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【社員インタビューVol.8】看護師から会社員へ! 2つのキャリアを歩んで知った自分の原動力 #CS

こんにちは!ドクターメイトのアオパンです!
今回ご紹介するのは、看護師として現場で働いた経験と、めちゃくちゃ話しかけやすい明るい笑顔で多くの人の心を掴んで離さないこの方!カスタマーサクセスのさらちゃんこと、志田さらさんにお話を聞きました。

入社してからもうすぐ半年の志田さん。どんな思いで入社を決め、今はどんなふうに感じているのでしょうか? 根掘り葉掘り、聞いてみましょう!

自分が超健康だからこそ、困っている誰かをサポートしたい

これまでのキャリアについて教えてください

学生時代は、看護の専門学校で勉強をしていました。母が介護福祉士として老人ホームで働いていて、利用者の方に孫のように可愛がってもらっていました。小さい頃から、介護や看護が身近にあったんです。

そういった背景があるからか、クラスでもサポートが必要な同級生の存在がいつも気になっていて。自分がお手伝いすることで喜んでもらえるという感覚があり、よく喋ったりしていました。

就職を視野に入れる頃になってもその気持ちは変わらず、医療福祉領域を漠然と目指していました。昔から超健康優良児で入院したこともなかった私にとって、一番身近な医療のイメージは「保健室の先生」だったので、最初は養護教諭を目指そうと思いました。でも「各学校にひとりしかいないから狭き門だぞ」という噂を聞きつけて、ちょっと悩んでいたんですよ。

そうしたら母から「看護師さんってすごく頼りになるし、良い仕事だよ」と薦めてもらって、単純な私はまず資格をとってみようという軽い気持ちで看護学校に入りました。

専門学校で看護について勉強してからは、救急領域の認定看護師さんから災害医療や救急現場の話を聞いたのをきっかけに、救急医療の道を選びました。

もちろん難しい現場だと思うし不安もあったんですが、これから医療に携わっていくからには、一番最初に一番大変なところにガッと飛び込んでしまえば、そのあといろんなことができるようになるんじゃないかなと思って。高校が体育科だったのもあって、体育会系思考が出ちゃいました(笑)。

そこからずっと看護師として働かれてきたのですか?

3年間大学病院の救急/ICU領域で働いた後、総合病院のICU(集中治療室)の立ち上げを1年半やって、その後で治験関係の会社員をしました。

資金や人員などのリソースが潤沢な大学病院を飛び出して総合病院に転職したことで驚いたこともたくさんありましたが、小規模だからこそ自分が声を上げたことが形になったり、周囲から評価されるタイミングが多くて嬉しかったです。特に新人教育担当などを通じて、今までなかった型や仕組みを作るような経験ができたことが、今の自分にとって大きな機会になりました。

看護師として患者さんに1対1で何かを提供する仕事も好きだけれど、より根本的な解決を1対多数で実現したいし、会社員としてその仕組みづくりをしたいという想いが強くなって転職を決意。でも周囲にサラリーマンがいなかったり、自分自身イメージが湧き切っていない心配があったので、まずは看護師から会社員になったモデルケースのいる大手外資系の治験会社に飛び込んでみたんです。

会社員になって最初に驚いたことは「仕事中に水を飲んでもいい」ってこと(笑)! 看護師の時は机の上に飲み物なんてなくて、ロッカーに荷物を取りに行ったついでにカッと飲んで帰ってくる感じ。飲みながら仕事をするなんて、やったことなかったんです。

でも会社に入ったら最初のオリエンテーションで、机の上にそれぞれのコーヒーとかお茶が置いてあるわけですよ。「え、待って……!みんな飲んでる!」と思って、自分も恐る恐るカバンから水を出したりしました(笑)。その他にも「トイレ行く時、誰かに報告しなくていいんだ!?」とか「当日の朝に有給使えるんだ!?」とか本当に驚きの毎日で、新鮮でした。

一方で、直接お礼を言われるような機会は激減したなと感じて。自分で思っていたよりも「ありがとうございます」「助かります」と言われることが自分の原動力だったことに気づきました。また、直接的に誰かの役に立った手触り感や、チームプレイで乗り切るような風土が好きだったんだというのも実感しました。それで、全てを満たすような仕事を探して、また転職活動を始めたんです。

未来の話と同じように、老後の話を明るくできるような社会へ

いよいよ、ドクターメイトとの出会いですね?

