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エンジニアからプロダクトマネージャーへ、"コミュニティSaaS=心のDX"を実現するための挑戦

こんにちは!コミューン編集部です。今回は、コミューンのSenior Product Managerとしてはたらく安富さんにお話を聞きました。

安富 正矩 Masanori Yasutomi

新卒でワークスアプリケーションズへ入社し、EC通販サイト構築のためのパッケージ開発に従事。その後、エス・エム・エスへ転職し、医療従事者向け人材紹介Webサービスのプロジェクトマネージャー兼プロダクトマネージャー、楽天グループにてプロダクトマネージャーを経験。2023年11月にSenior Product Managerとしてコミューンへ入社。


何もないところから何かを生み出す面白さ

──これまでのキャリアを教えてください。

大学院卒業後、株式会社ワークスアプリケーションズに新卒で入社し、約5年間大規模EC通販サイト構築のためのパッケージシステム開発、保守、運用に携わってきました。
その後、2016年2月に株式会社エス・エム・エスへ転職し医療従事者向け人材紹介Webサービスのプロジェクトマネージャー兼プロダクトマネージャーとして、3つのサイトのSEO対応・自社初のスマホアプリの企画・開発・リリースを行いました。
ファーストキャリアはエンジニアでしたが、エス・エム・エスへ入社した頃、アプリを新しく作りたいという話があり、経営からのオーダーにも応えつつ、多くのステークホルダーとコミュニケーションを取りながら、どのようなアプリをつくるかを企画し、ローンチまで持っていく経験を経て、何もないところから何かを生み出す面白さを感じていました。当時はまだプロダクトマネージャーという職種が国内ではメジャーではありませんでしたが、今思い返すといわゆるプロダクトマネージャーとしての役割でしたね。
そこから、国内でも先進的にプロダクトマネージャーという役割や職種が確立されている楽天へ入社し、約5年間プロダクトマネージャーとして2つのサービスに従事してきました。サービス・事業の成長及びコスト削減、顧客満足度向上に貢献するために多くのステークホルダーとともプロダクトビジョン・プロダクト戦略策定、ロードマップ策定、課題分析、PRD作成、プロジェクト進捗管理、KPI管理、顧客インタビュー、外部ベンダー連携等多岐にわたる業務を行なってきました。

──コミューンとの出会いを教えてください

2021年、2023年と2回カジュアル面談の時間をいただきました。2021年にお話しした際は、プロダクトマネージャーの久松さん、エンジニアの上野さん、前原さんとお話ししました。当時はまだプロダクトマネージャーの採用を行なっていなかったので転職という話にはなりませんでしたが、ずっと気になっていました。それもあり、2023年のカジュアル面談の時は『CSコミュニティ業界について』『コミューンについて』『プロダクトマネージャー開発組織について』など50個くらいの質問リストを持って話しました。今思うと前のめり感がすごくて恥ずかしいですね(笑)一つひとつ具体例・リアルな内容も混じりながら分かりやすく丁寧に話していただいてとても優秀な方達だなと感じました。


自分が不安だったからこそ、同じ境遇の人たちの心の支えになりたい

──入社を決めたきっかけは?

少し遡るのですが、3人目の子どもが生まれたタイミングで2021年から育休1年間取りました。当時、私の周りで育休を取った経験がある友人はおらず、相談する相手もいない、仕事とのスピード感のギャップや5、3、0歳の子を相手に意思疎通もできないような状況で1日中向き合わなければならず1ヶ月程経った頃に精神的にものすごく落ちました。当時は漠然と同じ境遇で壁にぶつかっている方やそれを乗り越えた方と繋がりや精神的な安定を求めていました。その時、カジュアル面談をきっかけにコミュニティというものを知り、コミュニティ、コミューンなら私と同じように困った人を助けられるのではと思い興味がわき、自分なりの解釈として「コミュニティSaaS=心のDX」という世界観を持つことができ、コミュニティの重要性を理解できたのが一番の決め手でした。
また、カジュアル面談、面接を通して職種、役職に関係なく全員がコミューンの成長、コミュニティサクセスの解決に真摯に向き合っていると感じ素晴らしいメンバーの中で働ける、グローバル展開を目指していることでも自分が挑戦していきたいキャリアともマッチしておりコミューンへの入社を決めました。

──入社前後でギャップはありましたか?

入社1週間でグローバルチームのプロダクトマネージャーにアサインしていただけたことは嬉しい驚きでした。もともとは日本チームである程度経験を積んでからグローバルチームにも広げていこうかという話もあったので、状況に応じて柔軟に方針転換する速さもコミューンの強みの一つなのかと感じました。


お客様と近い距離でコミュニティを育んでいく

──現在の仕事内容を教えてください

3つあるスクラムチーム(日本2、グローバル1)の1つであるグローバルチームのプロダクトマネージャーとしてロードマップ検討やプロダクト開発を行なっています。

──コミューンの仕事はどんなところが面白いですか

プロダクト開発ロードマップにある案件を進めながらも、グローバルにいるお客様の状況に応じて柔軟に素早い対応が求められるところは難しくもあり面白いとこでもあります。
また、お客様とのコミュニティ(SHIP)があることでお客様との距離が近い、プロダクトに対するお客様の反応やフィードバックをすぐに受けられる環境があるのもプロダクトマネージャーとしてはやりがいを感じます。
明確な課題がないからこそ、お客様ごとに答えがある、その曖昧さや複雑さに向き合いどうしていくかを考えるということが面白くもあり難しいですね。

──コミューンの好きなところを教えてください

決まったこれをやらないとだめ、と制限されていることがないことです。自由な発想で柔軟に動ける、楽ではなく大変なことも多いですが、誰かや何かにただ従っているよりは遥かに楽しいですし、成果にこだわる文化も好きなところです。

──これからやりたいこと・挑戦したいことを教えて下さい。

人種・言語・性別・年齢問わず世界中の人たちが孤立することなく、心地よい場所を手に入れることができ、その中から価値が生まれていく「コミュニティSaaS=心のDX」という世界観を軸にグローバルで活躍できるように成長して少しでも世の中のためになることができればと思います。

──最後に、安富さんがどのような方と一緒に働きたいか教えて下さい!

答えのない難しい課題に対して逃げずに向き合い、周りも巻き込みながらやり抜くことが好きな人は向いていると思いますし、さらに成長できると思います。


安富さんありがとうございました!

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(この記事は2024年3月26日に、弊社noteにて公開したものです)

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