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自分自身のチャレンジも、子育ても妥協しない。創業フェーズの一員として、圧倒的な事業成長をもう一度体験したい。

2022年7月にフライルに入社したエンジニアの豊田さんは、CTOの荒井と新卒時代ビズリーチで同期としてともに切磋琢磨した仲。ビズリーチのように急成長を続ける会社をつくるためにジョインした背景と想い、エンジニアとしての目標を伺います。

プロフィール

豊田 淳平 / エンジニア
2014年、株式会社ビズリーチの新卒1期生として入社。ビズリーチ、HRMOS採用のエンジニアを担当し、チームマネジメントやスクラムマスターも経験。その後、ファーストリテーリングにてマルチクラウドでのデータ連携基盤の開発に従事し、2022年7月フライルに入社。

会社の成長が実感できるフェーズをもう一度経験したい

―これまでのキャリアを簡単に教えてください。

豊田:2014年に株式会社ビズリーチに入社し、最初はビズリーチ事業で、企業様向けの採用支援ツールの開発を行っていました。その後はBPR(Business Process Reengineering)という部署に移り、カスタマーサポートチームや新卒採用チームの業務効率化を図る取り組みをしました。

また、少しだけ人事や新規事業に携わった後、HRMOSという採用管理サービスのチームに配属されました。エンジニアとして手を動かしながら、マネジメントやスクラムマスターも経験させてもらいましたね。その後アパレル大手を経由して、2022年にFlyleに入社をしました。

―転職のきっかけは何でしたか?

豊田:動機としては2つあります。1つは、大企業に勤める中で、もう少し自分の手でモノづくりをしてみたいと思い直したこと。もう1つは、ビズリーチで経験したような、会社の規模がぐんぐん大きくなっていくフェーズをより小さなフェーズからもう一度体験したいと思ったことです。

子育てもしている中でスタートアップ企業に転職するのは大きなチャレンジだと考えましたが、30代の今なら飛び込んでもなんとかなるだろうと思ったので挑戦してみることにしました。

―次の職場を探す上で、こだわりのポイントはありましたか?

豊田:ユーザーとの距離が近いSaaSの開発に携わりたいと思っていました。大きな規模の組織では分業によって顧客体験を作ることで効率的な価値提供ができる構造になっています。

そこで実際に働く中で、ある一部の機能だけを開発したり、エンドユーザーに遠かったり、プロダクトや機能がプロダクトに対してどのような価値を与えたかが見えづらい環境では僕にとってエンジニアリングの楽しみは少なくなってしまうと感じたんです。

だからこそ、ユーザーに近い距離でプロダクト開発ができ、ビズリーチでのSaaS開発の経験を十分に活かせるような企業を中心に選考を受けていました。

―なぜフライルに入社しようと思ったのですか?

豊田:荒井から声をかけてもらったのが直接のきっかけです。荒井とはビズリーチの新卒1期生として会社が大きくなるフェーズを共に経験してきました。自分のよく知る人とゼロに近いフェーズから事業を作るチャンスは人生の中で何度もくるものではないと思うし、やってみたら面白いかなと思って決めました。

荒井とはどんな仕事をしてきたかお互いを見てきたし、フライルのメンバーとは経営陣を含め事前にコミュニケーションを取らせてもらっていたので、チームに対しては大きな不安もなく入社することができました。

事業拡張も内部整備も採用も、すべてに携わる経験を得られる

―今の仕事内容を教えてください。

豊田:エンジニアとして、Salesforceなどの外部サービスとの連携機能を開発したり、現在はVue.jsのバージョンアップをメインタスクとして担当しています。Vue.jsはもともと経験があった技術ではありませんが、メンバーのサポートも受けながらキャッチアップしています。

また、写真を取ることが趣味なのですが、サービス導入事例のインタビュー記事作成に使う写真撮影を手伝うこともあります。必要であればエンジニアリング以外の業務を行うことがある点は、スタートアップならではの面白さだなと感じています。

―フライルでのやりがいや面白さはどんなところにありますか?

豊田:プロダクトの方向性は固まってきたので、今後はより多くのお客様にご利用いただけるよう事業全体を進化させていく必要があります。新機能の開発や既存機能の改善もしていく必要がありますし、これから組織が大きくなっていくとを見越して、リファクタリングを含め内部的な改善も継続して行う必要もあります。

常に発生する新しい課題に対して柔軟に思考を変え、チームとして課題解決に向かっていける点はやりがいを感じます。

―エンジニアとしてのこだわりはありますか?

豊田:ユーザーを便利にしたり効率化したりするものが、エンジニアリングであり事業であると思っているので、新しい機能を作るときに「本当にそれがユーザーの価値に寄与するのか」は深く考えるようにしています。

フライルでは毎日の朝会で、前日に受け取った顧客フィードバックを全社で確認する時間があります。お客様がどのような点に価値を感じ、どのような点を課題に感じているのか普段から目線合わせができているので、納得感を持って機能開発を行えている実感はあります。

事業とエンジニアリング両面を語れる人材でありたい

―フライルに入って学んだことは何でしょうか?

豊田:今まで経験してこなかったVue.js, TypeScript, サーバサイドKotlinといったFlyleを構成する技術に関しては、機能実装やレビューを通じて概ねキャッチアップすることができました。あとは、Vue.jsをバージョンアップにASTを利用したマイグレーションツールを自作して作業の効率化を図る点など、今まで自分が経験してこなかったテクニカルアプローチで面白いなと思いました。

大きな会社にいると、自分の担当する特定の領域だけに詳しくなることが多くなります。でも今のフライルのフェーズだと、フロントエンド・バックエンド・各種オペレーションなど、全てに対応できないといけないため毎日学びの連続です。

―子育てをする中でスタートアップにジョインすることに対して、懸念はありましたか?

豊田:確かに大きな企業と比較すると、相対的に安心感を得ることは難しいなと思います。ただ、ありがたいことに、子どもが熱を出して面倒を見る必要がある際、そちらを優先していいよと言ってくれるなど、子育てをしている自分の状況を理解してくれている点は非常に助かっています。

またフルフレックスなので、例えば15時半くらいに子どもを迎えに行くためにいったん抜けるなど、柔軟な働き方ができるのは今の僕にとって非常に良い環境だなと思います。

―将来的な目標を教えてください。

豊田:事業、開発チームづくりや育成にも携わっていきたいです。過去の在籍企業において、同僚や先輩方が事業やプロダクトの立ち上げをしている姿、どんな風に成功と失敗をしたのかを見てきました。自分は主体となって関わった経験がなく、新しい挑戦をしている方々に対して憧れる部分もあります。今の環境では創業フェーズのチームの一員として、主体的にチャレンジしていきたいです。

また、長期的には経営・事業とエンジニアリング両方のスキルを持つ人材となることが目標であり、機会があればビジネス側の業務にも携わってみたいです。

―フライルへの応募を検討している方に向けてメッセージをお願いします!

豊田:OSSのメンテナーや、前職でチームリーダーやテックリードの経験があるメンバーによって構成されているチームであり、このチームの中で学べることは多くあると思います。事業を成長させていく上で、リファクタリングやライブラリのバージョンアップなど技術面での改善に対する投資も行っているので、フェーズに応じてどのような技術改善を行うことが効果的かという点も経験できるはず。

顧客拡大やグローバル展開などやるべきことはたくさんあるので、カオスな環境を楽しめる人ならすごく活躍できると思います!


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