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新オフィスの移転でもっとオープンなコミュニケーションを生む

2024年7月1日からオフィスを飯田橋に移転したので、今回のオフィス移転の目的について書きたいと思います!

ハッカズークは2017年7月設立なのでちょうど7年となる今月で3回目の移転(+1回の増床)となりました。

【過去オフィスの移り変わり】

  • 1つ目のオフィス(2017/7〜2018/11): 7.5㎡(2.26坪)|役員・社員数2→2名|会議室0(共有会議室1)
  • 2つ目のオフィス(2018/11〜2021/3): 31.24㎡(9.45坪)|役員・社員数2→6名|会議室0・会議スペース1(共有会議室1)
  • 3つ目のオフィス(2021/3〜2024/6): 107㎡(32.37坪)|役員・社員数6→20名|会議室1
  •  増床後(2023/7〜2024/6): 195.29㎡(59.07坪)|会議室4・ブース等3・フリースペース有
  • 4つ目のオフィス(2024/7〜現在): 335.6㎡(101.54坪)|役員・社員数20→???名(席は48席)|会議室0(共有会議室複数)ブース等4・フリースペース有

(1つ目のオフィスは2人用スペースに、業務委託メンバーなど最大5人)


(2つ目のオフィスは8人用スペースに、業務委託メンバーなど最大10人くらい)


(3つ目のオフィスに入った時は、24席に対して社員数は6名)


(増床でようやく全社MTGもやりやすくなりました)

2021年の移転が初のオフィスビルへの入居だったということもあり(1つ目は木造のシェアオフィス、2つ目はマンション内のシェアオフィス)、その時はこんな心境を書いていました。

スタートアップ経営者がオフィス移転で感じるワクワクと不安 | 代表の想い
ハッカズーク代表の鈴木です。会社設立から3年8ヶ月くらいになる本日、二度目のオフィス移転をしました。(オフィス移転に関する記事はこちら↓↓↓)移転検討を開始してから今日まで、代表である僕自身は嬉...
https://www.wantedly.com/companies/hackazouk/post_articles/316300
大きな不安は空気やカルチャーの面で、「なんか会社”らしく”なっていくなぁー...」という不安でした。もちろんメンバーが増えて、クライアントが増えて、事業が伸びて、組織が成長して、っていうのはとても嬉しいことなんです。それでも、どんどん会社”らしく”なっていく怖さがありました。
前のオフィスは「マンションの一室からデカくなっていこう!」という空気の醸成を助けてくれていたのに、新しいオフィスでは「ようやく少しは広いオフィスに移れた」って安心したような空気になっちゃうんじゃないか(っていってもまだまだ小さいオフィスですが)、とか、みんなハングリーさが弱くなっちゃうんじゃないか、とか。引っ越しの日が近づくにつれて、そんな不安の方が大きくなってきて、メンバーみんなにもそんな話をしたこともありました。


そしてそれから3年経っての移転で今どのように感じているかというと、同じように不安を感じています(笑)

前回は初のオフィスビルへの移転、そして今回は住友不動産飯田橋ビルという大手デベロッパーのビルへの移転。以前と変わらず、事業が伸び、クライアントが増え、メンバーが増え、組織としても成長していくっていうのは嬉しいしんですが、やっぱりスタートアップらしさやハングリーさが薄まってしまうんじゃないか、といった不安は拭えないものなんですよね。そしてこれは多分これからも成長を続けて大きくなる過程で、いつになっても変わらず不安なんだろうなと思います。

加えて、今回の移転先は「(仮称)後楽二丁目南地区第一種市街地再開発事業」という所謂再開発エリアにあたるため定期借家契約で、2026年度には再び移転をしないといけません。その期限までどころか、それよりも早く「席が足りないから早く大きなオフィスに移転してくれ!」と言われるくらいの速度で成長しないといけないという気持ちもあります。

(出典:環境影響評価調査計画書)

前回の移転時と同じように、この不安を払拭するためには組織が成長する中で事業をしっかり伸ばして、ビジョンの実現に近づけるようなモメンタムが強い状態を作りづつけるしかない。そしてホワイトスペースに新しい市場を創ることが必要なハッカズークでそれを実現するためには、今まで以上にメンバー間での情報共有やコミュニケーションを増やす必要があると考えました。

クライアントが増え、社員数が増え、それぞれが自分の業務に集中している状態になってきたなと感じています。もちろんそれ自体は良いことでもあるのですが、特にまだ事業を創っているハッカズークのフェーズでは「あーでもないこーでもない」というコミュニケーションがもっとされていたり、そのような横の会話からヒントを得るようなことがもっともっと発生していてほしいんです。

だからこそ、コロナ禍をきっかけにフルリモートに移行したままオフィスがなかったり、オフィスはあっても全社員分の席がない会社もたくさんある中で、ハッカズークは週3出社のハイブリッド型を継続して、席数を増やす移転をすることにしました。前オフィスで入れ替え出社にして移転をしないというオプションもありましたが、月水金にみんなが顔を合わすことができる環境を維持するという意思決定をしました。

情報共有やコミュニケーションを促進するための具体策としては、前オフィスでは3つあった個室の会議室をゼロにしました。私自身、昔はオフィスの自席で自分自身が社内ディスカッションをしたり他の人のディスカッションを聞いたり、自分自身が電話をしたり他の人の電話を耳にしたりすることで無意識のうちの情報共有ができていたり、アドバイスをもらったりしていました。それが、コロナ禍でオンラインMTGが当たり前になったことが影響したのかもしれませんが、社内のMTGですら会議室で行われるようになり、執務エリアは静かな状態になりました。

もちろん他に聞かれてはいけない打ち合わせ等はフォンブースや同ビル内の貸し会議室で行うものの、それ以外はもっとオープンに行えるようにしたいという想いから、今回の移転ではフォンブースなど密室の会議スペースは最小限におさえ、オープンなスペースでのコミュニケーションを促進することにしました。また、前オフィスでは増床したため執務エリアと会議室やフリースペースからお互いを見ることができませんでしたが、新オフィスでは執務エリアとフリースペースをガラスのパーテーションで区切っただけなので、誰がどこにいるかも見えやすくなりました。

移転してからまだ1週間ちょっとなので明確な結果が出ているわけではありませんが、明らかに他の人の会話が耳に入ってくる機会は増えていて、とても良い兆しだと感じています。そしてこの取り組みは試行錯誤しながら進めていくので、もしかすると数ヶ月後にフォンブースなどを増やしているかもしれません。でも、こういう大胆な変更をできるのはオフィス移転時ならではですし、メンバーと一緒に働きやすい&モメンタムを強くするオフィス環境作りをしていきたいと思います。

是非そんなオフィスに遊びに来てください!


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