セブンデックスが描く未来 ― HRソリューション事業立ち上げの背景とビジョン

半年前からステルスで開始していたHRソリューション事業が順調に推移してきており、受注成約ベースで見ると億単位の水準まできたので、立ち上げ背景とビジョンについて、思いのままに書いていきたいと思います。

キャリアに悩まれている方、HR業務に従事されている方、弊社の採用選考を検討してくれている方に本記事は読んでいただきたいなと思います。

セブンデックスの原点

そもそもセブンデックスは、どんな想いで創業した会社なのか？
その原点についても話していきたいと思います。

時は学生時代まで遡るのですが、多くの人が日常の中で「現実」というものに徐々に気づきはじめ、その時は一時的なものではありますが、その回数が多くなるほどに、現実という壁が大きくなってくるやつです。

どんなに能力があったとしても、どれだけ想いがあったとしても、置かれている環境や状況によって、手が届かないものが数多く存在する。という現実に私も直面しました。
それまでは、やる気があれば、機会さえあれば、など思っていましたが、世の中はそんなに甘くないというか辛いものでした。

社会に出て、ますます現実を目の当たりにしました。

強烈にやりたい事があるけど、資金がない人
大学を中退したので、就活の土俵に乗せてもらえない人
やりたいことがあるけど、子供がまだ小さくてすぐに挑戦できない人
デザイナーで転職したいけど、実務経験がないので応募できる求人がない人

そんな挑戦の機会や環境がない人達が世の中に多くいて、勿体無いと心から思いました。
それに出たら出たで杭を打たれ、強みを抑制される風潮も感じています。

こんなに枠にはまっている場合じゃないというか、もっとイキイキとする人が増えたら日本がもっと盛り上がるのにと。

半ば諦めるしかないという決断をしてきた人も多いと思っていて、そんな状況が日本の閉塞感を生み出してるのだと考えています。

そんな課題感を解決したいと思い、多くの人や企業のより多くの選択肢と挑戦の機会を広げられる存在になると誓い、セブンデックスを創業しました。

弊社が掲げるパーパス

セブンデックスの現状について

弊社の主軸事業であるビジネス・クリエイティブ・スタジオ事業（BCS事業）を中心に、これまで成長を遂げてきました。

ビジネス・クリエイティブ・スタジオとは、戦略・設計〜制作〜グロースまで総合的に能力を持ち合わせる集団のことを指します。

BCS事業では、これまで多くの課題感を持つ企業様と出会い、その中でも戦略、ブランディング、デザイン、グロースといった広義のマーケティングを一気通貫で支援してきました。

とても価値あるものを提供しているにも関わらず見せ方・伝え方がうまくいっていない。
目指す方向は決まっているので、それを実現するチームの組成に協力してほしい。
事業優位性が失くなってきたので、そもそもの事業コンセプトを一緒に考えてほしい。
市場、競合、ユーザーを踏まえた上で、自社の強みを活かし、経営方針を一緒に考えてほしい。

これらの課題に向き合う中で、企業や事業の将来の可能性を広げ、新たな挑戦の伴走サポートをしています。
我々が介在することで、これまで辿り着けなかった状態にする。
そんな想いを持って企業様の本質に向き合うことで、毎日多くのご相談をいただくようになり、過去最高売上を更新できたのだと感じています。

HRソリューション事業の立ち上げ背景

やっと本題に入りますが、セブンデックスの次なる挑戦として、HRソリューション事業を立ち上げることになりました。

これまで数多くの企業様を支援している中で、採用/組織開発/人材育成/評価など多岐にわたって相談をいただいてきました。それもそのはずです。企業変革や事業成長において、人材や組織の話は切っても切り離せない関係にあるからです。

２年前に、これまでお取引があった顧客すべてに最近の悩み話を聞きに行かせていただいたことがありました。
すると多くの企業様から「採用や組織開発の支援もしてほしい」という声をいただきました。やはりどんなに良いカルチャーや、プロダクトを作ったとしても、そこに携わる人材が重要なんだと改めて感じました。
私たちの提供価値をさらに拡張し、たくさんの企業や求職者に、より多くの選択肢と挑戦の機会を提供していくことこそ、我々の使命だと考えました。

