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デジタルマーケの王になる!フリーランスから社員に転身して、Hubbleで目指すこと

※この記事はHubble noteで掲載されたインタビューになります。

今回はディレクター兼デザイナーとして活躍する藤田の社員インタビューです!元々は業務委託としてHubbleのデザインを支えてくれていた藤田。なぜ正社員へ切り替えたのか、なぜデザインだけでなくデジタル領域を支えるディレクターとなったのかを話してもらいました。

Hubble ディレクター兼デザイナー
藤田 由紀恵
2022年9月 業務開始 / 2023年1月 入社

デザイナーから始めたキャリア。クリエイティブに留まらない領域へ

――Hubbleへは当初業務委託でジョインされていたと思いますが、これまでのキャリアを教えてください。

短大でデザインを学び、新卒ではWeb販売代行事業を行う会社に入社しました。元々デザインをやりたいと思っていたのですが、そこはデザイン系の専門学校か4年生大学を卒業していないとデザイン部には配属されない会社だったので、まずはコールセンターのスタッフとして働いていました。

結果を出したら異動出来るのではないかと思いがむしゃらに頑張った結果、1年後にデザイン部への異動が叶い、ここからデザイナーとしてのキャリアがスタートします。元々地元で就職していたのですが、後に東京支店へと転勤となり、そこでデザインやディレクション業務だけではなく、新卒のデザイナー教育をなど職務の幅を広げることができました。

その後EPARKへ転職します。新規事業開発のチームへ所属となったのですが、業務フローの設計やプロダクト開発、マーケティングの制作物など、何でも屋さんのような役割でした(笑)。2年くらい経った頃にクリエイティブチームを立ち上げ、マネージャーとしてチームを持つようになり、制作だけでなくディレクター育成や採用などの業務にも携わるようになりました。

ーーどんどん業務の幅が広がっていく中、藤田さんの強みであるクリエイティブ領域にまた集中するようになったのですね。

そうですね。ただ、マネージャーだったので自分で創るということはほとんどなくなっていました。チーム立ち上げ時は4人程度だったのですが、最終的には12人の組織に成長して。担当するサービスも非常に多く、デザイナーだけでなくディレクターなど各役割に優秀なメンバーが揃っていたので、私自身はプレイングマネージャーではなくマネジメント業務に集中する形となっていました。

この時までにデザインや制作以外にも、本当に多くの領域の業務に携わってきていたのですが、マネジメント業務をやればやるほど、「やっぱりデザインやディレクションが一番楽しい」と思うようになり、もう少し自分自身で手を動かせる環境に身を置きたいと思うようになりました。その後、フリーに転向しさまざまな事業のWeb制作に携わり、その時に友人をきっかけに出会ったデジタル領域のコンサルティングを行うMOLTS(※入社当時の社名)へ転職します。

この会社では、案件の獲得・お客様の課題分析〜提案・解決のための実働までを自分自身で行なっていたので、かなりハードな働き方をしていたと思います。正直、当時を思い返しても記憶がないくらいハードでした(笑)。そのため働き方を途中で業務委託に切り替え、一部既存のお客様の支援は引き続き行いつつ、自身でも新しい企業の支援を行っていきました。その時に出会ったのがHubbleです。

Hubbleの魅力は、”良い意味”で尖っていないクリエイティブ

――Hubbleへはどのようにジョインされたのでしょうか。

これまで私が経験してきた分野は、主にBtoCでした。クライアントワークの際もtoCサービスが多かったため、シンプルにBtoBのプロダクトに携わりたいという思いが強かったです。また、当時のHubbleのマーケティングチームは正社員が1人で、これから組織を築いていくフェーズにあったため、まずは話を聞いてみることにしました。

面談の際、CEOの早川からプロダクトの説明を受けたとき、感動しました。めっちゃいいやんって(笑)。私はこれまでクライアントワークで直接お客様と契約周りについて交渉することが多かったため、Hubbleがあると非常に便利だと感じました。何よりも、UIが使いやすくて、良い意味で尖っていない。直感的に使えるため、お客様にとって学習コストが低いことがすぐにわかりました。本当にお客様が使いやすいということを第一に考えて設計されたプロダクトというのが伝わりました。

