんや、「無理なものは仕方がない」と感じている福祉事業者も多く、自分たちが取り組んでいくこ...
第8回大阪マラソンチャリティーランナー大募集!
み・らいず2は、誰もが自分らしく地域で暮らすことができる社会を目指し、支援が必要な人に支援を届け、新しい支援を作り続けていくことを使命として活動している団体です。誰かが困っていることに気づき、何とかしたいと思い、とりあえずやってみる。創業メンバーが立ち上げた前身のサークルから、今年で20年という節目を迎えます。その節目にふさわしく、初めて大阪マラソンの寄付先団体として選出されたことは、み・らいず2として大変光栄であり、感謝しております。み・らいず2は、緑色の「子どもの未来を支える」団体の一つです。子どもたちが元気に、笑顔で、自分らしく、どんな環境であっても、人生の選択をしていける社会。そ...