そうした中で、採用ブランディング、新規事業開発研修、グロース研修、インナーブランディングなどの支援を行い、人的資本に関わる分野の実績が増えてきました。
採用ブランディングの全プロセスを約１万字に渡りまとめていますので、是非ご覧ください。

採用ブランディングにおける統合的プロセス〜候補者に選ばれるブランドを形成するための14ステップ〜｜セブンデックスこのコンテンツは、多くの企業が抱える「採用課題」に対し、「採用ブランド策定から体験設計・クリエイティブ制作までsevendex.com

株式会社りそな銀行｜セブンデックス SEVEN DEX新規事業開発の相談に乗っている中で顕在化した、「効果検証」を組織にインストールすることの重要性当初セブンデッsevendex.com

株式会社Speee ｜セブンデックス SEVEN DEXsevendex.com

現在のHR市場の市況感

現代のHR領域に目を向けると、これまでとは違い人材の流動性があることから、企業は採用して終わりでなく、その後の育成、評価、配置などがますます重要になってきていることを身にしみて感じています。
採用という点だけで戦う時代は終わり、その先の育成、評価、配置などの環境面も含めて戦う必要があります。
現代の採用市場では急成長しているコンサル、大型資金調達をしているスタートアップ、大手といった金銭報酬が高い競合に勝たなくてはいけないからです。
そのため差別化要素として、感情報酬側にも力を入れようとなるのですが、正解がわからない中で試行錯誤する必要があるため、工数がとてもかかり、人事や経営層の手が回り切らないという事象をよく見かけます。
その結果、事業は成長しているが、人材不足により理想の成長曲線を描けていない企業は数多くいます。

新たに転職エージェント「GOALS」を開始

そんな状況下で、HRソリューション事業の最初のサービスとして、転職エージェント「GOALS」の提供を開始いたしました。

これまで通り、採用ブランディングや研修などは提供しつつ、採用支援という切り口からHR領域における課題を解決していきます。

GOALSとは

「20代、30代のハイキャリアを目指す人材に特化した転職エージェント」です。
周囲からよくキャリアについて相談をもらう中で、長期的にキャリアを形成していくことが人生の自己実現に繋がっていくにも関わらず、それを相談する先がない。ということを多くの友人が悩んでいました。
そもそも一般の転職エージェントでは、求人を多く紹介され、とりあえず応募をするといったように、今の転職にフォーカスされることが多いのが現状です。
また、最近ではコーチングが流行していることもあり、資格を取ってコーチングしてますという人は一定数増えたのですが、キャリアについて詳しくなかったり、自身もあまり経験値がないので対応しきれない。というケースもよく耳にします。

GOALSでは、短期ではなく長期的にキャリアを形成していくことを目的とし、キャリア戦略を共に考えていく支援をしています。

人それぞれ手に入れたい未来があり、それを実現するためには、現職でパフォーマンスを最大化させることも一つですし、転職をしてその環境を掴みにいくことも必要かもしれません。また、一度の転職で叶えられないことも事実あるかもしれません。
ですので、GOALSとしては、長期的なキャリア戦略を描き、最初の一歩として転職支援させていただき、その後もコーチングなどを通し、個人のwillに向かいながらも、働くということに充実感を感じ、イキイキと働き活躍できる人材になっていただくためにコミットしていきます。

HRソリューション事業の未来

今後は、単なる転職エージェント業に留まらず、HRソリューション全般を担う企業としてポジションを確立していきます。
今後は、採用ブランディングや採用支援、研修だけに留まらず、人事DX支援や自社サービスの開発などHRソリューション全般を担う事業にしていきます。
これにより、セブンデックスは企業変革、事業づくり、組織開発、人材採用支援までを包括的にサポートできる体制を揃え、私たちの強みを活かし、クライアント企業の成長を全方位的に支援する存在となることを目指していきます。

セブンデックスの使命は、「小さな革命を次々と生み出し、既存産業をアップデートしていく」ことです。
我々の事業を通じて、多くの企業に変革を起こし、自己実現に向かって働く人材が増えれば、それは日本のシーンを沸き起こすことに繋がり、そんな未来にしていきたいと思っています。

【引用元note】https://note.com/shinji_h/n/nf4367f76fffd?sub_rt=share_sb