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ひとの「人生」が変わる瞬間に立ち会う。私たちがカウンセラーとしてLITALICO仕事ナビで働く理由。

LITALICO仕事ナビは、働くことに障害のある方が自分にあった仕事や就職支援サービスを探せる「就職情報サイト」です。今回は働くことに障害のある方向けのカウンセラー職を担う社員のお2名に①なぜLITALICOに?/②入社してみて思ったこと/③仕事について の3つのテーマで話を聞きました。


学習院大学 文学部フランス語圏文化学科卒。2013年7月、大手航空会社に新卒入社し、新人育成・クレーム対応部署の立ち上げに従事。2017年8月に大手広告会社に入社しSaaSの法人営業・組織内新人育成を担当。2021年1月、LITALICOに入社し仕事ナビの求職者向けキャリアカウンセラーとして従事。

ーなぜLITALICOに?

(増田)学生時代、発展途上国のボランティア活動に携わる機会があったのですが、自国の日本に目を向けると経済的に恵まれているはずなのに自殺者が年々増えていることに疑問がありました。身近な家族や友人にも心の病気で苦しむ人がいたり、私自身も摂食障害に悩んでいた過去もあり、いつしか誰かの「人生」に対して手を差し伸べられる仕事ができないだろうか、と思うようになったんです。
そんな中で、前職の同期が「LITALICOはすごく増田さんに合っていると思う!」と言ってくれて。当時は心理カウンセラーを目指して心理学とコーチングを学んでいた中で、仕事ナビのカウンセラー職と出会いました。

前職までのグランドスタッフや広告営業も、目の前のお客様に真っすぐ向き合える仕事としてやりがいは感じていましたが、より人生において「必要不可欠なこと(衣食住や命、仕事など)」に対して貢献したいという気持ちがあったのと、常に自身の考えや工夫を反映して相手にとってのベストな解決策を試行錯誤し続けられる環境を求めて、LITALICOへの入社を決めました。

近畿大学農学部卒。2016年4月に新卒で人材系の企業へ入社。2017年5月、新卒の就活支援をおこなう企業でカウンセラーをしつつ、新規事業・大阪拠点の責任者として立上げに従事。2021年1月、LITALICOへ入社し仕事ナビ キャリアサポートグループにてカウンセラー職に。

(松山)人材系の会社で勤めていた中で僕が目の当たりにしたのは、仕事に対して後ろ向きな方、せっかく新卒で入った会社をすぐに辞めてしまった方、働く中で精神障害の診断を受けられた方など、働くことに対して何らかの「障害」を感じる姿でした。

LITALICOが目を向けている社会課題は、障害者手帳を持つ方のうち8割以上が未就労である事実や、日本における精神疾患のある方や労働人口の自殺者による莫大な経済損出など、難題かつ医療や生死に関わる分野にも近しい領域です。ここなら、インパクトある社会課題の解決に参与できるだけでなく、AIによる自殺予防など、医学領域での専門性も一定高められそうだと感じたんです。

また、仕事ナビを含む新規事業は組織が0→1の立ち上げフェーズだったため、そこにコアメンバーとして参画できること、優秀な社員たちとトップスピードで高みを目指せることも魅力でした。壮大なビジョンを掲げるだけでなく、事業部長やマネージャーの経験値からなる戦略の解像度の高さと同時に、その実現性の高さも感じとることができました。面接の中で「困っている人がいる領域にこそ、より優秀な人材を揃えて助けになりたい。」という事業部長髙寺からの言葉も、忘れられない一言です。

ー実際に入社してみてどうでしたか?

(増田)入社前に社員の方から仕事への誇り、仲間への想いを聞いて「本気さ」を感じたことも入社理由だったのですが、実際に働き始めてからもそこにギャップは無かったです。これまでは大きな組織に所属していた経験が長かったので、「組織をまさに創っていっている最中」という環境も新鮮だと感じます。

(松山)組織はまだまだ伸びしろがありますよね。決まった正攻法がなく毎日新たな施策を模索していくなかで、社員全員がそれぞれに課題意識を持ちながら仕事をしているというか。事業に必要な投資は惜しまない傾向にあると感じていて、人に対する評価制度も明瞭かつ無理のない設計だと思います。

