日本酒「楯野川」 | MUGA 楯野川無我 | 全量純米大吟醸プレミアム日本酒
究極のフレッシュさ・新鮮さを求めると、搾る前のどろどろした醪(もろみ)に行きつく。ただ、日本酒製造の免許だと、その醪を濾す作業が無くてはならない。濾す作業は液体と固体を分ける作業だ。濾す作業が無くてもいいのは、どぶろくや韓国のマッコリとなる。 ...
https://www.tatenokawa.com/ja/sake/products/products.html?category=3
広報課の北山です。
いよいよ、楯の川酒造の新酒「楯野川無我ブラウンボトル」の出荷を開始いたしました!毎年大人気なので、楽しみにしているお客様も多いのではないでしょうか?
私も個人購入させていただいたので、今から到着が待ち遠しい…。
楯の川酒造を最近知ったという方には馴染みがないかと思いますので、今回は楯野川無我シリーズについて紹介をしようと思います。
蔵人が搾ったばかりのお酒を利き酒する『槽口』 (ふなぐち)
そこで味わうお酒が最もフレッシュなのではないか、その味わいをお客様のもとへお届けしたい…
そのような思いから誕生した「究極のフレッシュさ」を追求したシリーズです。
・楯野川無我ブラウンボトル(美山錦)
・楯野川無我ブラックボトル(出羽燦々)
・楯野川無我クリアボトル(山田錦)
と、三種類の酒米で展開されており、11月~2月にかけて順次リリースされます。
しぼりたてのお酒の風味を損なわないように、搾った直後に瓶詰~出荷されていますので、口に含むとチリチリとしたガス感を感じることができます。
各商品の詳細は、こちらからどうぞ👇
ちなみに余談ですが…楯の川酒造の蔵人の間では、槽口のことを通称・UFOと呼んでいます(形状が似ているので)。
6つの「無」をキーワードとして設計されています!
「無濾過」 採れたそのままの
「無加水」 濃厚な旨味を持つ原酒で
「無加熱」 フレッシュな生酒として
「泡を立てない」 自然な発泡感を残したまま
「時間を置かない」上槽当日に瓶詰め
新鮮味あふれる美味しさを
「無我夢中」に追求しました。
実はこの他にも6号酵母使用、6代目蔵元などの裏設定も…。
シンボルマークも六角形になっており、内包する6つの「無」を、入れることができない騙し絵の箱
で表現されています!『余計なものを加えない、シンプルな形を探求した』という意味合いも込められています。
続々とお酒の搾りも続いているということで、今年収穫した酒米の特徴や「楯野川無我ブラウンボトル」のできばえを製造部長・川名さんに聞いてきました!
― 2021年収穫米の特徴はどのようでしょうか?
夏場にだいたい予想していた通りで、醪の中でよく溶けています。ここ数年では見られない溶け具合で、吸水率など調整を進めています。
よく溶ける=米の旨味が出やすくなるというメリットがある一方で、雑味となる成分も出やすくなってしまうというデメリットがあります。純粋な米の旨味成分を出しつつも雑味成分が極力少なくなるように発酵させることができるかどうか、蔵人の腕の見せ所です!こちらの記事も参考に↓
― 今年の「楯野川無我ブラウンボトル」のできはどうですか?
例年よりも香りは穏やかですが、味はふくよかで幅があり、甘みもしっかりと感じることができます。口に含むと、ぶわっと旨味成分が押し寄せてきますし、狙い通りにガス感もしっかり残っていますので、いい出来に仕上がったのではないかと思います。
― どんな料理に合わせるといいでしょうか?
寒くなってきたこの時期なので、鉄板ですが「鍋料理」でしょうか。お酒の味がジューシーで濃いので、鍋料理も味わいがしっかりしたものが合いそうです。
う~ん、話を聞くとますます美味しそうですね…早く飲みたい!
来年1月には「楯野川無我ブラックボトル」、2月には「楯野川無我クリアボトル」とリリースが続きます!同じ酵母で米違いなので、3種類並べて飲み比べても面白いですよ!(私も毎年飲み比べように寝かせておこうと思っているのですが、つい手が伸びてしまい直ぐに飲み干してしまう…)
毎年決まった数量しか造ることができないので流通量も少量ですが、楯の川酒造公式オンラインショップから予約いただければ、確実にGETできますので気になる方はぜひ覗いてみてくださいね!
飲んだよ~!という方がいらっしゃいましたら、レビューもどしどしいただけますと嬉しいです。
それでは、また次回の更新もお楽しみに!