「み・らいず」から「み・らいず2」へバージョンアップするといっても、これまでの課題が解決したわけではありません。
チャレンジすることは山積みであり、これまでと同様に最大限、真摯に取り組むのみです。出会った人々を支えたい一心でサークルを法人化させ、無い知恵をしぼり、常にこれでいいのかと悩み、自分たちの限界を感じながらもそれを乗り越えようと懸命に取り組んでこられたのは、ともに働くスタッフ、み・らいずを選んでくださった方々、応援してくださる方々のおかげだと思っています。
そしてこれからも力を合わせて取り組んでいけることにやりがいや喜びを感じています。
設立後15年以上が経ち、今まで関わった方々も新たなステージに進んでいます。成人した、元気に働いているというニュースを聞くたびにうれしく思い、スタッフみんなで喜びを分かち合っています。
創業メンバーがそうであったように、学生がガイドヘルパーを務めるという文化が現在も根付いているのも、とても重要なことだと考えています。
これからは、もっと「福祉」が流行ってほしいと思います。
学生時代に福祉を通して社会と関わった人々は、人や社会の幸せを考えながらその後の人生を歩んでいるように感じます。関わる学生が増えることで、社会がより幸せになるのではないかと考えています。
また、女性が経験や能力を活かして活躍できる場としても、柔軟性や当事者性のあるNPOという選択を広めていきたい。
さらに将来的には、スタッフの子どもたち世代が「み・らいず2」マインドを継承してくれれば最高です。