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むいのはなし 第5話「溶け込み馴染むもの」って?| mui Labのデザイン入門対話

こんにちは、mui Labインターン生のyukinoです。大学では経営学部でマーケティングなどを勉強していて、muiのInstagramを担当しています。

本連載「むいのはなし」では、mui Lab共同創業者/クリエイティブディレクターの 🌳 hirobe と、デザインのことをもっと知りたいインターン生 ❄️ yukino の2人が、「muiらしいデザイン」について対話形式で考えていきます。
シーズン1として、mui Labが掲げる6つの「Design Principle(デザイン・プリンシプル)」について、全6回にわたりhirobeさんとのお話しのなかで聞いていきます。

今回は「溶け込み馴染むもの」について。

▼前回のお話はこちら。

むいのはなし 第4話「置かれた環境と調和する」って?| mui Labのデザイン入門対話 | mui Lab株式会社
こんにちは、mui Labインターン生のyukinoです。大学では経営学部でマーケティングなどを勉強していて、muiのInstagramを担当しています。本連載「むいのはなし」では、mui La...
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《 💬 今日お話ししたことの要約 》

  • 繋ぎ目を感じさせないシステム連携を目指す
  • 「自分なりの使い方」がスムーズにできるように
  • コミュニケーションは「球技」と重なる!?
  • 動く先を予想してボールを投げ、受け取るということ

🌳 hirobe
mui Labの共同創業者兼クリエイティブディレクター。パンが好き。

❄️ yukino
mui Labのインターン生。大学では経営学を専攻。mui LabのInstagramも担当しています。

ユーザーがつまずかないシステム連携

❄️ yukino
今日のテーマは、mui Labの6つのDesign Principle(デザイン・プリンシプル)の5つ目「溶け込み馴染むもの」です。まずは、この指針に込めた想いを教えてください。

🌳 hirobe
「溶け込み馴染むもの」はソフトウェアの考え方についてです。

mui Labは自社の製品だけでサービスを完結するというよりは、他の企業や機器との連携によって、心地よい体験・サービスを作っています。しかし、他社のサービスと繋ぐとなると、どうしても「繋ぎ目」が感じられてしまうんですね。
そこで、ユーザーが繋ぎ目を意識せず、一貫したサービスとして使えるような滑らかな体験づくりができたらな、という考えになっています。

❄️ yukino
あまりデザイン寄りではない感じでしょうか。難しいです。

🌳 hirobe
そうですね。これまでのデザイン・プリンシプルとは少し違って、ここではこれからのサービスの使い方についての話になっています。
mui Labは、これからの時代はMatterなどの通信規格を使うことで、いくつものデバイス同士が繋がり、ユーザーもいろんな選択肢が持てる。また、様々な機器を合わせて使うことで、自分なりの暮らし方・使い方をつくることができる、というのが主流になると思っています。

このようなことを達成する上で、システム間の連携というのが重要になってくるんじゃないかな、と思ってデザイン・プリンシプルに入れました。

❄️ yukino
mui Lab以外のソフトウェアを使っているものだと、muiボードのラジオ機能もその例ですかね?

🌳 hirobe
そうですね! ラジオ機能は、ソフトウェアをradikoさんのシステムとうまく繋ぎ合わせています。
このようなサービス間を繋ぎ合わせるうえで必要な工程を、いかにわかりやすく、簡単にして、ユーザーがすぐに使えるようにすることが大切だと思います。


どう動くかを考える、コミュニケーションという「球技」

❄️ yukino
システム間のスムーズな繋がりを達成するうえでは、エンジニアとの連携が不可欠だと思います。
デザインチームとエンジニアチームで良いコミュニケーションをとり、理想的なプロダクトをつくるために意識的に行っていることはありますか?

🌳 hirobe
そうですね。yukinoさんはなにか球技とかしていましたか?

❄️ yukino
はい! ソフトボールをしていました。

🌳 hirobe
ではゲッツーで考えましょう。

ランナー一塁、ショートにボールが来た場合、セカンドの人にボールを投げてアウトを取りたい。その時、セカンドはセカンドベースに向かって走ってくるじゃないですか。なのでショートはベースの上に投げる必要がありますよね。

❄️ yukino
はい。セカンドの人には投げないで、到着先のセカンドベースに向かって投げますね!

🌳 hirobe
そうなんですよ。動いてる人に対して受け取ってもらうには、到着先に投げるとスムーズなんです。
こんな感じで、私はコミュニケーションは球技のイメージが強いですね。私はバスケットボールやっていましたが、やっぱり立ち止まってボールをもらうっていうのは基本的にはなくて、動きの中でもらうと思っていて。

❄️ yukino
本当にそうですね。パスをする人も、受け手が動く先、動いて欲しい先を考えてボールを投げます。

🌳 hirobe
このように、仕事をする上でも、次その人がどう動くか、というのを想像した方がいいなと思っています。
次動きたいと思っている場所を予想して、そこに投げてあげることで、向こうが受け取りやすかったり、次の動作に入りやすいのではないでしょうか。

エンジニアとのやり取りも同じです。お互いに投げて、受け取ることがコミュニケーションです。
ここに渡すと次うまくいくだろうとか、ここはエンジニアに任せて、デザイナーは別のところに注力する方が良いだろう、ということを考え伝えることが、理想的なやり取りかなと思います。

❄️ yukino
すごく勉強になりました。私もこれから意識してみようと思います。



次回、第6話「《自然の理に従ったデザインアプローチ》って?」につづく。
mui Labについて「もっと知りたい!」と思った方は、WebsiteやInstagramなどをご覧ください。

Website https://muilab.com/
Instagram https://www.instagram.com/muilab/



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