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先輩社員の苦い新人時代を振り返る!笑顔で築く理想の職場環境

難しい仕事もこなしたり、マネジメントする立場にある先輩社員にも、もちろん新人時代がありました。

後輩社員からすると憧れの先輩ですが、新人時代はどのように仕事をされていたのか?

今回は、アドバンスに入社して20年以上になるベテラン社員の伴さんに、新人時代のお話を伺ってみました。

Q.ご自身が得意な業務や分野はありますか?

初対面での営業活動とか、課題解決するプロセスを組み立てるのが得意ですね。

中小企業の場合、法令通りに制度を整えきれていない場合もすごく多いんですね。だからといって、「法令ではこのようになっているので、制度を整備しないといけないですよ」と伝えるのではなく、お客様に伝わるような表現や事例を使って、社内整備をしていく道筋を説明したり、ゴールを提示して良いイメージを描いてもらったりすることを意識しています。

相手に良い未来をイメージしてもらって行動してもらうための対話が得意分野かなと思います。

人とコミュニケーションを取るのが好きなので、むしろ喋ってないと落ち着かないタイプです。

Q: 新人時代に先輩にフォローしてもらったエピソードはありますか?

タスクの見落としをしていて、先輩にフォローしてもらったことが忘れられません。

僕たちがやっている仕事の一つに、お客様の社会保険への加入等の代行手続きをするというものがあります。入社時の社会保険等の手続きも今では電子申請できる時代になりましたが、自分の新人時代はまだ申請書(用紙)に手書きして役所に持っていくという形で手続きを代行していたんです。

僕がお客様から依頼のあった「健康保険証」を発行するタスクを見逃してすっかり忘れてしまっていて、お客様から「いつごろ健康保険証が届くの?」と聞かれたことで気付いたことがありました。

でも、別の仕事ですぐに対応できない事情があったので、先輩社員に急ぎで書類を作ってもらって、提出してもらったんです。それが、新人時代で一番覚えているフォローかなと思います。

あと、お客様から改善点や要望をいただいたりすると、先輩社員が一緒に対処方法を考えてくれたり、ときにはお客様のもとへ謝罪の同行をしてくれました。


Q: その後、どのように改善していかれましたか?

ツールの力を借りています!

20年前は今ほど色んなツールもなく、連絡も電話やFAX、メールが主体だったので、見落としがないようにシンプルに逐一メールを見返すようにしていました。

今では単なるメッセージのやりとりだけでも、色々なツールを利用しています。

届いたメッセージに「未処理」「処理中」「完了」のように自分のタスクが分類できて見える化できるツールを利用しているので、定期的に確認して漏れがないように気をつけています。

Q: その他に工夫されていることはありますか?

個人単位ではなく組織単位でもタスクを共有できるツールを利用しています。

先ほどの話は個人のタスク管理の話ですが、広い意味では自分のタスクは「組織としてのタスク」でもあると思うんです。例えば、アドバンスのリフレッシュ休暇は、1年の内に5日は連続で休まないといけない仕組みになっています。

そうなると、土日祝など含めると1週間以上も仕事を休むことになります。

僕にしか連絡ができないってお客様もいらっしゃるので、僕が長期の休みを取ると1週間も返答をお待たせするようなことになってしまいます。そんな時にも、自分以外の社員がすぐに対応できるようにツールを導入しています。

自分宛に届いたメッセージを自分以外の社員でも確認できる機能があるので、社内ルールを作り社員に浸透させることで対応しています。


Q: 後輩社員をサポートするときに意識していることはありますか?

いつでも相談しやすい雰囲気を意識しています。

僕自身の経験として、学生時代に部活動をしていたときに、「先輩の言うことは絶対に聞かないといけない」みたいな雰囲気が嫌だと思っていたことが大きいかもしれません。

例えば「俺らが1年生のときは水飲んじゃ駄目だったから、今度入ってくる1年生も水飲んじゃ駄目」みたいな押しつけというか威圧がすごい嫌だったんですよ。

僕は、自分が嫌だったことを後輩に引き継がせるのはおかしいと思っていて、「水ぐらい飲みなよ」って感じで後輩と接してました。

学生時代の話ではあるんですが、社会人になってからもそれに近いような話を聞いたりするんですよね。「背中を見て学べ」とか「同じことは2回聞かないようにする」みたいなことだっだり。

だから、後輩社員と接するときには、極力「いつでも相談していいんだよ」という感じで言いやすい状況を作るようにしています。

萎縮して欲しくない、という気持ちが根底にあります。

相談しやすい状況があると、萎縮せずに事前に相談もしやすいし、事前に相談してもらうことでアドバイスもできます。あとは、失敗と捉えるのではなく、工夫すべきことの発見だったりとか改善点を見つけられたという視点にも繋がるのかなと思います。


Q: 前向きな姿勢が後輩フォローにも表れていますね。ご自身の性格はどんな性格だと思いますか?

常に笑顔でいたい!動物でいうと好奇心旺盛な子犬。

常に笑っていたいんですよね。楽しくやっていたいというか、常に「仕事も遊びも面白くやりたい!」という気持ちがあります。

でも、僕が不満とかを聞くことは全く問題ないと思っています。相手も言葉にすることでスッキリしたり解決策を思いついたりすることもあると思うんで。

ただ、僕自身がぐちぐちした話はしたくないですね。笑顔でいたい性分なので!

あとは、好奇心がすごくあると思います。

ボールがコロコロって転がってきたら飛びついていくような子犬みたいな感じかもしれないです。

自分がやりたいなって思ったことはチャレンジするタイプ。やり込むと追求してやってしまうところもありますね!


まとめ

インタビューを通して、明るい性格と前向きな姿勢が伝わってきました。

特に印象的だったのは、新しい世代にはより良い環境を提供しようとする姿勢です。

また、新人時代に先輩社員にフォローしてもらった経験談からも、社内の人間関係の雰囲気の良さや働きやすさへの配慮が垣間見えました。

連続で長期休暇を取得する仕組みを整えているので社員は休みやすく、一方で、社員が休むことでお客様にご迷惑をかけない工夫を組織的にしている点も素晴らしいと感じました。

伴さんとお話していると私も自然と笑顔になっていました。

その明るさと熱意は周りにも良い影響を与えているに違いありません。

仕事を楽しみ、常に前を向いて進む姿勢に、多くの後輩社員も勇気づけられ、良い刺激を受けているのではないでしょうか。


▼伴真介さんの社員インタビュー記事はコチラから▼

【社員インタビュー】仕事も休日も「常に面白く」/シニアコンサルタント 伴真介 | 社会保険労務士法人アドバンス
仕事も休日も「常に面白く」シニアコンサルタント 伴真介福岡市出身。健康食品会社の営業職を経て、2005年アドバンスに入社。事務代行業での経験を生かし、総務の仕事を効率化できるソリューションの提案...
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