また、仕事をする中でもお互いを褒める文化が定着しています。小さな成功でもちゃんと言葉にして称賛してくれるので、最初は「えっこんなに褒められて大丈夫かな」と少し戸惑ったくらいです(笑)。人の苦手なことや不得手は弱みとして受け入れ、その分野に長けている人がそれを補い、人の強みを伸ばしていく風土が根本にあると思います。

ー現在の仕事について教えてください

LITALICO仕事ナビのカウンセラー職とは…
働くことに障害のある求職者様に対して、ご自身の障害と向き合いながら、ご経験・スキル・志向性を活かせる職場をお探しする提案をしていきます。「働く」ということに対して何らかの困難を抱えている方や、前向きなイメージが持てない方、自分に自信がない方の未来を変える解決につながるお仕事です。

(増田)仕事上の不慮の事故から、身体障害者手帳を取得された方がいらっしゃったんです。当時体を使う仕事がメインだったため、前職から退職を強いられてしまい、最初の面談では「人生がめちゃくちゃになってお先真っ暗…」と絶望感や不安でいっぱいでした。一方で、年収は下げずに資格を活かして就職したい、という強いお持ちもあったんです。
仕事ナビとしては当時、ご紹介可能な職種や企業がまだ少ないフェーズだったのですが、チーム内の企業担当チームとも連携して、その方のご紹介をきっかけとした新しいポジションの開拓を進めていきました。無事、前職の年収を上回る条件で希望の仕事に就職された際には「LITALICOさんのやってることって、人の人生を変える仕事だね!」と嬉しいお言葉を頂きました。
「就職」だけがゴールではないんですよね。初回の面談の時よりも格段にご本人の自己肯定感が上がり、明るく前向きになる様子を目の当たりにできるのは、私たち自身のやりがいにも繋がっています。

(松山)「働くこと」への障害が要因で自信が持てなかった方も、就職活動をきっかけに人生や未来も変わるような瞬間に携われるお仕事ですよね。僕はお一人の方と丁寧に向き合うことを心がけていて、その方が持つ真の課題やニーズは何なのか?を見出し、就職につながる糸口を見つけられたときに非常にやりがいを感じます。
障害のある方と接する仕事となると構えてしまう人もいるかもしれませんが、僕たちは障害の名称や特徴ごとの特定のカテゴリの中に人を当てはめることはしません。百人百色の個性があって、キャリア観、障害を起因とする悩みも様々なので「パターン化」することは出来ないんです。求職者ご自身が長年の人生における経験から、自己理解と障害への対処法を深めていらっしゃるケースも多いので、そのノウハウを同じ障害や悩みを抱えた方に対して僕たち自身がハブとなって伝えていくことも重要な役割ですよね。


ー今後のチャレンジについても教えてください

(増田)まだ入社してから半年未満なので、まずはカウンセラーとしてさらに沢山の方の笑顔を導けるよう頑張っていきたいと思います!松山さんと同じく、気になっている領域として自殺撲滅のためのAI予測機能を用いたプロジェクトには興味があります。日本の「心の病気をなくすこと」「幸福度ランキングをあげること」がわたしの人生の目標なのですが、LITALICOでは人生でやり遂げたいことや叶えたいことをそれぞれの社員が想いとして秘めていて、さらにそれを実現できる環境があると感じています。

(松山)まだまだ誰もが自由な職業選択ができる状態ではないと感じることもあるので、後天的な障害そのものに対する予防策や、企業や社会の側の受け入れ体制や偏見などの課題も含めて解決していきたいです。そのためには、良い雇用事例を僕たちが増やしていくことも重要な施策の一つと感じています。働くことに障害のある方の雇用についての成功事例や様々な情報をどんどん世の中に拡散させ、より普遍化していきたいです。
僕個人がカウンセラーとして面談できる人数は限りがありますが、LITALICOには同じ社会課題に向かって多くの尊敬できる優秀な社員とチームが集っていると感じます。この環境を活かし、将来的に実現したい世界に向かって解決のスピードをどんどん高めていきたいですね。


増田さん、松山さんありがとうございました!
LITALICOでは仕事ナビを含む様々なチームでビジョンに向かってともに活躍して下さる方を募集しています。転職活動中の方も、迷っている方も、ぜひカジュアル面談やMeetupなどお気軽にご参加ください。


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