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ビジョン経営で、異例のスピード成長!【3日で2000万】を売上げる八百屋の経営。

異例の6倍の出店スピード!神戸に一挙3店舗オープン!

2022年10月に株式会社八百鮮はバローホールディングスの完全子会社となった。

八百屋を、日本一かっこよく。というビジョンを掲げてから、社長として日本一を取るための戦略を描こうと試みていた。社長としてM&Aの話を頂いたときに、『グループ傘下に入ればもっと出店を加速させられる』と思った。なぜなら、単独経営では資金繰りという最も頭の痛い課題を抱えて走り続けなければなかったからだ。

創業間もない会社が各銀行から融資枠を取り付けていくのは至難の業で、幸いにも当社は融資枠を一定の水準では頂いていたが、その融資枠の8割ほどをすでに使っていた。

2年に1店舗のペースで新店舗をつくってきたわけだが、新店舗の創設には最低でも1億はかかる。創業12年で6店舗と拡大していた我々には、店舗を作るたびに融資を取り付けていくという足かせがあった。出店をしたい店があっても、融資に奔走してる間に他社に取られるなんてこともあった。いずれにせよ、このままのペースで出店していけば、どこかで融資限度枠いっぱいとなり、出店できないという未来は目に見えていたのだ。日本一なんて掲げておきながら、なんて情けないことだと頭を抱えていたのが正直なところだ。

突如舞い込んだ、M&A 

そんな状況の中、突然M&Aの話が舞い込んできた。

出店を急がず経営していけば、単独で経営を続けることは可能なくらいの利益はあったが、それよりも、優先順位が高かったのが、ビジョンだった。 

八百屋を、日本一かっこよく。

かっこいい八百屋は、実績値としても異例であるべきだと思っていた。当社が独自で策定している『かっこいいの定義』には「結果を残している」という項目があり、社長としては社員たちに誇らしい結果を残せる環境を整える役割があると思っていた。(5か年計画には売上60億という目標も掲げていた)だから、M&Aの話を頂き、快諾し、グループ傘下に入ったのだ。傘下に入れば、大きな後ろ盾を得ることになる。資金繰りに頭を悩ませることなく出店ができる。さらに、未熟だった会計基準や労働基準も、上場基準に合わせることが必須となり、組織として補完されていく。

まさに、願ったり叶ったりの“かっこいい八百屋”に邁進できるのだ。

(↑ 八百鮮のビジョンマップ)


そして、僕は改めて代表取締役社長に就任し、グループ入りした後もこうしてビジョンを追いかけさせてもらっているわけだ。

はたして、その効果はどうだったのか

 

グループ入りしたことで、最もよかったのは、出店の選択肢が大幅に広がったことだった。これはまさに、狙い通りだった。親会社からの出店候補地の案件も舞い込んでくるよいうになったし、東証プライムの子会社という信用は後ろ盾となり不動産会社からの案内もたくさん来るようになった。

 

グループ入りした翌年(2023年)には、名古屋北店をホームセンターコーナンさんとの併設で出店した。大手企業との併設出店なんていうのは、後ろ盾がなければ絶対にできない案件だったし、その翌年(2024年)には、神戸での3店舗一挙出店の話も舞い込んできた。

 

(↑ 株式会社八百鮮 名古屋北店)

当社は今まさに、この神戸での3店舗出店に向けて全速力で取り組んでいる真っ只中ということになる。

2年で1店舗というペースだった出店は、いまや1年で3店舗という異例のスピードに爆上がりした。スピードで言えば6倍だし、体感速度で言えば10倍くらいになっている。

 

我々のような中小企業において、スピードは命だ。この波を捉えて乗らない手はない。スピードが上がれば、課題も増えるのは当然だが、それでも当社のかっこいい社員たちとならやれる気がしている。

 

神戸での出店は、5月に魚崎南店を、10月に垂水駅前店を、12月~1月ごろに湊川店を出店する予定だ。1年間で3店舗やる。

5月にすでにオープンさせた魚崎南店は、オープン初日から2000人を超える来客があり、売上はオープン3日間で2000万を超えた。


(↑ 神戸新聞NEXTより)

これは、過去最高の来客数と売上を塗り替えた。YouTube八百鮮チャンネルでのオープン密着動画も過去最高の再生回数となり、八百鮮伝説幕開けの予感がしてならない(笑)

 

この後に続く神戸エリア出店もこの勢いで必ず成功させるつもりだ。

 

最後に

かっこいいとは何か。この自問自答は続いている。サイトやロゴがかっこいいというのは表面上だけの話であって、当社が掲げるかっこいいとは、もっと本質的でありたいと思う。

・八百屋なのに圧倒的な結果を出している

・泥臭くコツコツ積み上げることで到達する高み

・取引先もお客様も従業員も幸せを感じられるような組織づくり

今回は、結果を出すためにとった社長の決断の裏側の話を書いてみたが、スケールすることがすべてとは思っていない。もっと、本質的なかっこよさがあると思っているので、もっともっと掘り下げて、八百屋を、日本一かっこよく。するその日まで八百屋ドリームを追いかけ続けたいと思う。

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