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自社サービス『いっと』の歩み

こんにちは!フォロアス採用担当です。

今回は創業10年を目前としたフォロアスの自社サービスである『いっと』について、
サービスの裏側を部門長である川口さんにインタビューしてきました!

私も知らなかった話が多く、とても興味深かったのでぜひご覧ください!

ーそもそも『いっと』はどんなサービスですか?

 第三者を活用した人材課題解決のプラットフォームです。
 人材課題とは『社員の定着・離職』や『エンゲージメント』『採用』など
 組織に関わる改善が必要な問題を指します。

 仕事を辞めるとき、一身上の都合という言葉や
 差し障りのない理由を作って、それを企業に伝えたことはありませんか?

 ホンネを捉えられない要因は、上記のような "タテマエ" 以外にも
 実は退職者自身が、自身の離職理由を正確に分析しきれていない事で
 本質的な課題までを伝えることができていない、というケースもままあります。

 そんなケースの場合、本人がホンネだと思っている退職理由に対して企業が改善に向けて動いても、
 根本的な解決に繋がりづらく、改善施策のコストが無駄になることも。

 企業が把握している離職理由と『いっと』が提供するホンネの一致率は平均 "30% 前後" 。

 『いっと』は、専門家によるインタビューによって捉えた
 正確な離職理由(ホンネ)を元にご用意する "ホンネレポート" の提供と合わせ、
  "対策の素案" をご提供することで、効果的なHR施策の実行をご支援しています。



ーそんな『いっと』のサービスは構想から現在にいたるまで、どんな経緯を経ていったんですか?

 構想自体は2016年から始まりました。
 2014年に創業したフォロアスは、採用にお悩みを抱えた企業様のご支援をしていく中で、
 お客様から採用以外の人事に関するお悩みを聞く機会も多くありました。

 規模や事業の拡大のためにどれだけ採用しても、退職が抑えられなければ
 拡大に至る難易度が上がってしまう…

 そんなお客様のお声を伺う中で、採用の入り口だけでなく出口までワンストップで
 お任せいただけるような【人材の総合商社】をなりたい姿として掲げるフォロアスは、
 この問題解決をご支援することはできないものかという想いから
 少しずつ『いっと』を形作っていきました。

 社員の定着や離職の問題をどう解決するか考え、様々な施策を行ってもうまくいかないとき、
 問題は入り口の採用なのか、入社後の環境要因なのか、原因が見えない状態なのではないか、と。

 企業が把握している退職者の声はタテマエが大部分を占めるので、
 退職者の声に真剣に向き合っても施策がうまくいかないのは残念ながら理解できる結果。

 そんな中、欧米企業ではポピュラーな退職者の意見に向き合う文化を日本にも取り入れ、
 フォロアスがリーディングカンパニーとして拡大していくことに、価値があると感じました。

 3年の時間をかけて、2019年に『いっと』をリリース。
 リリース当初、私は採用戦略グループに在籍していたので、
 はじめの内は『いっと』の営業担当としてサービスに携わっていました。

 当時はエグジットインタビュー(退職者面談のレポート)を中心としてサービスを展開しており、
 サービスの想いに共感していただけたお客様から、一度に100名規模のインタビュー案件を
 ご依頼いただき、多くのホンネに触れる機会をいただきました。

 100件のボリュームを試行錯誤しながら取りまとめご提出する際、そのままお渡しするのではなく、
 今回浮かびあがった課題に対し「こんな対策はいかがでしょうか」と提案を添えてみたんです。

 その提案は、マネジメントやマネーリテラシーに関するものなど様々な種類の研修でした。
 お客様はその提案を取り入れてくださり、研修の実施が実現しました。

 その機会は、第三者であり採用領域のサービスを提供してきた知見とノウハウがある
 自分たちの提案だからこそ、価値があるという気づきに繋がり、
 それが改善施策のご提案もサービスとしてご提供するきっかけとなりました。

 そこからも、お任せいただく案件が増える中でサービスの向上は常に続け、
 紆余曲折ありながらも、エグジットインタビューの価値を大事にしてくださる
 お客様に向けて、どういったカタチでのご提供がより最適なのかを念頭に置き、
 『いっと』は今もアップデートを続けています。

 サービスのアップデートを進めていく中で、2020年12月に社長室という部署が新設されました。
 メンバーが増えることで、これまでサービスの質向上に注力していたところから、
 拡販をより一層強化したり、広報にも力を入れることができるようになっていき、
 サイト( https://exit-interview.biz/ )をリニューアルしたり、営業資料を作成するなど、
 サービス以外の部分も拡充して、現在に至ります。


ーそんな経緯があったのですね。社長室のメンバーは一体感があり、
 全員が『いっと』のサービスに愛着を感じている印象を受けます。
 室長として、マネジメントで何か意識していることがあるからなのでしょうか?

 何よりも自分がサービスに愛着を持って、そのサービスの良さを採用の段階から
 常に伝え続ける、ということは全員に行ってきました。

 そして、もし各々の自分の業務と直接的には関係なくても
 『いっと』のことを何かしら決めるときは皆で話す、そして常に情報を共有しています。

 ただ、それ以上に自社サービス故の裁量権があって、
 現在が挑戦しやすいフェーズであることが要因として大きいと思っています。

 毎月一人一人と面談をして、仕事で何が楽しかったり興味があるのか、
 どうなっていきたいのか、それを『いっと』の業務内容で叶えるかたちで
 関わってもらうようにしています。

ー最後に、今後の展望があれば教えてください!

 特にないです!笑
 事業の展望という点においては。
 お客様に必要とされるサービスをこれからもお客様1社1社に向き合いながら提供していく中で、
 部分的に事業を広げて行ったり、コンサル的に全てを網羅していく方向になったりと、
 必要とされる、なるべき姿になっていくものだと思っています。

 『いっと』を自社サービスとして提供している、という観点では、
 【日本で一番ホンネの離職理由を知り、理解している会社になること】を
 将来の姿として見据え、これからも必要としていただけるお客様に
 真摯に向き合い、サービスの拡充を進めていきます。

今回は、自社サービス『いっと』の軌跡をご紹介しました!
サービスを作っていく中でのお客様や仲間に向けた想いに、
フォロアスらしさが出ているなあと中の人間として率直に感じました。

フォロアスでは、現在様々なポジションを募集しておりますので、
こういった想いに共感できる、という方はぜひ面談しましょう!

あなたからのご応募をお待ちしております。


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