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AWS主催の“ANGEL Dojo”レポ!

こんにちは。
今回はDX企画推進部の森さんからITの若手メンバーで挑んだAWS主催の“ANGEL Dojo”レポをお伝えしてもらいます!

まずは“ANGEL Dojo(エンジェルドージョー)”についてご紹介します。
ANGEL?天使? 違います(笑)
Aws Next Generation Engineer Leader Dojoの略だそうです。
「AWSで日本を元気に!」がテーマの、実践力と自信を身につける3カ月間のハッカソン型トレーニング企画です。

ハッカソンとは・・

通常数日から数週間の期間で開催され、参加者はアイデア出し、プログラミング、デザインのスキルを活用して、特定の課題やテーマに関連するプロジェクトを開発します。参加者は個人またはチームで競い合い、期限内にプロトタイプやデモを作成し、審査員にプレゼンテーションを行います。ハッカソンはイノベーションの促進、新しいアイデアの発掘、コラボレーションの場として利用されています。



今回、AWSの方から幸運にもお声がけいただいたので、チャレンジ精神のある以下のメンバーで参加させていただきました。

そして結果を先にお伝えしちゃいますが、
ドドン!

エンジェル賞で2位!!

初参加で素晴らしい結果を残しました!
参加企業数はユーザー企業6社とパートナー企業14社(合同参加もあるので7チーム)の13チームでした。ユーザー企業とパートナー企業でそれぞれエンジェル賞とベストアーキテクチャー賞があって、それぞれの1位がAWS本社で行われる頂上決戦に進むルールになっています。なので頂上決戦は4チームが選ばれます。エンジェル賞は最終発表に参加した人達の投票で、ベストアーキテクチャー賞はAWSの方達が決めます。

発表した内容は「安否確認システム Ampider(アンピダー)」です。
実際の提案資料を抜粋してお見せします。

なぜ「Ampider」を考えたのかというと・・
現在、安否確認用に利用しているe-革新の課題があったからです。

  • 大雨、洪水、大雪など、自然災害は多数あるのに、地震のときしか使えない
  • 回答率が低い

などなど。

・・・まずは Working Backwards(後ほど説明)を用いてプレスリリース資料を作成しました・・・


プレスリリースで固めた内容を軸に、具体的な仕様やUI(見た目)などをチームで考えていきました。ロゴもデザインしています。

     回答率にフォーカスし、回答率100%を目指すにはどんな仕組にすればいいかを検討。

他社製品との比較もして、

(見てもわかりにくいですが)どんな構成でシステムを動かすのかも。

さらに画像認識を活用して出社可否の提案なんかもできるといいなと、今後の拡張性も考えています。

ANGEL Dojoは終了しましたが、ここまである程度の形が見えてきたので、実現に向けて運用面も含めて検討を進めていく予定です。
※注意※ 実際にリリースする際は提案書の内容と変わる可能性があります。

ちなみにAWSに触ったことがない人でもOKです。
他の企業の方達の中にはIT部門ではない方もいらっしゃったようです。

参加者は3カ月間、毎週木・金の2日間をANGEL Dojoのために時間を使います。
基本はオンラインでグループワークで進めます。

     ・・・・・・・東京目黒にあるAWSのオフィスでの打ち合わせ風景・・・・・・・・

1週間のうち2日間は他の業務ができないので、メンバーを選出する際、上長たちはすごく悩みましたが(私もその一人)結果として参加させて良かったと思っています。

なぜならば、この企画を通して

“ AWS流モノづくりの考え方 Working Backwards を活用したサービスの企画ができるようになる ”

“ アーキテクチャ設計およびプロトタイプの開発により、自分たちで手を動かす一気通貫のモノづくりができるようになる ”

ことを体験することができたからです。

Working Backwards については検索するといろいろ情報が出てくるので、ぜひご自身で調べてみてほしいのですが、簡単に言うと顧客のサービス利用イメージから逆算してサービスの企画を考える手法のことを言います。AWSでは“パワポを使った提案はNG”ということはよく知られていますよね。
その代わりに作成するのが、プレスリリースです。実際のプレスリリースを想定して「顧客向けのFAQ」と「社内のステークホルダー向けのFAQ」も一緒に作成します。
実際にAWSの社内で行われていることを体験することができるのはとても貴重な経験でした。
ついでに書籍もご紹介しておきます

頂上決戦に残った4社は以下のみなさんです。

  • キヤノンITソリューションズ株式会社・株式会社ゆめみ:「自炊っち」
  • アイレット株式会社・株式会社アイディーエス:「ふらっと」
  • 株式会社エフピコ:「FPCO日報」
  • コクヨ株式会社:「CafoTE」

私も頂上決戦を観覧させていただきましたが、どの発表者の方たちもプレゼンがとっても上手でした。
参加企業一覧はAWS JAPAN APN ブログから確認できます。

[内製化支援推進] ANGEL Dojo 2023 キックオフ!活動のご紹介

参加企業と方々と取引がある方もいらっしゃるかもしれませんので、チェックしてみてください。 Youtubeでも頂上決戦の様子が配信されているので、ぜひご覧になってください。

今回参加した2023年度版がこちら ▼

ついでに2022年度も ▼

全体を通して感じたことは、こうやって課題から解決方法を導くための考え方を知っていたり、それを実践する機会が日常的にあると、社内のデジタル化・IT化・DX化も進んでいくのではないかなと。
IT部門では割とその機会が多くあるので、これからも情報発信していけたらいいなと思っています。

以上、ANGEL Dojoレポでした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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