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「イマ」のリーダーシップ開発を「ミライ」へ ​繋ぐ

先日は、インパクトジャパンが推進する「リーダーシップ・エコシステム(LES)」の取り組みの一環として、あしなが育英会様の海外研修制度 20年度研修生に対して実施した体験型リーダーシップ研修をレポートしました。

今回は、このLESの取り組みへの当社の想いや背景をお伝えしたいと思います。

インパクトだからこそできる社会課題への取り組みは?

「VUCA(ブーカ)」という言葉を聞いたことがありますか?

それは、

Volatility:移ろいやすさ
Uncertainty:不確かさ
Complexity:複雑さ
Ambiguity:あいまいさ

の頭文字をとった 「過去のデータや経験則だけでは予測不可能な昨今の世相」を表した言葉です。

脅威もチャンスもないまぜにしたような激動のVUCA時代。
新型コロナウィルス拡大でまさに露わとなった今、インパクトにできることは何か?
私たちは、真剣に考えました。

40年にわたり、組織・人材開発を中心に、”人”をインスパイアし、開発することを
様々な国の、様々な組織の方々と、共に実現してきたインパクトだからこそできること・・・
それは、やはり「人」への取り組みです。

また、2040年にはマイナス20%が予測され、労働力人口の減少が喫緊の課題であるこの日本において、「日本の未来を担う個々人が能力を最大化し、リーダーシップをいかんなく発揮すること」が必要不可欠であり、これこそがインパクトが取り組むべき社会課題と考えています。

リーダーシップ人材が還流する未来のエコシステム構築を目指して

そこで、2020年、「現在のリーダーシップ開発」の一部が「未来のリーダーシップ開発」へ還流するエコシステムとして機能させるというコンセプトで、リーダーシップ・エコシステム(LES)を導入しました。 LESに関するプレスリリースはこちら

具体的には、組織・人材開発コンサルティングを展開している弊社が、
(1)研修事業の売上総利益の1%を、あしなが育英会様に寄付し、
(2)意欲はあるが困難な状況にある奨学生へのプロボノ(リーダーシップ開発)を持続的に提供していきます。

*プロボノ:各分野の専門家が、自分の専門知識やスキル・経験を生かして無償で社会貢献する活動。ラテン語で「公共善のために」を意味する 「pro bono publico」 が由来。

まず、「リーダーシップ・エコシステム」の取り組み第一号として、今年2月「2020年度あしなが海外留学研修」の参加学生約30名に対し、体験型リーダーシップ開発研修とモバイルツールair®を用いた遠隔型学習フォローを実施しました。 
昨今の情勢を受け、大変残念ながら2020年度学生派遣は中止となりましたが、一過性の支援に留まることなく、彼らが今後の学生生活や、それぞれのプロジェクトの中で、今回の学びを活かし、困難な局面へ立ち向かい、未来の日本を支えるリーダーとなっていくことを願い、インパクトジャパンでは、それを支え一助となるよう活動を引き続き行っていきます。 ​

そして、あしなが育英会様へのプロボノ提供を皮切りに、「自社」の「従業員」に「イマ」行っているリーダーシップ開発投資を、「日本社会」の「若者」の「ミライ」を拓くためのリーダーシップ開発へと還流させ、彼らが将来的に日本のマーケットを活性化し、新しい価値を創造していくことを目指しています。

インパクトの社会に対する責任と提供価値

インパクトジャパンは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

組織・人材開発を生業とする企業としての社会的責任・価値提供を真摯に考え、
「人」に対して、「人」を介して、
私たちインパクトだからこそできうることを、自社のリーダーシップを発揮し、
今後も社会課題への取り組みを継続していきます。

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