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「様々な経験をしてきたからこそ、やりがいを感じる仕事」GovTech領域でデザイナーとして働く魅力について

こんにちは!株式会社WiseVineの採用担当です。
本日は、デザイナーとして活躍するの飯塚さんにインタビューをしてまいりました。

・デザイナーチームが抱える課題や願望
・WiseVineのデザイナーチームで働く魅力

についてお話しして参りますので、「自分の生活にも影響を与えるプロダクトに携わりたい方」や「フランクな環境でメンバーと切磋琢磨したい方」はぜひ最後までご覧ください。

飯塚 まり子/プロダクトデザイナー

デジタル系のプロダクト・サービスのデザイナー兼ディレクター。toB向けのサービスを得意とし、特に情報設計・UIを長く経験。シード期に近いスタートアップに関わることも多く「サービスが成長するのに必要なことをやる」をモットーとしている。2023年2月よりWiseVineに参画。


WiseVineに入社した決め手を教えてください

まず1つ目は「GovTech領域のスタートアップ」**であることに惹かれました。
過去、自治体向けの災害時に使用するシステムや、公共インフラの制御システムのデザインに携わっていた経験があります。自治体向けのシステムの開発は固有の業務や法律・条例の制約があり、決して簡単ではありません。ですが、生活の基盤を支えていることや、社会に与える影響の広さから感じるやりがいはそれ以上と感じています。特に、予算編成システムで検討されているお金の使われ方は、私たちの生活を支える公共サービスと密接に関わります。行政の予算を最適化できれば、より社会に大きな影響を与えられるのではないかと考え入社を決意しました。
2つ目は、一緒に働くメンバーの魅力です。入社前の面談で、CEOの吉本、CDOのMohit、CTOの岡田の3人と話す機会があったのですが「絶対に予算編成システムを成功させ、行政の課題を解決する。」という熱量を実感しました。また「この人たちと一緒なら実現できる。」と確信したのも入社の大きな決め手の1つですね。


現在の業務内容を教えてください

主に3つの業務を担当しています。
まず、プロダクトの初期構想を形成すること。現在は0→1の段階です。PdMと連携し、プロダクトの発展構想や、ユーザーの業務フローについて概念図を描きながら壁打ちすることで、最初のイメージを形成しています。
次に、実際に開発が進み始めたプロダクトに対しては、UIの使いやすさの改善をしています。
最後に、UIの一貫性を保つための基盤整備にも着手し始めています。現在、デザイナーチームには4人のプロダクトデザイナーがおり、各々のデザインがバラバラにならないように、統一されたデザインルールを整備していく作業を行っています。


デザイナーチームが抱える課題や願望

実際に業務を行っている方へのリサーチにも時間を割きたい
Figmaで作成しているUIは、課題に対する仮説でしかないと思っています。その仮説が本当に課題を解決できているのか、価値を提供できそうかというのは、実際に業務を行っている方へのヒアリングや、リサーチにより見えてくると考えています。現状、そのリサーチに割く時間を十分確保することが難しく、課題に感じています。


プロダクトやプロジェクトをまたいだすり合わせの効率化
現在、2つの大きなプロジェクトや他チームとの連携、行政にまつわる業務の文化や、デザイナー間での相談など、多くのすり合わせをしながら開発を進めています。デザイナーの仕事において、コミュニケーションに大きなウェイトが取られるのは一般的で、重要だと考えています。ただ、時間も限られているため、コミュニケーションの取り方や進め方自体も効率化を図る必要があると感じています。

0→1フェーズでも最低限のデザイン基盤を整えたい
現在、0→1フェーズでスピードを求められるタイミングです。そのため、デザインチームでも速度優先で進めており、一貫性や共通ルールが整備されずに進んでしまっている部分があることを課題に感じています。現在の所、UIコンポーネントはAnt Designというものをベースに構築しています。その上で、操作の作法やインタラクションから整備していくことで、現時点でのプロダクト改善と将来的な刷新の両方に備えたいと考えています。


3つの課題や願望が実現するとどんな良いことがありますか?

