この記事はdotD公式noteの転載です。
執筆者は、Designer 山口正人さんです。
https://www.wantedly.com/companies/company_7005547/post_articles/373303
こんにちは。dotDデザイナーの山口です。
なかなかnoteに投稿できずに前回記事から半年も経過していました…。そんなわけで久々の投稿になるのですが、今回はdotDにおける「デザイナー」のお仕事について書こうかなと思います。
目次
- はじめに
- 事業創造ファーム dotDの事業
- プロジェクト体制
- デザイナーの役割とは
- dotDのデザイナーとして感じるやりがい
はじめに
なぜこのような内容の記事を書こうと思ったかというと、
「事業創造ファーム」であるdotDでは、現在絶賛デザイナー募集中なのですが、採用活動をしている中、やっぱりウチの会社って何をやっているのか見えにくいなぁと感じました。
自社事業は分かりやすく事例が出ていますが、共創事業のほとんどは表に出ていないし、そもそも「共創事業」って何だろう?っていう人も多いと思います。
スタートアップにおけるデザイナーの仕事って何となく「色々やらないとならない」とか想像できるけど、事業創造ファームという聞きなれない会社のデザイナーの仕事とは何なのか??とか。そんな疑問に対して発信してみようと思いたち、現時点でのデザイナーの仕事についてまとめてみました。
主に👇のような方に読んでもらえたら嬉しいです。
・dotDに興味がある方・スタートアップのデザイナー・新規事業開発に携わっている方
事業創造ファーム dotDの事業
まず、そもそもの事業について簡単にご紹介していきます。
dotDは、自社事業・共創事業という2つの事業を軸にして、デジタルを用いた新しい事業を連続的に創り出していく事を目指している「事業創造ファーム」です。
自社事業とは、その名の通り、自分たち(社員)の『想い』を起点に、社会課題の解決に貢献するサービスをグローバルな視点で提供していくことを目的とした事業です。
一方、共創事業では大企業様の新規事業戦略立案から開発まで、先方の持っている課題感や構想を、ジブンゴトとして捉え伴走するかたちで一緒になって事業を創り上げていきます。
事業化の流れ
上の図でいうと、主に事業の0-1フェーズにあたる事業化前の仮説検証プロセスを反復的に回し続ける動きをスピード感を持って取り組むことが、スタートアップであるdotDの強みだったりするわけです。
dotDについて詳しく知りたい方は👇
株式会社dotD | 事業創造ファームdotDはB2B,B2Cに関わらずのデジタルを活用した事業を連続的、非連続的に作り出すことによって社会の基盤になることを目dotd-inc.com
プロジェクト体制
dotDではプロジェクト単位で各職能のメンバーがアサインされてプロジェクトチームが発足します。デザイナーとしてどのような体制で仕事をするのか、という点も気になるところかもしれません。
プロジェクトによって様々なケースがあり得ますが、共創事業を例にすると、プロジェクトマネージャー、ビジネスアーキテクト、エンジニア、デザイナーがひとつのプロジェクトチームとなって動く事があります。
上記はあくまで一例なので、勿論デザイナーが入らないプロジェクトやエンジニアが入らないプロジェクトもあり得ます。
体制の一例
プロジェクトのフェーズが進むと開発体制の強化に伴って、チームの人員が増えていく場合もあります。大抵の場合、デザイナーは1名ないし副業・業務委託の方やパートナーなども含めた体制になることが多いです。
ちなみに執筆時点でdotDの正社員デザイナーは3名です…!
