2024年12月24日に投稿された記事です。
Merry Christmas!
dotD Advent Calendar 2024 No.24 は、Web エンジニアの奥山が担当させていただきます。
エンジニアになって半年が経とうとしている今、私のライフワークであるヨーガとのバランスを取り方について考えてみたいと思い、今回のテーマにしてみました。
ヨーガの聖地ヴリンダーヴァンの滞在を振り返り、心新たに新年を迎えたいと思います。
聖地インドでの生活は、特に日本で生活される多くの方々にとって馴染みのないものでしょう。きっと興味深く読んでいただけるのではないかと思います。
目次
- プログラミング学習に専念する以前のヨーガ生活
- プログラミング漬けの9ヶ月
- 私のもう一つの顔 「バクティ・ヨーガ修行者」
- バクティ・ヨーガ修行者の日課
- マントラを唱える
- 聖典を聴く
- オリエンタル・ベジタリアンの食事
- バクティ・ヨーガの聖地:インド「ヴリンダーヴァン」巡礼の旅
- 聖地ヴリンダーヴァン
- 聖者サードゥ・マハーラージャ
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プログラミング学習に専念する以前のヨーガ生活
プログラミング漬けの9ヶ月
以下の自己紹介記事でも触れましたが、私は一度エンジニア就職に失敗し、「今度こそ絶対エンジニアになる!」という強い決心とともにエンジニア養成プログラム『アプレンティス』に入って、本格的な学習を始めました。
アプレンティスがスタートしてから dotD への勤務が決まるまでの約9ヶ月間は、持病の痛みが許す限り、多い日は1日18時間も PC にかじりついてプログラミング漬けの毎日でした。
その前はどういう生活を送っていたかというと、4年前にバクティ・ヨーガに出会ってから、日々の暮らしはヨーガ中心に流れていました。
私のもう一つの顔 「バクティ・ヨーガ修行者」
私が4年前にハタ・ヨガの資格を取得した YMC メディカルトレーナーズスクールで、ヨガ哲学の専科授業を取った時に出会ったのが、師でもあり兄弟子でもある、日本ヨガ界で著名な佐藤ゴウ(ヨーガのお名前:ゴウラ・ゴーヴィンダ・ダーサ)先生でした。
ゴウラ先生の哲学の授業に感銘を受けて、ゴウラ先生が学ばれていた師匠を紹介していただきました。それが、私の直の師匠であるジャヤーナンダ・ダーサ師です。
ジャヤーナンダ・ダーサ師
ジャヤーナンダ師に師事して半年程経った 2021.4.12、私は師に入門し、「マンジャリー・バーヴァ・ダーシー(Manjari Bhava Dasi)」という名前を授けていただきました。
マハーマントラと名前を授けていただく入門式
その年の12月に、師匠に付いてインドへ渡航。バクティ・ヨーガの聖地であるヴリンダーヴァンを巡礼しました。
ヴリンダーヴァンには、ジャヤーナンダ師の師匠であるサードゥ・マハーラージャがいらっしゃいます。彼は自己を悟った聖者と言われ、国籍や宗教、性別など関係なく世界中の弟子たちを受け入れて、愛を配られています。
私もその弟子たちの一人として、1ヶ月程ヴリンダーヴァンに滞在するというかけがえのない経験をさせていただきました。それについては、後半でご紹介します。
バクティ・ヨーガ修行者の日課
Yoga (「ヨーガ」と o が伸びます)は、サンスクリット語で「繋がる」という意味です。ヨーガは本来、日本で一般的に認知されているような「フィットネス」ではなく、古代インドより伝わる知識・生き方です。
「繋がる」という目的に達するための修行として、流派の一つに体を鍛えたり(ハタ・ヨーガ)、瞑想したり(ラージャ・ヨーガ)することもあり、私が実践するバクティ・ヨーガは体操をするものではありません。
バクティ・ヨーガは、「愛と献身のヨーガ」、「親愛のヨーガ」などと呼ばれています。バクティ・ヨーガの実践には複数あるのですが、その中でも日々の主要な実践として、「マントラを唱えること」、「聖典を聴くこと」があります。毎日の食事はベジタリアン食です。
