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コミュニティの持続可能性を科学し実践する、コミューンの事業開発としての挑戦

こんにちは!コミューン編集部です。今回は、コミューンの事業開発担当としてはたらく梅木さんにお話を聞きました。

梅木 隆伸 Takanobu Umeki

コンサルティングファーム、US大手PR会社の日本法人、デジタルメディアの事業会社など様々な領域での事業開発・事業運営責任者を経て、2023年10月にコミューンへ入社。現在は、事業開発に従事。


メディアビジネスの背後にあるコミュニティの多様さ

──これまでのキャリアを教えてください。

さまざまな業界・職種を経験させてもらってきたので、一つずつお話しさせていただきます。

まずは、アクセンチュア(株)
通信メディアハイテク部門テクノロジーコンサルタント、業務プロセス改革コンサルタントとして主に通信キャリア、大手新聞社、エレクトロニクス企業などの業務改革・PMを経て新規事業領域でのコンサルティングに従事しました。

その後、フライシュマン・ヒラード・ジャパン(株)
US大手PR会社の日本法人でデジタルグループ創立及びグループリードとして、国内外BtoB, BtoC企業のデジタルコミュニケーション戦略策定、コンテンツマーケティング支援を行いました。

そして、SCデジタルメディア(株)
住友商事のデジタルメディア投資事業開発会社。設立前より事業立ち上げ、事業開発部部長として国内外のオンラインメディアとの資本・業務提携など含むアライアンス業務、及び住友商事グループ企業とのデジタルメディア領域での事業開発を推進しました。

直近は、(株)Gunosy
協業パートナーアライアンスによる2つのニュースメディアプロダクトの事業責任者として、中期事業戦略の立案・実行と、足元の事業統括を行いました。

──コミューンとの出会いを教えてください

TVCMを打っていた頃から認知はしており、その当時はカスタマーサクセス領域のSaaSという印象でした。選考を通して、コミュニティ(サクセス)というビジネスドメインに関する理解が深まっていき、ビジネス領域におけるコミュニティの多様さに関する解像度も高まりました。そのお陰で、コミューンという会社への興味はより大きくなりました。


コミュニティの健康的な持続可能性を科学し実践する

──入社を決めたきっかけは?

コンサルティングファームなどを経て、これまで様々な規模やタイプのメディアの事業開発・運営に携わってきました。熱量ある人を中心とした発信者と、それに様々な形で応える受信者が、双方貢献しあって融け合っているメディア->コミュニティとの関わりを通じて、「仲間が心から伝えたいもの、ことを届くべき人に送り届け、豊かな人生を共に生きる」という気持ちで仕事をするようになりました。

一方で、そういったロマンだけでなくそろばん=厳しい環境下でもしたたかに持続可能になるための経済的政治的な活動の必要性や生産性とのバランスの難しさに向き合ってきました。
コンセプトとしては人ではなく資本が中心である資本主義経済において、それでも多様な人による多様なコミュニティがしなやかに持続していくこと、つまりコミュニティの健康的な持続可能性、柔靱性について科学し、実践することを繰り返しながら、自分自身が価値を出せる環境を探していて、コミューンがフィットすると考えてぜひ入社をしたいと思いました。

──入社前後でギャップはありましたか?

ギャップという表現が適切かはわかりませんが、コミュニティという、特にビジネスにおいても曖昧な領域において、まだ設立5年と少しにもかかわらず既に過去の膨大な試行錯誤の資産があること。そして、仕事をする上での心理的安全性を担保するための、これも試行錯誤を経たと思われる絶妙に考えられた仕組みがあることでした。

(参考:1時間でチームを強くする「心理的安全性プログラム」のススメ

その仕組みを運用する上で最低限必要になりそうなメンバーの自己・他者肯定感(平たくいうと人のよさ的なこと)も感じました。

矛盾を受け容れながらコトに向き合う

──現在の仕事内容を教えてください

事業開発、PMMを担当しています。BizDevロールの定義は会社によってさまざまですが今のフェーズでは非連続的な成長を実現するためにありとあらゆることをやるひとという感じで、新規市場でのモデルケースをつくりながらアライアンスなどを同時に進めています。

──コミューンの仕事はどんなところが面白いですか

やはりコミュニティという、誰もが知っているコンセプトだが、誰もが微妙に違う定義をもっている領域の科学と実践ができるところです。

──コミューンの好きなところを教えてください

ロマンとそろばん、人間性と生産性、矛盾を矛盾のまま受け容れたり止揚しようとする胆力があるところです。

──コミューンには「How Commune Works」という行動指針がありますが「How Commune Works」の中にある20の行動指針のなかで、日々仕事をする中で特に意識していることはありますか?

行動指針の中の、コトに向き合う、というのはよく色々な会社で言われることでありつつ、人と課題を分けてコミュニケーションをとることはとても鍛錬のいることだと思います。

例えばSlackのDMは入社してからセキュリティ的な文脈などの場合以外で全く使っておらず、オープンな場で会話する、の徹底っぷりは人と課題を分けられる、あるいは分けようと努めている人が集っていないと成立しない気がします。

──これからやりたいこと・挑戦したいことを教えて下さい。

ビジネス的な文脈でのコミュニティと通俗的な、あるいはアカデミックな文脈でのコミュニティの差分や被りの輪郭をもっと理解・把握した上で、相互に乗り入れたり活かし合う形で、コミュニティという概念自体の社会的な影響の出力を底上げしたいと思っています。

──最後に、梅木さんがどのような方と一緒に働きたいか教えて下さい!

未踏を楽しめる方、何かしらの偏愛に基づくコミュニティへの所属貢献体験がある方がマッチしていると思っています!



梅木さん、ありがとうございました!

コミューンでは一緒に働く仲間を募集中です。少しでも興味のある方はお気軽にご連絡ください。


(この記事は2024年2月28日に、弊社noteにて公開したものです)

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