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「人と人とをつなぎたい」役割と自分自身を変えて自分らしく働く

福祉業界で社会人スタートを切り、2社目にmanaby(マナビー)を選んだ千葉さん。創業期の成長著しい時期に入社し、支援業務と並行しながら企業との渉外業務を担当してきた中途社員をご紹介します。


【プロフィール】
千葉唯子
2020年4月中途入社
配属 就労支援事業部事業推進チーム
※2023年1月現在

人と人との関わりで成長していきたい

―福祉業界で働くことを選んだきっかけは?

私は、これまで自分が思っているようにうまくできないことをたくさん経験してきたのですが、なぜ私はこう考えたのかな、どうして私はこうしたのかな、ということが気になったんです。人間が何を考えて動いているのか、人の発達や成長について知りたいと考えて、大学で心理学を専攻しました。

それから卒業後は子供たちの発達成長に関わる仕事に就きました。通所型の事業所で、発達が気になるお子さんを支援する仕事です。人と人との関わりによって、お互いに変化して成長していけるなあと思い福祉業界を選びました。

―なぜ児童発達支援から就労移行支援へ?

送り迎えの際にお子さんの様子や連絡事項などについて保護者の方とお話をするのですが、そんな数分の会話の中でも「自分がいなくなったあと、この子はどう生きるのだろう」という悩みをお聞きすることも多くありました。

子供たちがよりよく生活できるように、成長をサポートすることはとてもやりがいのある仕事でしたが、私たちが支援として関わることが出来る時間は、生活の中のほんのいっときです。目の前の子供たちが教室ではできることも、一歩外に出るとできない、なんてこともたくさんあるのだろうと感じていました。

事業所を卒業してから、やがて大人になり自立して、仕事に就いて日々を暮らしていく。その長い人生を、少しでも「楽しい」「充実している」と感じて生きられるように応援したい。自信をもって表現したいように表現できるような社会だったらいいなと思って。

子供時代だけでなく、もう少し先の人生にも関わりたいと考えるようになり、就労移行支援に興味を持ちました。大学で勉強しているときは考えてなかったですね。

自分らしくあれるマナビーの環境

―なぜマナビーを選んだのでしょう?

地下鉄の広告で「自分らしく働く」という言葉が目に入ったのがマナビーとの出会いでした。児童支援をする中で、みんなと同じようにできること目指すのではなく、それぞれが自分を大切に生きてほしいと感じていたので、とても共感したのを覚えています。

就労移行支援事業を手掛ける企業で「自分らしい」という言葉を掲げているところはほかにもありました。実際に覗いてみると支援内容やプログラムが決まっていて、時間割に沿って、ピシッとダークスーツを纏ったスタッフが指導をするのです。これまで自分が携わってきた子供たちの支援は、本当に個性も課題も様々で標準化ができなかったので、基本的に個別に柔軟に対応してきました。それとのギャップもあり、少し驚いたのも正直なところ。

一方でマナビーは、見学に行ってみると「ありのままでいられる場所だ」と感じました。みんな服装も常識の範囲で自由で、柔軟。話をしてみるとみんなとても明るく優しかったです。自分で目標に向かってやりたいこと挑戦できることが多そうだと感じました。何より、楽しそうに仕事をしているように見えたのが印象的です。ダイアローグに力を入れているところも勉強になりそうだと思いました。

―初めての就労移行支援。不安はありませんでしたか?

これまで子供たちに対して支援していたのが、大人相手に就職に向けて支援することになったので、やはり最初は不安が大きかったですね。でも事業所の仲間に助けられました。みんながそれぞれ補い合ってチームで支援することができました。自分の強みと苦手を開示して、お互いに理解してサポートしあうことが自然にできる環境だったんです。

全体的にマナビーでは安心して発言できると感じます。ダイアローグを学んでいることもあり、意見を否定せずに受け取ってくれる方が多い。上司だけじゃなく、一つの事業所だけでもなく、多くの方にダイアローグの姿勢があるように感じます。


変化し続ける、仲間とともに

―支援員として入社しましたが、今では役割も変わりました

支援をする中で、求人先や就職先の企業とのやりとりをすることもあります。全社的に担当者を配置してよりよく情報を集約していこうと法人担当の部署ができてから、支援員と兼任して担当することになりました。2022年1月からは、専任として企業との渉外業務を担当しています。

支援員のときは、本人と向き合いながら本人の変化に並走できることが嬉しかったです。人生の大きな決断をするタイミングに立ち合い一緒に考えられたことは、とてもやりがいのある仕事でした。

でも「自分らしく」働いて生きるためには、クルーさんの頑張りだけではなく、企業や社会に対してアプローチすることが必要だということも痛感してきました。クルーさんと企業、社会をつないでいきたいと思い、この新しい役割ができるというときに、自ら手を挙げたんです。

法人担当となってからは、より多くの立場の方と関わりながらやっています。例えば就職を希望するクルーの思いや状況を担当支援員と協力しながら、企業の担当者に伝えて橋渡しをする。あるいは企業の障害者雇用に関する困りごとをお聞きして、私たちにできることを提案する。その結果、よりよい方向に進んだり就職につながったりしたときはとてもうれしいですね。

他にも、クルーさんの面接練習や各事業所のサポート、求人情報を収集して伝えるなど
、業務の幅が広くて大変です。でも、とても意義のある仕事だと感じています。

―組織だけでなく、千葉さんも変化して学び続けていますね

私は人間が生まれてから発達を経て大人になっていく人生に寄り添いたいという思いから就労移行支援を選びました。そして、マナビーに入社して支援員や法人担当として働く中で、挑戦したいことも見えてきました。

そのうちのひとつが、公認心理師です。働きながらの勉強は大変でしたが、合格することができました。これからは知識を生かしながらクルー、事業所、企業のかけはしとして、必要な人と必要なサービスをつないでいきたいです。

―これからのマナビー、どんな仲間と働きたいですか

素直で、困難に直面したときに前向きに考えられる人と働きたいです。就労支援は明確な答えがない、とても難しい仕事です。答えはないけど、その時にできること、一番よいことを考えて行動できることが大事ですよね。

いまマナビーには、純粋な思いを持っていてまっすぐな人が多いと感じています。何かのせいにするのではなく、いまあるものに気付けるようなきっかけを与えてくれる人が多い。

事業所の支援員も本社勤務のスタッフも、住んでいるところも役割も違うチームだけど、相談ができる関係性があります。みんなそれぞれの場所で頑張っていることが励みになっています。一緒に励まし合える仲間が増えるとうれしいです。

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