2025年1月29日、Soil work Nihonbashi 3rd で株式会社Stapleの社員総会を開催しました。社員総会では総勢50人強の仲間たちが全国から集まりました。
今回は、総会を企画から担当したコーポレートチームの鈴木と企画開発の谷野が会場の様子をリポートしていきます。
全国各地からStapleの仲間が大集合
函館や瀬戸田のメンバーも集合しました!
第二フェーズへの準備がはじめる2025年
いよいよ総会本編がスタート。最初は代表、岡さんによる振り返りと、2025年のテーマ発表から。
2022年には50人だった社員も現在は150人に。日本橋・瀬戸田・岡山・函館・長門湯本と関わる地域も増えました。昨年末にはパーパスも新しくなり、体制も大きく変わった年となりました。
2025年、Stapleは第二創業期として新たな挑戦を始めます。その取り組みの一つが、今年設立したGOOD SOIL INC.です。
GOOD SOIL INC.は、Stapleと三井住友信託銀行が共同で立ち上げた投資会社です。この取り組みは、お金を地域の未来のために活かす新しい挑戦です。三井住友信託銀行と一緒に進める中で、お金だけでなく、文化や自然も大切な資源として育てることの重要性を改めて実感しました。GOOD SOILの活動を通じて、これら3つの資源がうまくつながり、地域がより良くなる仕組みを広げていきます。
その他にも、さまざまなプロジェクトが進行中です。リリースをぜひ楽しみにお待ちください!
「Stapleが手がけた施設で、一番最初に開業した場所は?」
岡さんからふと会場に投げられたこの質問。答えは、兜町にあるK5。
2020年2月1日に開業したStapleとしての最初の拠点。初めてのことばかりで不器用ながらも多くの人の力を合わせて作り上げられたK5は、開業に関わっていないStapleメンバーにとっても、とても大切な場所です。
答えはいつも現場に
K5は開業直後に新型コロナが流行し世の中は一変、自粛ムードに。例に漏れずK5も一度営業を停止することになってしまい、いきなり困難に直面しました。しかし、そんな状況でも“今できること”に目を向けて挑戦し続けるStapleカルチャーが発揮されて、その頃はみんな自分がやれることをそれぞれに探していました。目の前の業務をこなすだけではなく、どうすればもっと効率的に動けるか、どうすればスタッフ全員が協力しやすくなるかという点にフォーカスしていました。
「社会を変える意志と視座を持つ。でも、同時に現場にこそ答えがあると信じて向き合います。誰かの人生を変える瞬間や一生忘れることのできない感動。生涯の友と出会ったり、腹抱えて笑ったり、うれし泣きも、悲し泣きもできる場所です。
そこに辿り着くために、愛と熱を込めきったか、背中を仲間に預けることができるか。昨日より少しでも何か改善したか。勤勉に学び続け、謙虚でいられるか。今日やりのこしたことはないか。」
Stapleが一番最初に開業したK5の写真と共に、岡さんからのメッセージが伝えられました。
6年目のK5もよろしくお願いします!
第二創業期のコアメンバーによる挨拶
最新の組織概念図
岡さんのお話の後は、第二創業期に向けた具体的な未来のお話。
Development / Operationの領域でコアとなっていくメンバーからの想いを熱くプレゼン。進行中の新規プロジェクトもお話もあり、Stapleが新しいステージに進んでいくことを実感する内容でした。
CCO 川口 / Operation Director 園部
後半はチーム発表の時間!2025年のテーマと意気込みを語りました。
現在Stapleには13のチームがあり、チームごとに全員前に出て、それぞれのテーマとメッセージが伝えられました。全国に広がるStapleの仲間の顔と想いが見えて、気持ちが引き締まる時間となりました。
SOIL Nagatoyumtoは3月15日に開業!開業前でドタバタの時期(※総会当時)ですが、パワフルに頑張っています!
新規事業開発チームからは、取締役の小林より事業ビジョンについての共有も。
創業からStapleはホテルやコワーキングオフィスなど、各地域に根ざした拠点を築いてきました。今年から本格始動する新規事業「Staple House(仮称)」は、そうした拠点同士のつながりをより強めることを目的とした、共同所有型別荘の事業です。
共同所有型別荘という仕組み自体はすでに世の中にありますが、なぜ今Stapleがこの事業に取り組むのか。その理由や想いについて、プロジェクトを率いる小林が熱く語ってくれました。
現時点ではまだ詳細をお伝えできないのですが、後日、正式にご案内する予定です。どうぞ楽しみにお待ちください!
チームごとの集合写真。左上から時計回にParklet , HAKODATE, Soil work , Design
GOOD SOIL INC.で共に歩んでいく三井住友信託銀行のチームも総会に参加してくださりました!
現場は24時間365日で稼働中!当日参加できなかったK5メンバーは別日に総会を行いました。
総会の後は新年会!『Cooperative Party 2025』
総会の後はSoil work Nihonbashi 1stに移動して、新年会!コミュニティマネージャーの乾杯から始まります!
Cooperative Partyでは Stapleが運営するコワーキングオフィス、Soil workの会員さんも加わり、賑やかな会となりました。Soil work は現在、日本橋、秋谷、一宮、瀬戸田に拠点がありますが、3月からは京都に、5月からは伊豆にも拠点が増えます。今回の新年会は日本橋での開催でしたが、秋谷から足を運んでくれた会員さんも。建築デザインや教育、コンサルティングなど、さまざまな仕事に携わる人たちが、普段のデスクワークではなかなか出会えない異業種の人たちとつながれる場。新年のご挨拶もかねた、楽しい1年のスタートとなりました。
新年会のお料理は「家庭料理もちもち」さんがご用意してくださいました!
会員さんおすすめのカードゲーム大会を開催しました!優勝者には景品も!
たくさん喋って、たくさん交流して。楽しい夜となりました。
毎回片付けはみんなで。まさにコーポラティブ
さいごに
2025年1月29日、初めてのStapleグループ全体を対象とした社員総会を開催しました。
「交流」をテーマに全国各地から集まったメンバーが一堂に会し、会社の未来について思考し合う貴重な時間となりました。
今回の総会では、代表の岡から新たなステージ「第二創業期」に向けたビジョンが共有され、GOOD SOIL INC.をはじめとする新しい挑戦についても発表されましたが、そんな我々がどんな歩みが風として吹いたのか、どんな人の想いが込められて今の土壌ができあがったのか、未来に向かうためにStapleのルーツに触れられたような、非常に有意義な時間でした。
何よりも、地域の未来をより豊かにするため、私たちの役割がますます重要になっていくことを改めて実感しましたし、各チームが2025年のテーマを発表し、それぞれの色で仲間と共に歩んでいく、そんなこの一年にとてもワクワクしています。
総会後の新年会「Cooperative Party」では、Soil workの会員の方々とも交流し、多様な視点が交わる場となりました。仕事のベールが一枚二枚自然と剥がれるような、緩やかな時間をコミュニティマネージャーのみんなが作ってくれました。
多くの人にとって、日々の業務の枠を超えて繋がることの大切さを改めて感じる機会となったと思うので、「いつもありがとうございます」と皆さんに伝えたいです。
Stapleは「風を起こし、土を育て、豊かな未来をつなぎなおす」というパーパスが土台です。この言葉を体現することで、一人一人があらゆる風となり、土壌となり、それぞれにとって豊かな未来へ向かえるよう、主体的に動き、共に成長していく。それが、様々なバックボーンを持つ我々の共通項です。
2025年も、この仲間とともに、新しい挑戦を続けていきます。よろしくお願いいたします!!
photos by Akira Sakuma