meepa | 子どもの本当の好きに出会う 課外活動マッチングサービス
meepaは「子どもの本当の好きに出会う」を目指して、幼稚園・保育園・学童などで子どもたちが様々な体験の機会を得られるように、園と課外活動提供者をマッチングするサービスです。
https://meepa.io/
みなさまこんにちは。株式会社dotDの伊藤 明彦(いとう あきひこ)と申します。2022年10月よりジョインしまして、課外活動マッチングサービス meepa の開発を行っています。
大学では情報工学・コンピュータサイエンスを専攻していました。専門はモデル検査で、マルコフ過程のような数理モデルを使ってソフトウェアを検査することを目的とした研究を行っていました。
2010年にNRIに新卒入社し、インフラエンジニアとしてオンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドと様々なインフラの設計・構築・運用を担当してきました。2022年9月末にNRIを退社し、同年10月から dotD で Cloud Architect/SRE として働き始めています。
NRI のインフラエンジニアとして SI ビジネスで大小様々なプロジェクトで多くの経験、10年以上のキャリアを積み重ねてきてエンジニアとしての自信も十分に付いてきました。ちょうどその頃 SRE(Site Reliability Engineering) というものに出会い、ソフトウェア・エンジニアリングによって運用を最適化する考え方に共感しました。自身の次の挑戦はこれかな、実践したいなと思いつつも、中々タイミングがありませんでした。その頃から、もっと小さな組織かつ自社事業であれば、そういった機会をより自分で作りやすいのではないかと考えはじめました。
一方、実は dotD に入社する少し前から、友人の紹介で山中を紹介してもらい meepa の開発をほんの少しだけお手伝いさせてもらっていました。そのときは技術アドバイザのような立ち位置で、開発自体は全くしていなかったです。
タイミング良く dotD でエンジニアも募集しているということで、これも何かの御縁かなということで新しいステップを踏み出そうと決めました。
あまり高尚な理由はないですが、、、発展途上の自社プロダクトを自分で完成させることに魅力を感じたからです。meepa はまだまだ発展途上で、機能面、非機能面でとてもたくさんやりたいことがあります。これらを日々少しずつでもインクリメントしていくのはとても楽しいことだなと思っています。
他には、
というのも入社を決めたポイントでした。
システムの運用は、セキュリティ、スケーラビリティ、レジリエンシーと機能以外も様々な観点で設計しなければなりません。当たり前の話ですが、作り込むコストとアウトプットはトレードオフです。
また発展途上のプロダクトでは、ユーザの価値提供に繋がらない非機能面にコストは掛けにくいものです。プロダクトオーナーはユーザの価値を最大化することがミッションですからね。一方冒頭で述べたような観点の設計を全くやらなくていいシステムなんか存在しないですよね。
私自身が dotD で貢献できたらよいかなと思っている点は、プロダクトの純粋な価値ベースの成長と非機能面の拡張におけるバランス感覚かなと考えています。その感覚があると、要所要所で最適なアプローチを選択できるようになって、色々ハッピーになれるんじゃないかなと。
あとはもっと分かりやすいものでいうと、トイルの削減は常にやっていきたいですね。トイルというのは日本語でいうと「労苦」ですが、SREで定義されている概念で、
という特徴をもつ作業のことです。SREの世界では、トイルを継続的に減らしたり、トイルに費やす時間を計測し多くなりすぎないようにすることで、価値のある活動に費やす時間を確保しています。
発展途上な自社事業の開発フェーズにおいても実践可能だと思います。例えば、プロダクトバックログを開発する中で生まれるトイルを定期的に観測し、一定の基準に達したら削減のためのバックログを消化する、というルールで動く、とかそんな感じです。まぁ何かしらトライしたいと思います。
初めての転職で、しかもゴリゴリのエンタープライズからスタートアップにジョインしました。仕事の仕方や考え方も色々と変わってくると思うので、自分が会社に本当に貢献できるのか不安な気持ちはあります。
と言ってもできないものはできないので、まずは自分なりに考えてアウトプットしていこうと思います。もし失敗しても、優しい同僚たちが優しく指導してくれるでしょう。笑
ラズベリーパイ
家に10台以上あります。色々と遊んでいたのですが、最近は眠っています。。。何かおもしろい使い方をご存知であれば、教えてくださいませ。