それから、自らのあり方として、「あの人は間違っている、ここが悪い」とジャッジし非難するような「エゴ」を捨て、すべての生き物に敬意を持ち、謙虚であること。見返りのない愛を持って周りに仕えること。これらを大切にしています。
私は非常に未熟で、とてもそんな高い段階にはありません。いつかそんな深い愛を持って、周りに仕えられる人間になれる日が来ることを切に祈ります。
※ バクティ・ヨーガについて、一般向けの紹介記事があったのでシェアします。(実際はもっと奥深いです)
https://kimitsu-iron.jp/find-gym/bhakti-yoga/
マントラを唱える
言霊(ことだま)というように、言葉には力があります。マントラというのは、お経のようなものです。最も力のあるマントラは、「ハレークリシュナ・マハーマントラ」と言われていて、このマントラをお数珠で数えながら唱えます。
ハレー クリシュナ ハレー クリシュナ
クリシュナ クリシュナ ハレー ハレー
ハレー ラーマ ハレー ラーマ
ラーマ ラーマ ハレー ハレー
ハレークリシュナ・マハーマントラ
上記をワンセットとして、唱える毎にお数珠を1粒進めます。お数珠は一周108粒あるので、108回を1周として一日何周唱えられたかを、日々の実践の目安にします。聖者は毎日 64 周(約7000回!)以上唱えるといいます。
お数珠はジャパバッグという袋に入れて首から下げ、右手を突っ込んで数えます。
インドの伝統工芸ブロックプリントの生地を使った、お気に入りのジャパバッグ
日本に住んでいるとどうしてもそんなに多く唱えることはできませんが、望ましいのはできる限り常に唱えていることです。声に出さなくてもいいので、どこにいて何をしている時も、頭の中にマントラが流れている状態が望ましいです。
(右手が塞がるので)お数珠を持てない時は、指にカウンターをつけて数えながら作業される方が多いです。
先ほど確認したら 3055 回でした!お数珠だと28周分
キールタンといって、マントラをメロディに乗せて皆で歌うこともあります。
聖典を聴く
「聖典を聴く」というのは、毎日 Zoom で講話が開かれているので、それに参加するのがメインです。これが結構ハードスケジュールです!
毎朝 6 時からジャヤーナンダ師の日本人向けクラス、夜も20時から各国が持ち回りで主催するサードゥ・マハーラージャを囲んだグローバルクラスが Zoom で開かれます。曜日によっては、日中に開かれるクラスもあります。
(インドの聖者と世界中の仲間たちと Zoom で繋がれる時代に感謝!)
Zoom には翻訳機能があることをご存知でしょうか? 各言語の同時通訳者を設定して、聴く人は自国の言語の通訳チャンネルを指定すると、同時通訳している音声を聴くことができます。
グローバルクラスは、メインルームが英語で進行され、有り難いことに日本語、イタリア語、クロアチア語、ロシア語、ドイツ語で、奉仕により同時通訳が行われています。
できる限りクラスに参加して、師匠たちやシニアな方々のお話を聴くことで、謙虚で愛に溢れた生き方を学ぶことができ、ハートが柔らかくなっていきます。
オリエンタル・ベジタリアンの食事
ヨーガでは、「カルマ」と言って、行ったことは自分に返ってくるという教えがあります。いわゆる「業(ごう)」です。そのため、ヨーガ修練者は非殺生のベジタリアンです。この世の中、動物性のものを食べない生活というものは、一般的になかなか簡単なものではありません。ですが、マントラを唱えていくにつれ、自然と「お肉を食べたい」という気持ちがなくなっていきます。不思議なのですが、これはマントラを唱えていると皆が経験します。
入門する少し前、今から4年程前から、私はオリエンタル・ベジタリアンになりました。それ以来、食べるもの作るものはすべてベジタリアン料理です。仲間と集まって美味しいご飯を食べる機会も多くあります。
笑って歌って食べる交際の機会 - サンガ
バクティ・ヨーガの聖地:インド「ヴリンダーヴァン」巡礼の旅
前述の聖地ヴリンダーヴァン巡礼の旅について、ここで振り返りたいとおもいます。
聖地ヴリンダーヴァン
インド・ニューデリーまで飛行機で10時間。そこからタクシーで4時間。当時は持病で30分も座ると痛みが生じる状態だったにもかかわらず、そんな信じられない長旅の道中、何の痛みも不安もなく、ただただ守られて運ばれました。