あとは、面談の時間だけでは聞ききれなかった内容を後日このような形で早川から送ってもらい、Hubbleへのジョインする決め手となりました。


ーー当初業務委託としてジョインされたと思いますが、どのようにして正社員として働くことを決意されたのでしょうか。

実は、正社員としてのキャリアを模索しながら業務委託として働いていたんです。Hubbleに参加してから約1ヶ月が経過した頃には、「この会社で正社員として働きたいな」と感じるようになりました。ジョインしてから約2ヶ月後、マーケティングチームのマネージャーである町田から懇親会の提案があり、その懇親会に参加した際に正社員への誘いを受けることになりました。

それまでもちょこちょこノリで「正社員、どう?」といったコミュニケーションはしてもらっていたのですが、絶妙に本気かどうかはわからないくらいのノリだったんですよね(笑)。この日の懇親会で初めてちゃんと話をした気がします。

一応他の会社も比較検討はしていたんです。ただ、ちょうど検討していた会社はマーケティングチームが完成していて、出来上がった仕事を回していくといったフェーズでした。反対にHubbleのマーケティングチームはまだまだ未成熟で、やれることだらけというか、組織としてこれから立ち上がっていくフェーズだったのはポイントの1つでした。


でもやっぱり一番はプロダクトの魅力。このプロダクトが売れないわけがない!と心底思いました。それに一緒に働くメンバーも素敵。早川や町田の力になりたいと思えたのも非常に大きいです。


ーー実際正社員になってからの変化はありましたか?
思っていた以上に忙しいですね(笑)。当たり前ですけど、業務委託の時は限られた業務を限られた時間内でやっていたのですが、正社員だと責任を持って成果を出さなくてはという思いはより一層強くなりますし、業務の幅も非常に広くなりました。

私の理想の働き方は、アフター6でお酒を飲みにいくことなのですが、それを実現するにはもう少し時間がかかりそうです(笑)。

プロダクトの世界観を伝えていく、ブランディング領域へ

ーー業務の幅が広くなったということですが、今の藤田さんはどのような役割を担っているのでしょうか。

私はディレクター兼デザイナーとしてデジタル領域を担当することとなり、HubbleのWebサイトやLPからのCVを改善することが入社当初に掲げたミッションでした。そのため、追っていたKPIもCVRでした。しかし、気づいたらチラシなどのグラフィックデザインも行い、展示会の装飾物も制作し、動画ディレクションも手がけるなど、業務の幅がかなり広がりました。

入社時に町田と一緒にデジタル領域のロードマップも考えていましたが、正直なところ、全然やりきれていないと感じています。ロードマップを策定した後にマーケティングチームの方針が少し変わったことが大きな要因です。要するに、オフラインの展示会に思っていた以上に参加することになったのです。そのため、最初のミッションとは異なる業務が最近では増えています。

ーーこれからはさらにデジタル施策へ注力したいということでしょうか。

そうですね!これまではゼロからグラフィックや展示会の装飾制作物を用意する必要がありましたが、制作物は一通り作り終えました。ですので、今後は制作物の納期に追われることが少なくなると思います(笑)。そのため、広告運用のPDCAを迅速に回したり、LPOを改善したり、デジタル領域に注力したりしたいと考えています。

特にどんなキーワードが、どんな属性の方に響いて、どんなストーリーでHubbleの価値を伝えていくのか、ということをもっと検討していきたいです。たとえば、Hubbleを知らない方へのユーザーインタビューを行うなど、これまでHubbleが取り組んでいなかった方法にも積極的に取り組んでいきたいですね。

あとは、これまでデザインや制作してきたのは、ある種売上に直結する部分なんです。Webサイトや広告のためのLPやバナーなどです。ですが、売上に直接結びつくとは限りませんが、『Hubble』というプロダクトの世界観を伝えていくような、ある種ブランディング領域のデザインなども、将来的には取り組んでいきたいと思っています。

幸い、9月からデジタルマーケティングのメンバーが増えたので、1人でデジタル領域を一手に担うフェーズは終わりました。やりたいと思っていたけれどもできていなかったことが、さらにできるようになるワクワク感が、今からありますね!