誰か助けてください(切実
デザイナーの役割とは
役割の話の前に、具体的な業務についてざっくり書いてみます。求人情報の業務内容に書いてあるものを抜粋しますが、その内容は大体👇な感じ。
■要件定義・ユーザーヒアリング・競合調査・ユーザー分析(ペルソナ、CJMなど)・As-is業務フロー整理・ユーザーストーリー
■設計・画面フロー設計・W/F作成・UI設計・プロトタイプ制作
■ビジュアル設計・デザインコンセプト策定・デザインシステム構築・ビジュアルデザイン
まぁまぁよく見る感じではありますね。
とはいえ、基本、何でもやります。
僕はdotDに2年在籍していますが、決まったワークフローというものは無いです。作る物ありきのお仕事は無いですし、新規事業の相談内容も千差万別だからです。(各業務の実例などは、また別の機会に紹介できればと…🙇)
ちなみに書いてない業務の例として、プロジェクトのビジョンやミッションも作るし、Webサイトの構築、動画のディレクションなどもやります。もちろん社内のデザイナーで全て完結しない場合もあるし、全員が同じ事を出来る必要もないと思っています。
そして肝心のデザイナーの役割についてです。
先ほど事業についてのお話で、dotDの強みは0-1の仮説検証を早く回すことと書きました。つまりデザイナーもその部分の役割を担う必要があるわけですね。全てが仮説にもとづいて動く必要がある中、ユーザーの体験を考慮して具現化できる部分を創り出し、プロジェクトを推進させることがデザイナーである僕たちの役割、というか出来ることなのだと思っています。
さまざまな新規事業の0-1のクリエイティブに関わるため、戦略から入れるデザイナーも、UXデザインに強みを持っているデザイナーも、ビジュアルデザインが得意なデザイナーも活躍出来ます。
dotDのデザイナーとして感じるやりがい
ここからは主に僕の完全なる主観となるわけですが、
制作会社出身、フリーランス経験のある立場から見ると
dotDの仕事で特筆すべきことは…
・業務において携われる範囲がとっても広い・裁量を持って仕事に臨める・チャレンジできる環境・社会的に意義のある仕事や、大きな仕事を経験できる
業務において携われる範囲がとっても広い
最初で書いたように、事業としては自社事業も共創事業もありますし、プロジェクトにおいてもクリエイティブが介在する事はたくさんあります。それがデジタル領域のプロダクトかもしれないですし、自社事業のリアルイベントに向けたポスターの制作かもしれません。はたまたクライアント企業が抱える業務プロセスの分析や改善案の検討かもしれない。
とにかく様々な経験をすることが出来ると思います。いい意味で。
大事なので2回言います。いい意味で、です。
裁量を持って仕事に臨める
当然ですが、プロジェクトにアサインされる以上はプロフェッショナルとしての動きを求められます。そのため、逐一判断を仰ぎながら仕事を進めるのではなく、自らで物事を判断して進めることになるわけです。
なので、必然的に裁量を持って仕事をしなければならないですし、dotDではデザイナーとしての仕事はここまでだよね、というような役割を明確に区切ることはしていません。とはいえ「何でもやらないとならない」という意味ではなく、自身で関与する領域を広げようと思えばいくらでも広げられるという表現が正しいかもしれません。
チャレンジできる環境
dotDは「事業創造ファーム」と銘打っているので、社員が持つ社会課題やアイデアを新しい事業としてチャレンジ出来る環境があります。
また、プロジェクト内のみならず、外においても新しい技術やサービス・ツールの導入は積極的に検討出来ます。dotDでは、figma、miro、Notion、Slack、asanaなど当たり前のように使って仕事をしています。様々なしがらみから新しいツールの導入に消極的な会社さんもあると聞いたりしますので、そういった観点からも新しい事にチャレンジできる環境であると思っています。
社会的に意義のある仕事や、大きな仕事を経験できる
これまでは広告寄りのクリエイティブに携わっていたのですが、今はもう少しユーザーに寄り添った事業に携わることが出来ています。フリーランスや個人ではなかなか難しいような、大企業と一緒になって進めるプロジェクトを経験することも出来ます。
ということで、dotDでのデザイナーのお仕事についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。少しでも僕たちの仕事について知ってもらえたら嬉しいです。
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