ヨーガの聖地にも色々あるのですが、バクティ・ヨーガの聖地はその中でも「究極の聖地」として近年まで隠されてきた、インド北部にあるヴリンダーヴァンです。
最高の魂の愛と真理を求めて、世界中から人々が訪れています。
世界中から弟子たちが集う ムンゲール・マンディール
日本とは全く違う風景で、一見すると物質的には貧しさを感じさせるような街並み。野外では猿に物を取られるため、チャダというマントで荷物を隠して歩きます(私も一度マリーゴールドが入った袋を取られ、お花をむしゃむしゃ食べられました)。猿の他にも、牛や犬、豚が自由に歩いていて、きれいな緑のオウムやかわいいリスを見ることもできます。車はあまり多くなく、代わりにディクシャという三輪タクシーのクラクションが絶えず鳴り響いています。
ディクシャが走る寺院の前の通り
表面的には貧しく見えるヴリンダーヴァンですが、精神的には非常に豊かで美しい場所です。
聖者サードゥ・マハーラージャ
この旅では、ジャヤーナンダ師の師匠である、サードゥ・マハーラージャに直にお会いするということが、非常に重要なことの一つです。バクティ・ヨーガの実践の重要項目の中に「ヴァイシュナヴァとの交際」というのがあります。これはバクティ・ヨーガの敬虔な実践者(ヴァイシュナヴァ)を通して、愛の女神の慈悲が流れると言われているためです。
サードゥ・マハーラージャ
私は、幸運にも、サードゥ・マハーラージャに「二度目の入門」を授けていただきました。
聖地巡礼
機会があれば、ヴリンダーヴァンにある様々な聖地を師匠とともに巡礼します。あたりには多くの巡礼者が集まり、熱心にマントラを唱えたり、地面に腹ばいになったりして(ダンダヴァットといいます)祈りを捧げている姿が見られました。とても神聖な場所で、心が洗われるようでした。
ラーダクンダ
クスムサロヴァラ
ヴリンダーヴァンでの毎日のルーティーン
巡礼に出かけない日はどのように過ごしていたのか。一日のルーティーンをご紹介します。
起床→朝一のアーラティ
朝は遅くても4時頃には起床します。まず給湯器のスイッチを入れて、お手洗いを済ませ、歯磨きをします。
なんと、トイレにはペーパーは備え付けられていません。隣に水道の蛇口と桶があり、水でお尻を洗うスタイルです。私を含め日本からペーパーを持って行く人もいましたが、絶対に流してはいけません(詰まって大変なことになります)。
そして、給湯器のお湯ができた頃にシャワーを浴びます。ヴリンダーヴァンのシャワーは非常に面白くて、水の密度がびっくりするほどパラッパラです(笑)さらには、泡を流し終わらないうちにお湯が切れて冷たくなってきます。時間との勝負です!
ブレイカーが落ちるので、ドライヤーはありません(日本から持参しても使えません)。どんなに髪が長くても、真冬でも自然乾燥です。
体を清めたら、二度目の入門でいただいたマントラを唱えます。
5時前くらいに鐘の音が聞こえてきたら、朝のアーラティ(礼拝)に向かいます。私が渡航したのは12月だったので、まだ外は真っ暗です。この時間に真面目に集まるのはほとんどが日本人で、西洋の仲間は朝はゆっくりされている方が多い印象。
心地よい静寂の中、アーラティに向かいます
礼拝は、「キールタン」といってハレークリシュナ・マハーマントラも含め、皆で祈りの歌を歌います。
アーラティが終わると、プジャーリ(司祭)が熱いチャイを持ってきてくれます。これが寒い朝にとても美味しくて、「これがないと一日始まらない!」と毎日楽しみにしていました。
朝一のアーラティが終わったら、次の定時の予定は マハーラージャを囲んだ 6:30 からのモーニングクラスです。それまでは、ジャヤーナンダ師のお部屋に伺い、黙って(頭の中で)一緒にマントラを唱える時間を過ごしました。
モーニングクラス→お洗濯→お昼の休息
6:30~8:30 頃までモーニングクラスを聴いて、2回目のアーラティに参加。9:30 頃アーラティが終わると、遅めの朝食をもらいに食堂に行きます。
学校給食のような感じで、トレーを持って配膳係の方によそってもらいます。
現地の方は、辛ーいサブジ(ウェットな野菜炒め)の上に青唐辛子!