マーケターとしての成長可能性

ーーこれまで藤田さんの業務について伺ってきましたが、Hubbleの「マーケティングチーム」としてのお話を聞かせてください。

現在のHubbleのマーケティングチームは、正社員5人に加え、業務委託の方々に支えられています。正社員はマネージャーの町田を含め、コンテンツマーケティング領域が2人、デジタル領域が2人です。昨年は1人だけだったことを考えると、組織として成長してきましたが、やるべきこと・やりたいことが非常に多いです。

やるべきことが多いからこそ、正直に言って忙しい日々を送っています。ただし、その分、挑戦できる機会も非常に多く、私はマーケターとして成長できる可能性を強く感じています。もちろん、一人で抱え込むことはありません。困ったときは気軽に相談できる仲間がいて、一緒に悩むこともあります。

これは本当に素敵な環境だと思っています。

ーーチームワークが素敵ですね。日々マーケティングチームでは、どのようなコミュニケーションを取られているのでしょうか?

各種施策のミーティングは行われていますが、特に気に入っているのは「コミュニケーション設計」という定例の時間です。このミーティングは敢えて議題を設定せず、Hubbleというプロダクト・サービスをどのように伝えるかに焦点を当てた、全員でアイディアを出し合うような時間です。

好きなように言葉を発散することを重視しており、通常のミーティングでは相手に伝わりやすいように慎重に発言することもありますが、ここでは気兼ねなく「とりあえず言う」ことを大切にしています。思いつきの言葉や自分にしか伝わらないかもしれないアイディアが炸裂しているので(笑)、初めは整理された言葉や文章とは言えません。しかし、ここから生まれたアイディアをベースにして、「このワードが合いそうだね」「Hubbleの世界観を表現しているよね」といった具体的な言葉やアイディアがどんどん洗練されていきます。

自分たちが伝えたい言葉ではなく、お客様に伝わる言葉を生み出すのは実際に難しい課題です。そのため、チームメンバー全員の協力とコミュニケーションが不可欠で、私たちは日常的に多くのコミュニケーションをとる必要があると考えています。

ーー実際に、そのMTGから生まれた言葉や文章はあるのでしょうか。

最近、「契約DX」というキーワードに焦点を当てた文章が生まれました。元々、Hubbleのプロダクトを説明する際には、「契約書管理クラウド」という表現を使用していましたが、Hubbleを知らない人にとってはプロダクトの真意が伝わりにくいと感じていて。そのため、よりわかりやすい表現を考えるための議論から、「契約DX」や「新しい契約業務」といった言葉を中心にした文章が誕生しました。

それから視覚的に分かりやすい図を作成するために、何度もイラストを描いたり、ディスカッションを行いました。最終的に図は私が制作しましたが、ディスカッションの過程で、チームメンバーも手書きで絵を描いたり、アドバイスや提案をしてくれたりしました。

マーケティングチームの集大成とも言える表現は、議題を設定しない、みんなでアイデアを出し合うMTGから生まれています。

一緒に働きたいのは、共に挑戦してくれるひと

ーー今後Hubbleにジョインする方や興味を持っている方に向けて、どんな人と働きたいかを教えていただけますか。

何かしら、ご自身の強みをお持ちの方だと、現在のHubbleのフェーズにマッチしていると思います。そして、その強みを活かしたり、経験を広げるために自ら考えて推進できる方であれば、やれることが多い環境で、そして非常にチャレンジングかもしれません(笑)。ここだけの話、私最初は「なぜ私がこの業務をやるんだろう」と思うようなタスクやプロジェクトはありました。でも今振り返ってみると、やってよかったと強く思います。自分の経験にもなり、会社への貢献も感じられて。そして何より、チームメンバーが支えてくれていました。

このように、今のフェーズを共に乗り越えるための挑戦に取り組める方と、ご一緒できると嬉しいです。

あとはとても個人的ですが、仕事終わりに一緒にビールを飲んでくれるような人だと、さらに嬉しいです(笑)。恵比寿でオススメのフライドチキンのお店があるので、一緒に行きましょう!

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