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入社半年でCM+SNSの連動企画を提案。若年層への認知拡大を実現(リアルマーケティング編)

CM、SNS、屋外サイネージバイ撮る選手権Dリーグ参戦etc. ディップやバイトルの認知を高めるために、さまざまなプロモーションを手掛けるリアルマーケティングチーム。華やかな印象を抱きがちだが、具体的にどんな仕事をしているのか?マネジャーとして働く大門に、話を聞いてみた。


入社して感じた、ディップのプロモーションへの本気度

金川:大門さんは前職でも広告宣伝の業務を担当されていたそうですが、どんなお仕事をされていたんですか?

大門:大手不動産会社で、コンシューマーに向けた広告活動を担当していました。媒体はいろいろ使っていたのですが、主軸はTVでしたね。TVCMとか、いわゆる認知獲得やブランディング目的の広告を企画・実施する仕事を7年経験しました。

金川:どうして転職しようと思われたんですか?

大門:そのとき年齢が33歳で、仕事がちょうど楽しくなってくる時期だったんですね。役職も管理職手前くらいでプレイヤーとして油がのっていた時期に、なんというか、いろいろチャレンジしてみたいという思いがあって。この先のキャリアを考えたときに、心機一転新しい環境でさらに成長していきたいなと思い、転職を決めました。

金川:ディップに入社後はどういうお仕事からスタートしていかれたんですか?

大門:一番最初に担当したのはTVCMでした。ちょうどアイドルグループを使用したCM企画が決まったころで、途中からジョインして撮影に立ち会ったりしていました。

金川:ディップでもTVCMからスタートされたんですね。前職との違いは感じましたか?

大門:扱う媒体に関してはそんなに変わらないのですが、深さが結構変わったな、というところはありましたね。

金川:深さとは?

大門:大手の会社だと、代理店任せになってしまいがちなところがあるんです。代理店にバジェット(※予算)を渡して「よろしくね。あとは良きように」みたいな。でも、ディップは違いました。社長がマーケティング、プロモーションに対してすごく想いを持っている。経営層がそれだけマーケティングであったり広告部門に興味を持っていて、真剣に考えていることは、私たちにとって大きなやりがいにつながっています。そういう想いに応えようとすると、やはりこちらも生半可な気持ちでは取り組めない。例えばTVCMをつくる場合、ターゲットはどういうTV番組を観ているのか、どのTV局に出すのがコストパフォーマンスが良いのか、結局TVが良いのかWebが良いのか、フリークエンシー(※ユーザーが広告に接触した回数)について何回接触したら態度変容するところまでいくのか、そういったことも社内でしっかり話し合い考えた上で、代理店と進めていきます。

入社半年後に発案したTikTokハッシュタグチャレンジで、若年層へのリーチに成功

金川:リアルマーケティングチームってTVCM以外にはどんなことを担当されているんですか?

大門:Dリーグ参戦や、渋谷スクランブルスクエアに出ているような屋外サイネージも担当しています。あとは、同じTVでもCM以外にTV番組とのタイアップなどもやっています。ただ、TVだけだと若年層へのリーチ(※広告の到達率)が十分ではなくなってきているので、最近はTVとSNSの連携にも力を入れています。若年層のTV離れはやはり進んでいて、最近の若者が興味関心を持っているのはWebで活躍している人たちなんですよね。YouTuberやティックトッカ―だったりとか。そういうインフルエンサーの方たちとお仕事をする機会もすごく多くなってきています。

金川:TVとSNSを連携させて成功した事例はありますか?

大門:入社して半年くらいたった2020年1月頃に、アイドルグループを使用した「クイズショー」というTVCMを担当していました。そのときに、CMと連動させてTikTokを使ったハッシュタグチャレンジというプロモーションを提案しました。ちょうどネズミ年だったし(※バイトルのキャラクターは「バイチュー」というネズミ)何かやりたいなと思って、TikTokで女性アイドルたちがかわいくネズミのチューチューダンスを踊ったら面白いかなと。その動画は2000万回再生されました。

金川:2000万回はすごいですね!

