ディップの現役社員にインタビュー。求人情報サイト「バイトル」の制作部はいったいどのような仕事をしているのか。今回はクリエイティブ統括部広告制作部の制作ディレクター・吉井に、仕事内容ややりがいなどを聞いてみた。
映像系フリーランスからディップへ。
元々は映像系のフリーランスとして、CMや映画の撮影をしていたんです。
専門学校を卒業して、まともに就職活動をやったことはなかったです(笑)。学校時代のつながりで仕事をいただいていました。
ただ、体力の兼ね合いで、安定した仕事についた方がいいんじゃないかなって思い始めて。
書くことも好きで同時期に脚本を書いていたこともあったのですが、自分の想像に限界を感じていたときでもありました。
そんなときに、「ライター募集」で求人していたディップに目が留まりました。
“求人広告を書くために、いろんな人に会って取材をする”ところに魅力を感じて入社しました。
求人広告って「ゴールを決められる」のがいい。
――入社してみて、どうでしたか。
依頼された企業の取材や原稿を通して、採用を成功させるのは自分次第っていうところがこの仕事ならではかなって。
――“自分次第”とは。
結果に対して、やり方も決められるし、どんな人をターゲットにしてどんなふうに訴求していくか、どんなコピーを選ぶかは自分次第だから。
フリーランス時代、撮影は「○○をつくる」っていうゴールが決まっていた。
そういう環境が長かったからか、裁量が大きい求人広告って面白いなって思いました。
クライアント提案、業界への企画もある。
――原稿作成がメイン業務でしょうか。
バイトルの求人原稿だけじゃなく、クライアントへの企画や提案が多いです。
取材がメインで、週3本の取材と原稿作成をこなす時もありましたが、営業が受注したい案件に対してメンバーと企画を練って直接クライアントへプレゼンすることもあります。
自分でやれることは結構あります。
最近は個別の企業というより、採用課題が大きい業界に働きかけることもあります。
たとえば、とある企業でどんな施策を行っても効果が見込めない状況があって。
「だったら、業界全体で求職者に新しいイメージを変えられるようなアピールをしていきましょう!」と企画しました。業界全体の採用企画も担っています。
企画内容から問いかけ、変えていく。
――おおお、一気に大きくなりましたね。やりづらくは?
そうですね、正直…やりづらさもあります(笑)。
社会人経験20年以上のベテラン営業たちと進めることもあって、彼らの長年の経験に圧倒されることもあります。
でも、「成果のためならこの方向がいい!」って思ったらちゃんと伝えて、やりたい方向へ運ぶことができます。
時間とお金をかけるんだったら、しっかり結果出したいじゃないですか。
その企画って、「本当にクライアント・ユーザーのためになる?」と、問いかけて作っていますね。媒体選定を改めて相談することもあります。
さっきの業界全体への企画も、当初営業サイドから受けたテーマは全然違ったんですけど、「こういう結果がほしいですよね!」って説明して、制作側の提案する方向へ着地させました。
得意分野が活かせる会社
――他にはどういった業務がありますか
フリーランス時代の経験を社内で買ってもらって、社員総会(ディップの全社員約2000名が集まる年に一度の大イベント)で使用する映像のディレクションを担当しています。社員のVTR映像などを外部の映像会社と一緒に制作します。このように、これまでの経験を幅広く活かせる会社だと思いますね。
デザインもコピーもデータも学べる環境
――最後に転職を考えている方に一言おねがいします!
ディップの制作はいろんな人がいて、いろんな人と話せて学べるのが強みです。
デザイン・コピーライティング・データ分析などのいろんな分野に強い人がいて、わからないところはみんな教えてくれる。聞きながらやれたのがよかったです。
私は映像分野ではずっと技術職で、正直Webの知識はゼロでした。
そこから、みなさんに教えてもらいました。
制作分野だけじゃなく、営業とも距離が近くて必然的にコスト感覚も身につく。一緒に同行して、営業スキルも学べたりしますよ。
いままで専門分野一本だったけど、まだまだいろんな分野を見てみたい!そんな方にはディップの制作は魅力的だと思います。
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Interview_Takashi Murata | Text&Photo_ Yu Ueno
吉井 真奈美(よしい まなみ)
人材サービス事業本部クリエイティブ統括部広告制作部制作ディレクター。2015年9月入社。一企業からグループ企業まで、クリエイティブ企画から制作までを担う。普段は人見知りだが訪問先でスイッチが入る。
引用元:https://jisedai.work/dip-012/