土曜日は 11:00 からまたサードゥ・マハーラージャのお部屋に集まり、ロシアの仲間主催のグローバルクラスがあるため、それまでの間に洗濯を済ませます。
洗濯機はないので、自室で手洗いして屋上に干しに行きます。私は師匠のお洗濯奉仕担当だったので、自分の分に加えて、師匠の衣類も洗濯します。インドの衣装は、女性が着るサリーや、男性の衣類も一枚布のものがあります。ハンガーなどはなく、基本は張ってある紐にぶら下げるスタイルでした。
(靴下が下がっている洗濯バサミは、私が日本から持参)
屋上には猿よけのフェンスが張られています
12:00 頃から3回目のアーラティが始まり、そのあとにお昼ご飯になります。
朝早くから起きているので、インドでは通常午後にお昼寝をするそうです。他に用事がなければ、私も昼食後の時間で休息を取ります。
ハルモニウムレッスン
15:00 からは、ジャヤーナンダ師の兄妹弟子であるイタリア人の女性に、小さなオルガンのようなアコーディオンのような「ハルモニウム」という楽器を使った、キールタン(祈りの歌)の少人数レッスンを開いていただきました。
歌声がとても美しく、多くの学びをいただいた貴重な時間でした。
ハルモニウムは現地で購入し、日本まで抱えて帰りました!
プレーマ・プラサーダ
16:00 頃から「プレーマ・プラサーダ」という食事を配る奉仕活動が始まるので、寺院の入口に向かいます。私は写真係になっていたので、写真を何枚か撮影して、その後は配膳のお手伝いをします。子どもからお年寄りまで、牛さんまで集まってきて、長蛇の列ができる日も多いです(猿を追い払いながら配ります)。
お皿は乾燥したバナナの皮でできていて、その辺に捨てると残飯を動物が食べて、お皿は土に還るそうです。
夜のグローバルクラス
16:30~18:30 は毎晩各国が持ち回りで主催するグローバルクラスがあります。普段は日本で Zoom 越しに参加しているのですが、現地で聴けることが本当に有り難い。海外の仲間との温かい交際の機会を得られることも貴重な経験です。各国の担当者が聖典を読み、フィーリングをシェアしながら、時折マハーラージャが解説してくださります。非常に濃密な時間です。
一日の最後のアーラティ
18:30に鐘の音が聞こえてきたら、クラスは終了です。一日の最後のアーラティに参加します。アーラティが終わったら夜ご飯です。
食後から寝るまでの時間
この時間は人それぞれで、早く寝る人もいれば、誰かの部屋に行ってキールタンをしたり、担当のご奉仕に励んだり、聖典を読む人もいます。私は他の仲間とジャヤーナンダ師の元で奉仕をしていました。
そうこうしているうちに気づけば 22:00、23:00。あっという間に一日が終わります。
祈るということ
一日の中で、寺院には常に現地のマタジ(おばさま)たちが歌うキールタン(祈りの歌)がスピーカーを通して聞こえてきます。それがとても心地よくて、日本に帰ったときにマタジのキールタンが聞こえない日常をとてもさみしく感じたことを覚えています。
日本にいると、「祈る」機会というのは、お正月の初詣か、お葬式、あるいは受験や試合などの勝負事の時くらいではないでしょうか?