実現すると良いことは**「トライ&エラーの数を増やせること」です。
0→1のフェーズで大切なのは、何度もトライ&エラーを繰り返すこと。それがポジティブな結果でもネガティブな結果でも、多くのフィードバックを得ることに尽きると考えています。
良い結果であれば、それを伸ばしていけば良いですし、悪い結果であれば「具体的に何がダメだったのか」考え、次のアクションを起こす。学びのスピードを上げることで、最終的にプロダクトの成長に繋がるのではないかと思います。


実現するために何が必要ですか?

突き詰めるとリソース不足を改善することが一番重要だと思います。
しかし、単に人を増やせば良いわけではなくて。新しいメンバーが増えれば、最初のコミュニケーションやこれまでの背景を説明をする時間が必要になります。採用を強化する一方で、各プロダクトの関わり方や、複数人のデザイナーが効率的に連携できる方法を模索していきたいです。
また同時に、ユーザーやその業務理解、価値提供のため議論においてはより高い密度のコミュニケーションが必要だと思っています。
社内外のコミュニケーションを強化し、例えば、社外打ち合わせにデザイナーも同席し、お客様の意見を直接聞けるような機会も増やしていきたいです。


WiseVineのデザイナーとして働く魅力を教えてください

大きく3つの魅力があります。
まずは、GovTech領域に携われることです。類似の事業に取り組んでいる企業はないと思いますし、巡り巡って自分達の生活に影響を与えるような事業に携われるのは魅力の一つですね。
次に、メンバーとのフラットな関係性です。経歴や年齢の壁を超えて、デザイナーチームに限らず他チームとのコミュニケーションも取りやすいと感じます。行政という難しいドメインの中、「わからないので教えて欲しい」と素直に質問できることも魅力です。加えて、メンバー同士でフォローし合うカルチャーも根付いていて、例えば、私が急に子供を保育園に送る必要が生じ、会議に間に合わなくなった際も、メンバーがフォローに入ってくれました。それぞれのライフスタイルに寛容なメンバーが揃い、働きやすい環境も大きな魅力です。
最後は、0→1のフェーズに携われることを魅力に感じています。これから日本に大きな影響をもたらす可能性のある大規模システムに初期段階から携われることは、貴重な経験になると思います。


どんな仲間に参画してもらいたいですか?

「お客様を支えることで、その先にある社会や生活を良くしたい」という想いのある方に、是非参画していただきたいです。
自治体や行政というと遠い存在の様に感じがちですが、実は私たちも毎日利用しているサービスと繋がっています。
そうしたサービスとユーザーのつながりを意識でき、「デザインの力で社会を真剣に良くしたい」と想っている方は、「何のためにやっているのか」**目的や意義を深く理解し、やりがいを感じていただけるのではないかと思います。


今後のWiseVineでの展望を教えてください

まず、「官公庁や自治体の方々にとって、使いやすいプロダクトを提供すること」は、絶対に成し遂げなければならない目標です。
古くからの習慣がある業務に代わる新しいシステムを導入するのは、難しいことだと思います。しかし、これまでの業務の背景を理解し、官公庁や自治体の方々がしっかりと活用できるようなプロダクトを目指しています。
加えて、本当の意味で良いプロダクトとは、ユーザーに良い体験を提供できるプロダクトだと思っています。
その実現のためには、強固なデザイン組織が欠かせません。デザインの可能性を最大限に引き出し、官公庁や自治体の方々の業務を効率的かつ快適にすることを目指しています。そのためのチーム体制の構築を進めていきたいと考えています。


最後に、未来の仲間にメッセージをお願いいたします!

“行政”と聞くと、難しさや堅苦しいイメージを抱く方が多いと思いますが、業務自体は世の他業務同様に抽象化していくことが可能です。ドメインに経験の無い方でも、十分活躍できると感じています。
「新しいものが好きな方」や「自分達の生活を良くしたい方」に参画していただけたら嬉しです!

インタビューは以上になります。飯塚さん、ありがとうございました!

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