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邪推師から足を洗おう|目の前の人を正しく視る

みなさま、メリークリスマス!🎄🤩
セブンデックスでディレクターをしています、田頭です!

2024年を振り返って、みなさんはいかがでしたか?
私は、この一年を通じて「目の前の人を正しく見て聞き、向き合う」という課題に深く取り組む時間を過ごしました。これをテーマに、今年の私を象徴する言葉としてNetflixで話題になった“地面師”をもじり、“邪推師”というタイトルを掲げてみました!(笑)

今回は、この“邪推師”というテーマを通じて、今年一年で学んだ「コミュニケーションとは何か」をお伝えしたいと思います。!

まず邪推師とは何か?

まず、私たちセブンデックスのディレクター陣では、以下のように「邪推」を定義しています

邪推=「メタ的に見ると歪な結論が出る事象」
遠慮する/この人は話せない人だ/どうせ話してもムダだろうな…と思うなど、メタ的に見ると歪な結論が出る事象

たとえば、

  • 「遠慮してしまう」
  • 「この人は話せない人だ」と決めつける
  • 「どうせ話してもムダだろう」と思う

これらは一見小さな思考ですが、時間が経つほどに問題を深刻化させ、「コトや成果に向かう努力」を阻害します。結果として、成果と邪推は反比例するのです。

そのため、邪推をどう取り除くかが非常に重要なテーマとなります。

邪推が生まれるメカニズム

邪推が生まれる背景には、以下のようなプロセスがあります

  1. 発話や事象が起こる
  2. ギャップに気づく(理解できない、違和感を感じる)
  3. 対話が不足する(時間やコストを払わず放置)
  4. 仮説が硬結する(繰り返し放置されたギャップが固定観念となる)
  5. 歪な結論を導く(結果として邪推が混じる)

これは、認知バイアスが強化されるプロセスとも言えます。

コミュニケーションを改善するためには、以下のようなポイントに気をつける必要があります。

1. 聴く側の心得

  • 相手の価値観や特性を理解する
    相手がどのようなスタンスで話しているのか、まず事実をもとに想像すること。
  • ネガティブなフィードバックは自分への攻撃ではないと捉える
    負の感情が湧いたら、紙に書き出す、第三者にファクトを話す、瞑想をするなどして、自分の中で整理する。
  • 不明点は勝手に解釈しない
    その場で質問し、ファクトを集める。
    • 例:「なぜそうしたの?」「なぜそう言ったの?」

2. 発信する側の心得

  • 誤解を防ぐための言葉を使う
    発言の意図を補足したり、「これは議論を前に進めるための対立なんですが…」といった枕詞を使う。
  • 前提を丁寧に伝え、自分のスタンスを明確にする
    相手の価値観を尊重しつつ、自分の意見を伝える工夫をする。

ことが必要だと思います。


邪推師エピ|考えていることを同期できないなら、スムーズなチーム運営なんぞはできない

今年、私がプロジェクトを担当している中で、特に印象的だったエピソードをご紹介します。

噛み合わないコミュニケーション

6月にデザイナーとチームを組んで取り組んでいた際、コミュニケーションが噛み合わず、成果が出ないどころか進捗も止まってしまいました。その原因を振り返ると、「お互いの考えや状況を同期する意識がなかった」ことが分かりました。

その結果、お互いの考えていることがわからず
無意識のうちに、“遠慮”や“忖度”といった考えに囚われていたのです。

人間のコミュニケーション原理

  • How to say(表現方法):「あなたなんて嫌い」
  • What to say(意図):「相手してほしい」
  • 真意:「寂しい」

相手の真意を汲み取るには、表面的な言葉だけでなく、その奥にある意図を読む必要があります。この認識が欠けていると、チーム運営がスムーズに進みません。

ホストや営業に学ぶコミュニケーション技術

ホストや営業など、人と深くつながる職業では、「1を聞いて10を超え、13まで察する」感覚が求められます。これを私たちの日常や仕事にも応用するべきだと感じました。

  • コミュニケーション能力のレベル
    1. 発話する(話す)
    2. 雰囲気を捉える
    3. 言葉を選び、論旨を理解する
    4. 文法・文脈を用い、相手の考えと同期する

多くの場合、レベル2あたりで止まっている気もします。真に重要なのはレベル4であり、相手と深くコネクトすることです。

当時のメモ

一番大事なこと

最も重要なのは、人の話を聞いてファクトで受け取ること

  • 相手の価値観を自分の物差しで判断しない。
  • 否定も肯定もせず、ただ事実として受け取り、自分の意見を形成する。

例として、不倫というテーマを考えてみてください。法律的には問題視される行為かもしれませんが、その背景や当事者の価値観を知ることなく一方的に非難するのは正しいと言えるでしょうか?価値観はそれぞれ異なるものであり、それを一概に否定することはできないのです。

結論

コミュニケーションは、相手の価値観を理解し、事実を基に話し合うことで成り立ちます。

これからも、「邪推師」からの脱却を目指し、より良いコミュニケーションの形を探求していきたいと思います。

皆さんも、ぜひ身近な人とのコミュニケーションを振り返り、改善のきっかけにしてみてください。

メリークリスマス!そして良いお年を!

【引用元note】https://note.com/zooldenmieel/n/n96fad8fb9725

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