【事業紹介】ガイドコミュニティ事業の取り組みについて、久保田にインタビュー！

こんにちは！採用担当の酒川です。

今回はガイドコミュニティ事業について、代表の佐々木直下で活躍される久保田さんに、事業の取り組みや、やりがいについてインタビューを行いました！

まずは、自己紹介をお願いいたします！

2023年11月に入社、現在はガイドコミュニティ事業におけるコミュニティマネジメントをしています。

学生時代にはスペイン語を学び、観光や言語にもともと興味がありました。大学を卒業後は、当時していた小売店でのアルバイトから社員登用され、そこで仕事をしていました。興味のある観光・言語の分野で活躍がしたいと考えるようになり転職を決意し、羅針盤社と出会いました。

早速、ガイドコミュニティ事業の取り組み、目指している姿を教えて下さい！

JapanWonderGuide（以下、JWG）という日本で観光ガイドをされる/目指されている皆様のためコミュニティ運営を行っています。

ここでは、「日本にガイド文化を創る」をスローガンに掲げ、ガイディングスキル向上のための研修や、より自分にあった環境で活躍の場を見つける機会として、旅行会社とのマッチング面談、ガイド仲間同士の輪を広げる交流会の提供を行っています。

訪日外国人が増え続ける昨今、日本各地で地域の魅力を伝えるガイド不足や高齢化が顕在化されつつあります。

日本のガイド業はまだまだ職業としての認知度が低い状況です。また、人気ガイド様のもとには仕事が集中し、新人ガイド様には仕事が少ないなどの収入面での不安定さも、ガイド人口の少なさに起因しているのではないかと考えています。

私たちは、「日本のガイドの質を世界一に！」という目標に向かって、新人が先輩から学べる場や、ガイド同士がつながって情報交換でき、高め合えるコミュニティを作ることで、ガイドの皆様と一緒に質・地位向上を図っています。

そんな環境を整えていくことで、ガイド業を人気の職業にしたいと考えて取り組んでいます。日本にガイド文化を醸成することで、地域の方もゲストにとっても喜んで頂ける環境を作り、日本の観光を盛り上げ、日本の観光をリードしていきたいです。

主に、どのような取り組みを行っているのでしょうか。

1つ目はガイドの質向上のための研修ですね。

例えば、東京・京都で行うエリア研修は繁忙期の4月・11月を除き、毎月1度開催しています。ベテランのガイド様に講師を依頼し、観光スポットを少人数で実際に探索しながら、地域の魅力やゲストに喜んでいただけるトーク術などを学んでいただけます。

また、コミュニケーション研修を定期的に、銀座オフィスにて開催しています。

↑地域プロデュース事業本部、地域コンサルタント森さんを講師とした研修風景。

これらの 研修はアクティブラーニングが取り入れられ、講師の一方的な講義学習ではなくグループディスカッションを行うことで参加者の皆様が主体的に考え、学んで頂けるように設計しています。

 毎回10名ほどの少人数制で行い、今回は【ガイドに求められていること・ガイドが話すべきことは何か・難しい質問にはどう対応するか】　をテーマに行いました。

コミュニケーション研修の他にも、旅行会社やパートナー企業様にご登壇いただくオンラインウェビナー等、開催しています。オンラインで受講できるE-learing数も60本を超えました。

ガイドコミュニティ事業の取り組みの2つ目の柱は、大交流会の定期開催ですね。

東京では年に2回、京都では年に1回、ガイド間同士での交流の機会、ガイド様と旅行会社のマッチングの機会創出の場として、JWG大交流会を開催しています。

前回（2024年1月）行った会では、2都市会場合計でエージェント14社、総勢205名のガイドの皆様が参加され、想像を遥かに超える規模となりました。

皆様の熱意が強く、会場が活気と熱気に包まれた大盛況な交流会となりました！

仕事のやりがい、楽しさはなんですか？？

入社してから約8か月、刺激の多い毎日を送っています。特に印象深いのは1月に開催したJWG交流会ですね。11月に入社し翌年1月に交流会の予定だったため、3か月弱、とにかく準備に奔走しました。

参加されるガイドの方や旅行会社様にとって良い機会となるよう、念入りな企画・集客は慣れない私にとっては大変でしたが、終わった後の達成感はひとしおでした。

同時に、参加したガイド様同士が交流し、情報交換されている様子や、「自分にマッチしたエージェント・旅行会社様を見つけることが出来た。」という声を聞くことが出来たときには大きなやりがいを感じました。

現在も、8月に東京開催のJWG大交流会に向けて準備中です。

これからの目標を教えて下さい！

今年の春に、代表の佐々木の勧めで築地市場でガイドをする経験をしました。ガイドはしたことがなかったので正直、少し不安もありました。

しかしながら、実際に体験してみて、自分がお勧めした食事にゲストの方が喜んで下さった姿や、目を輝かせながら話を聞いて下さった姿をみて、「感動を提供できたこと」「日本の良い所を知ってもらえたこと」に大きな喜びを感じました。

ガイドの楽しさを体感したと同時に、日本の歴史・文化・食事などの素晴らしさをもっと知ってもらいたいし、私ももっと知りたい。と強く思いました。今は、全国通訳案内士の資格取得に向けて勉強中です。

ガイド業は今は「なりたい職業」として選ばれにくい状況かもしれません。

だからこそ、ガイドという仕事の楽しさを知ってもらい、学ぶ場があり、見合った報酬を得ることが出来る。そんな環境を作ることが出来れば、必ず日本のガイド人口は増えると感じています。

JWGに10,000名が参加するようなもっと大きなコミュニティとなり、ガイド・エージェント・観光事業者、みんなで観光を盛り上げていける、そんなプラットフォームの場にしたいと考えています！