ヴリンダーヴァンでは日々の暮らしは祈りとともにあり、愛と感謝に満ちていて、清らかで温かい世界が広がっていました。
サードゥ・マハーラージャの慈悲
サードゥ・マハーラージャと個人的にお話させていただいた際に、患っている難病と当時働けていなかった現状について打ち明けました。その時、マハーラージャは「あなたは働かなくてはなりません。働けるようになります」とおっしゃいました。そして、またヴリンダーヴァンに戻って来られるようにと慈悲をいただきました。
サードゥ・マハーラージャと
ヴリンダーヴァンに一緒に滞在した日本人の中には、PC を持参し、リモートで仕事をしている仲間がいました。仕事をしながらでもヴリンダーヴァンに滞在できるなんて、なんて恵まれているのだろうと思ったものです。
その時には、3年後の今、自分がフルリモートのエンジニアになっているとは想像もできませんでした。何ができるかわからないけれど、少しずつ社会復帰して再就職を目指そうと決意し、希望とともに日本に帰国しました。
そこから3年。dotD への就職が決まった時には、非常に感慨深いものがありました。
ヨーガの修行とエンジニアの両立
現状の課題
さて、ここま日々のバクティ・ヨーガの修練とヴリンダーヴァンでの経験について長々と書いてきました。
当時は療養中で仕事がなかったので、日夜行われるクラスすべてに参加し、マントラをたくさん唱え、熱心にヨーガの修行に励んでいました。ところが、プログラミングの勉強を始めるタイミングで、ヨーガの修練に全然時間を割けなくなってしまいました。当然、今も仕事をしている時間帯は、クラスは聴けません。日本では、日本における社会生活を送りながら、できる範囲でバクティ・ヨーガ修練者としての実践を細く長く続けていくことが重要になります。
私はどうにも不器用で、良くも悪くも、やると決めたことを全力でやる反面、一つのことに全集中してしまう傾向にあると自覚しています。
生活基盤が整ってきた今、すっかりサボっていた(非常に良くない…)修行を再開する時だと思い、生活習慣を見直そうとしています。
来年からはバランスを意識
何事もバランスが大事です(ヨーガでは、程度が極端な質を「ラジャス」といいます)。ずっと寝る間も惜しんで PC にかじりついてきましたが、この調子では、当たり前ですが健康も疎かになってしまいます。
サードゥ・マハーラージャには、生活の基盤が整ってこそ修行に励めるのだと教えていただいたと思っています。それにはまず健康。そしてしっかり仕事に励んで役目を果たし、地に足をつけた生活を整える必要があります。そのためのバランスを探っていきたいと思います。
まずは、ヨーガの朝のクラスに合わせて、極端に夜型になっている生活(現在時刻 3:40)を朝方に戻していきたいと思います。
本当は沐浴(シャワー)をして、マントラを唱えてからクラスに参加したいのですが、そこは無理をせず、6時に間に合うように起きることから始めます。
どうしても「切りが良いところまで終わらせたい!」と思い遅くまで作業しがちだったのですが、できる限り、夕食も終えて落ち着いた状態で 20 時からのクラスを聴けるように、計画的にタスクを進め、区切りをつけられるよう努力します。
勉強をしていても、日付が変わるまでには終わりにします。
これは、翌朝早く起きるためにも重要です。
それから、心と体のバランスにも気を配り、来年からはチョコザップに通って少しずつ運動も始めてみようかなと思っています。
(自分でハタ・ヨーガをすればいいのですが、なかなか一人ではやれないんですよね)
仕事中もヨーガと無関係ということはありません。何事も与えられている学びの機会。関わる人たちに対して、謙虚に感謝と愛を持って接していきたいと思います。私もまだまだ未熟な修行の身です。愛が欠けている言動が見られた際には、優しくご指摘いただけると非常に有り難いです。
再びヴリンダーヴァンに赴く日を心待ちに
ちょうど3年前の 2021.12.24、帰国を翌日に控えたクリスマスイヴの夜、クリスマスパーティー後の広場で仲間の一人がウクレレを弾き出しました。
すると一人、また一人と焚き火の周りに集まってきて、ある人はムリダンガ(太鼓)を、ある人はカラタール(ミニシンバルー)を叩き出します。
自然発生したキールタンが夜空に響き渡りました。
国籍も宗教も性別も年齢も違う。そんな仲間たちが、心を一つにしてただひたすら歌うキールタン。
非難し合う必要もない。いがみ合う必要もない。誰と比べる必要もない。すべては与えられていて、そこにはただ愛がある。そのことに気がつくと、感謝の気持ちがあふれ、自然と笑顔がこぼれます。
私も習いたてのハルモニウムで心を込めてリードさせていただきました。この時のバイブレーションは今でも忘れられず、思い出すと胸が一杯になります。
ヴリンダーヴァンで「I'm back !!」とマハーラージャや仲間たちにハグができる日を心待ちにしながら、お仕事に修行に、目の前のことに精一杯取り組んでいきたいと思います。
長文になりましたが、お読みいただいてありがとうございました。
最後はバクティの挨拶で締めさせていただきます。
ラーデー ラーデー!
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