1
/
5

本年度のCEDECをレポートします!

★こちらの記事は採用担当が代理でお届けしています★

はじめまして。プログラムを担当しているMです。

毎年開催されているCEDECに本年度も参加してきました。

そして、「その様子を写真と文章で紹介する」という使命を与えられたので、イベントの様子を皆さまにお届けできればと思います。

目次

  • CEDECとは?

  • いざ会場へ!

  • 各ブースの様子

  • それではセッションへの参加!

  • Developers' Night

  • 3日間のCEDECが終了、懇親会への参加

CEDECとは?

まず、CEDEC(セデック)とはなんぞや?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、CEDECは「Computer Entertainment Developers Conference」の略で、簡単にまとめると「ゲーム等のエンタメコンテンツを作っている人の勉強会」といったイメージのイベントになります。そちらが2024年度も開催されたので「CEDEC2024」という名前になっているわけです。

アクワイアではこういった技術系のイベント参加や、技術書を会社として購入するなど、開発技術の向上に向けた取り組みを色々と行っています!今回現地でCEDECに参加したのは自分のみですが、社内でオンライン形式のセッションに参加したり視聴した方もたくさんいたようです。

本題に戻り、下記からレポート内容です。

 

いざ会場へ!

横浜の「みなとみらい」にある「パシフィコ横浜」が会場

みなとみらいに到着すると今年のCEDECが始まるという感じがしますね。

数年前からCEDECは新築されたパシフィコ横浜ノースへ会場が移って綺麗になりました!少しだけ遠くなりましたが。。

そんなこんなで会場に到着。この会場で多くのセッションが開催されます。

 

各ブースの様子

今CEDECで最大の会場となる第3会場です。配信のある基調講演もここで行われます。人気のセッションだとここが満席になりました。


こちらは交流ラウンジ。休憩時間などには多くのCEDEC参加者がこちらの場所に集まります。

 


交流ラウンジ内にあるCEDEC書房です。ゲームの制作・リリースに関する開発技術書・専門書籍等が特別価格で販売されています。



こちらも同じく交流ラウンジ、展示エリアに設置されたインタラクティブセッションというブースです。掲示やデモンストレーションが行われています。こちらのスペースでは、講演者とカジュアルに交流することで、講演形式のセッションでは実現出来ないコミュニケーションや技術を体感できるそう。

 

それではセッションへの参加!

今回様々なセッションへ参加させていただきましたが、中でも印象に残ったものをご紹介させていただきます。こちらは写真がありませんがご了承ください。。


 ★ChatGPTに内製エンジンのシェーダーやシーケンスを作らせてみた

こちらはゲーム制作における生成AIの活用事例セッションでした。今回のCEDECではAI関連のセッションが全体的に増加しており、特に実用事例にフォーカスした内容が多く見られる印象です。その中でもこのセッションでは生成AIを活用したゲームエンジン開発支援策が提案され、実務での応用可能性が高く感じられました。昨年と比較してもAIの実用性に関する具体的な事例が増えており、今後の活用に期待が高まります。


★アイドルマスターシャイニーカラーズ Song for Prism 「KOGANE大作戦 」最適化と表現向上の取り組み

★『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の世界をつなぐ技術 ~空、地上、地底、そして制作もシームレスに~

こちらの2つのセッションは、どちらもゲーム制作時の最適化手法についてでした。今回のCEDECで聴講した上記の両セッションでは、ゲーム最適化に関する具体的な知見が得られたと思います。ゲームの最適化に関する手法はゲーム制作をする上で必ず遭遇する問題であり開発者にとって最大の関心事の一つです。アイドルマスターのセッションではシェーダー最適化などグラフィックスの効率化が、ゼルダの伝説のセッションではオープンワールドの最適化技術が紹介され、どちらも今後のゲーム開発で実践的に役立つ内容でした。


★手軽に始めるGPUレイトレーシング!GPUプログラミングの基本からReSTIRまで

こちらは次世代の描画方法であるレイトレーシングの解説と実装についてのセッションでした。このセッションでは次世代の描画技術であるレイトレーシング法について基礎から実装まで丁寧に解説されていました。近年のハードウェアの高速化によりレイトレーシング法はゲーム開発においても現実的な選択肢となりつつあり、特に次世代機に向けた技術として注目すべき内容でした。手法の概念から実際の実装までを網羅した講義で今後の技術トレンドを追う上で有益なセッションだったと思います。


他にも多種多様なセッションがありましたので、ご興味ある方はCEDECの公式HP(https://cedec.cesa.or.jp/2024/)からセッション一覧や内容を見ることができます。(ものによっては無料ライブ配信セッションとして、Youtube Liveのアーカイブを通して見ることができるものもあります。)


Developers' Night


今回自分は1日目から3日目まで全日参加させていただきましたが、2日目には毎年恒例のDevelopersNightが開催されます。毎年CEDEC2日目の夜に実施している開発者交流パーティーで、参加者同士の交流をや新たな出会いからビジネスチャンスへ繋げること等ができるものとなっています。こちら、500枚のチケットが完売したそうです・・・!職種毎の島が大体あり、聴講したセッションの話などで盛り上がります。プラチナスポンサーからのプレゼント抽選会とかもあります。

プレゼント抽選会の様子

 

3日間のCEDECが終了、懇親会への参加

そんなこんなでCEDECへ参加した3日間が終了いたしました!

CEDEC3日目の終了後に色々な非公式懇親会もあります。自分はエンジニア中心のProCEDECに参加してきました。今年は参加者が100人を超えて過去最大だったらしいです。



CEDEC2024のレポートはこちらをもって以上となります!なんとなくCEDECの雰囲気や様子が伝わったのなら嬉しいです。上部でも記載した通り、アクワイアではゲーム開発の技術を向上し「ゲーム史に残るゲームを作る」を実現するために様々な取り組みを行っています。あわせて、一緒に働くメンバーも募集していますので、気になる方は是非下部の募集をご覧ください👀

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

株式会社アクワイアでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング