なにをやっているのか
Wisevineは行政向けの経営管理システム(WiseVine Build&Scrap)を提供しています。内閣官房や地方自治体に向けてSaaSプロダクトの提供を行っています。
▼Build&Scrapとは
行政は主に税金からなる財源を、どのような事業へ投資するかで、国民・市民の健全で幸福な生活を維持しています。
また、一般的な地方自治体で行なっている事業は年間2000事業にも上ります。
その中で、現在人口の減少からなるGDPの減少や少子高齢化に伴う財政難から、その健全で幸福な生活を維持し、豊かな未来を維持するために、必要な事業を考えていくためには、事業に優先順位をつけることが重要になってきます。
我々は、行政の予算の「可視化」と「一元管理」をベースとして、現在の行政における課題の一つを根本的に解決し、行政予算を配分する「財政課」に焦点を当てて「未来の世代に豊かな世界を」作るための経営管理システムを提供しています。
なぜやるのか
GDPの1/3にもなる行政。
急速に少子高齢化が進む今、その行政を支える持続的な財源は岐路に立っています。
過去から積み上がり、やめられない継続的な事業に押しつぶされ、未来に投資する事業は借金頼み。
その借金は我々の子供たちの借金です。小手先ではこの問題は変わりません。
誰もが解決したかったけど、対処療法では解決できなかった構造的な問題がそこにはあります。
我々は、行政のガバナンスそのものと言える、基幹業務(予算編成、執行管理)に着目しました。
予算編成にまつわる業務をデータ化し事業評価を容易にすることで、重点事業への増配と旧来事業の削減を同時に実現する基盤を構築します。これにより、未来に借金という形で課題を先送りしてしまうガバナンス構造そのものにアプローチします。
誰かの予算を切ることは、誰かの生死に関わるかもしれないこと。
予算配分を合理化する中でも、おじいちゃんおばあちゃんを悲しませたくない、でもやはり子供たちに少しでも豊かな未来を残したい、経済的困窮があっても生きる尊厳を確保したい。
綺麗ごとではすまない予算の配分でも、手を伸ばしてなるべく多くの人が幸せに合意形成できることをあきらめない。経営管理システムの向こう側にリアルな人の生活があることを決して忘れない、愛のあるシステムを作り続けたいと思います。
どうやっているのか
【社風】
・海外人材を含め、大手・有名企業から優秀なメンバーが集まる総勢約70名ほどの組織となります。国籍、性別、年齢等の垣根はありません。ダイバーシティ推進の動きが進んでいる多様性を重視したカルチャーです。
・社内には行政や国の施策に詳しい専門家やAI・自然言語処理に強いエンジニアが在籍、社外には行政や国の施策に詳しいアドバイザー・メンターがバックアップしています。また、自社で研究会(新しい自治体財政研究会)を立ち上げ全国自治体の財政課職員と根本的な課題解決に向けて研究に取り組んでいます。
・専門性へのリスペクト
行政の専門知識や、行政独特の作法について、たとえ一見不合理にみえてもリスペクトをもって接する事。
【WiseVineのカルチャー】
(1)想像を超える成果を創造する
・欠損した情報を取りに行く
・多様性の強さを理解する
(2)誇りを持って行動する
・違和感を放置しない
・個々人のミッションを腹落ちさせる