【PxDT社員インタビュー】波動制御が生み出す新たな味わいを届ける(View of Voice 他兼務:生永)
【プロフィール紹介】
ー名前(※ニックネームもあれば)
生永 壮太
ー所属
View of Voice事業部
kikippa事業部
iwasemi事業部
ー出身地
大分県別府市
ー趣味/最近ハマっていること
クラフトビール(GoseとBerliner Weisseが好きです。)
CG制作(物理シェーダーを使って”現実にありそうで無い”材質を創るのが楽しいです。ちなみに弊社iwasemi事業部では”現実になさそうで有る”材質を創っています。)
ー略歴
2011年に地元の高専を卒業した後、電機メーカーでオーディオ製品の音響メカ設計に携わり、放送局やレコーディングスタジオのエンジニアとの協業による音響特性・音質設計、ANC(ノイズキャンセリング)技術の開発などに携わってきました。その後に生産技術部門へ異動し、画像・音響信号処理と機械学習を用いた業務システムの開発にも携わってきました。2021年、コロナ禍の真っ最中にキャリアを考え始め、ワイヤレスイヤホンの専業メーカーに転職。スピード感のある組織で商品設計チームの立ち上げから加わり、やがて商品企画・デザイン領域まで広く経験を積ませていただきました。2年が経過した後、ソフトウェア技術の修練を積むべくWebサービス開発のスタートアップ企業へ2度目の転職。さらに小規模かつスピード感の増す環境でフルスタックエンジニアとしてフロントエンド〜バックエンド、インフラまで経験することができました。そして今からおよそ1年前、もっと社会的価値のある事業に携わること、そして人間の身体や知覚に関わるプロダクトづくりを目指してPxDTへ入社しました。
ーなぜPxDTへ入社したのか?
「波動技術」の可能性、「同じ目的を持つメンバー」の存在
光や音といった波動情報を広範に扱う事業ポートフォリオと、それらのセンシング・制御技術を自由自在に操るエンジニアが集結している組織に憧れを感じました。音響や画像処理の業務分野が多かったため、学生時代に教授が繰り返していた「世界は波で出来ている」という言葉に確信を深めていたことも大きかったかもしれません。デジタル技術が身体や生活の隅々にまで浸透し、誰もがその恩恵を当たり前に享受できる世界。代表の落合・村上をはじめ、エンジニアだけでなく社員全員がその実現に向かって日々を過ごしている環境にとても大きな魅力を感じました。
ー現在の業務内容について
3つの事業に携わっています!
View of Voice事業部では身の回りの"声"を可視化するVUEVOシリーズの音響メカエンジニアとして、理想的な収音性能を実現するための筐体設計とシミュレーションに携わっています。kikippa事業部では同じくプロダクトの音響設計のほか、ハードウェア⇔ソフトウェア間の通信仕様の設計も担当しています。iwasemi事業部では音響メタマテリアル分野で培った設計シミュレーション技術を応用した新規用途開発、およびパートナー企業との共同開発プロジェクトに取り組んでいます。
ーPxDTのおもしろさは?(実際入ってみてどうだった?)
自分次第で様々なチャレンジが出来る
特定のプロダクトに特化せず、波動制御を軸とした幅広い事業を展開していることが一番の魅力だと思います。小規模なスタートアップ企業であればひとつの事業にリソースを集中することが多く、また大企業であれば事業を多く持つ一方で組織も大きいためひとりのエンジニアが経験できる分野には限界があると感じます。PxDTは事業の数や広さに比べまだまだ社員数は少なく、異動や兼務など柔軟性も高いため経験と手応え・やりがいを多く感じることができます。また社員のバックグラウンドも多様であり、それぞれが経験を持ち寄ってより良い製品開発に取り組んでいく自由闊達な雰囲気も心地良いです。
ー野望
夢見た世界を現実に!
William Gibsonの『Neuromancer』をはじめとするSF作品では電脳空間(サイバースペース)に”ジャックイン”する光景があり、いつかこの世界に生きてみたいと夢見ていました。現代では人間はまだ物理空間から離れられないようなのが残念で仕方ないのですが、電脳空間を飛び交う情報が現実の物理空間に”ジャックイン”して溶け込むことは可能かもしれません。音や光を2つの世界で行き来させ、生身だけでは知覚できない”味わい”を生活にもたらす製品をひとつでも多く社会に届けるため、PxDTで僅かばかりの貢献ができたらいいなと思っています。
ー最後に、PxDTに興味を持ってくれた方に一言お願いします!
上で少し触れたように、PxDTでは数多くの事業に対してまだまだ小さな組織で全力を挙げて取り組んでいます。波動制御に関連する技術に興味のある方、経験のある方、スピード感のある成長やビジネス/エンジニアリングの手応えを求めている方、それぞれの意志を温かく迎え、それを形にできる環境が備わっています。興味を持ってくださったならばぜひ採用担当までご連絡ください。お待ちしております!(そうでない方もPxDTの今後を楽しみに見守っていただけたら幸いです!)
今回のストーリーをお読みいただき、少しでもピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)のカルチャーや携われる領域の広さ、そして多様なバックグラウンドを持つメンバー達と働く面白みにワクワクしていただけていましたら嬉しいです。ご興味をお持ちいただけましたら、新卒・中途関わらずぜひエントリーをお待ちしております。