大門:TikTokってやはりすごく観られてるんだなと。今もSNSは積極的に活用してます。最近だとバイ撮る選手権でハッシュタグチャレンジを行い、インフルエンサーも活用しました。そういった新しい企画を入社したばかりであっても手を挙げれば任せてもらえるというのはディップの良いところだと思います。逆に何も言わなきゃ何も始まらなくて、そこは結構難しいところだったりするのですが。能動的に動く人にとっては良い環境かなと思います。

クリエイティブな側面だけではない、リアルマーケで働く上で必須の地味な側面

金川:お話を伺っていると、リアルマーケティングのお仕事って何かを発案したりクリエイティブなイメージがあるんですが、実際はどうですか?

大門:クリエイティブな側面もありますが、実際には企画を実現させるためのディレクションが主な仕事なんです。例えば屋外サイネージでいうと、写真素材をいつ撮って、初校をいつあげて、確認して、戻ってきて、再校を出して、みたいな。スケジュール管理がたぶん仕事の6~7割は占めてるんじゃないですかね。それをマルチタスクで、同時にTVCMと屋外サイネージと、Webの施策とっていうのを並行で進めていきます。「タレントと楽しそうにやってるな」とか一見華やかそうに見られがちですが、実はわりと地味だったりしますね。

金川:ディレクションが多いんですね。どういった人がこの仕事に向いていると思いますか?

大門:求める人材でいうとコミュニケーションスキルが一番大事だと思っていますが、マルチタスクで物事を考えられることも重要だと思います。複数の案件をしっかり進行管理できて、前に進められるという方が合っていると思います。あとは、世の中のトレンドだったりとか、何事に対しても興味を持って、調べたり、研究したり、オタク気質のある方も個人的には向いてるかな、とも思っています。しっかり屋だけど、興味関心みたいなものもある、そういう人と一緒に仕事をしたいなと思いますね。

ディップの認知を上げていくために、リアルマーケチームが掲げているテーマとは?

金川:リアルマーケティングチームが今チャレンジしていることを教えてください。

大門:一つはWebとリアルの統合マーケティングです。例えばTVでいうと、今まではとれるデータが視聴率くらいしかなかったんです。それが、近年では視聴態度までとれるようになりました。どれだけテレビ画面に集中しているかとか、CMに入ったときにどれだけの人が離脱したかとか、そういった「視聴質」のデータを見られるようになりました。それをTVとWebで比較して、どれだけの違いが出たかというところまで追える世の中になってきているんです。今後はよりWebと連携して、どれだけの人がブランドリフト(※広告と接触する前後を比較して、認知度や好感度が上がったかを表す指標)したのかとか、どれだけの人にリーチを最大化できたのか、コストダウンできたのか、といったところに対して目標をたてて、取り組んでいきます。もう一つは、企業ブランディング。営業の方々からも結構声を聞くのですが、バイトルは知られていてもディップを知っている人は実はそこまで多くないんですよね。ここから先は、ディップを日本で誰もが知る企業にするために、どういう広告活動をしていけば良いのかを考えるステージに立っていると思います。

金川:ディップの認知を上げていくために、どんな取り組みをされてるんですか?

大門:一つは企業CMの展開です。2021年4月から、有名スポーツ選手を使用して大々的に企業CMを展開しています。他にも、放送局が実施するSDGsWEEKや、ビジネスユーザーがよく観ている報道番組への協賛、TV番組とのタイアップなども行っています。あとは、Dリーグへの参戦もまさにその取り組みの一つです。スポーツを通してディップのことを広く認知してもらうことができるので、今力を注いでいます。そういった幅広い取り組みを通して、企業認知度を高めてディップがトップオブメジャーになることを目指しています。


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