はい! 医療や健康に関わる分野で、チームプレイで貢献の手触りを感じられるような仕事がいいなと思いながら、ベンチャーも視野に入れて転職活動をしていました。

というのも、夫がベンチャーで働いていて、彼の働き方に憧れを持っていたんです。コロナ禍になって同じ家でリモートワークをするようになって特に思ったんですが、夫は会議中とかもめちゃくちゃ楽しそうだったんですよ!

こらちのミーティングは全員カメラオフで淡々と進んでいるのに対して、夫のミーティングは「髪切った?」「最近どう?」とラフな雑談を交えながらワイワイやっていて、私もあんな風に働きたい!って羨ましくて(笑)。

「医療」「ベンチャー」で探していたら、Wantedlyでドクターメイトを見つけました。介護施設は自分にとって身近な存在だし、夜間オンコール代行というサービスはすごく新しい。それに、人の善意で成り立っている介護施設の環境をきちんと仕組み化していこうという考え方も面白いなと思って、「気になる」を押してカジュアル面談をしてもらったという流れです。

面談や面接で印象に残っていることは?

夫から事前に「SaaS系ベンチャーのCSって会社ごとにやっていることが全然違うから、よく質問しておいた方がいいよ」と教えてもらっていたので、面談ではその辺りを聞きました。

そこで「介護施設の方は外部サービスを使うことへの抵抗感があるから、どうしたら使ってもらえるようにするかを考えることが大事な役割」と聞いて、私が看護師だからこそ話せること、伝えられることってあるんじゃないかなと感じたんです。

面談でも面接でもずっとアットホームな空気感で話を聞いてもらえたので、人との関わりに飢えていた私はすごくいい会社だなと感動しました。それから、看護学生がインターンをしているというのも親近感が湧くと同時に刺激的で、印象に残っていますね。

入社の決め手は青柳さんとの最終面接です。「未来の話を明るくするように、老後の話を明るくできるような社会を作りたい」と語ってもらって。それって、まさに私が救急病棟で働いていた時に感じていたことだったので、ビビッと来ちゃいました。

例えば「急に交通事故に遭ったとき、延命治療をするかしないか?」という話を、家族で一度もしたことがないという人が本当に多いんです。日本では「元気な時からそんな話をするなよ、縁起でもない!」って風潮があって、いざという時に本人の意思が尊重されづらい。もっといざという時の話をしておかないと、その時になってからじゃ決められないんだよ、と思うんです。

こんなに価値観の合う会社に出会えて本当によかった! 転職エージェントさんよりも詳しい情報を調べてくれたり、やりたいことをやりなよと応援してくれた夫には本当に感謝しています。転職してからも「毎日楽しそうでよかったね〜」って言ってくれているし(笑)。

入社してからのお話も聞かせてください!

面接で「うちはベンチャーだから、今までみたいに整ったOJTはないけど大丈夫ですか?」と再三確認されていたんですけど、入社してみたら先輩の岡本さんが絶賛整備中で、めちゃくちゃしっかりしたOJTになっていて(笑)。

資料を渡してもらって「わからないことは聞いてくださいね!」と優しく歓迎してもらって、毎日30分くらい質問する時間もあったので、こんなに丁寧であったかくてしっかりしているのか!という逆のギャップがありました。

今はCSのオンボーディンググループで、施設さんの導入支援を担当しています。主な業務は施設スタッフの方向けにオンライン会議でサービスとご利用方法についてお伝えする、導入研修です。

一方的な説明の後でスタッフの方からの質問を受け付けたりしても「何を聞けば?」という雰囲気になるので、事前に介護主任さんや施設の看護師さんにお電話の時間をいただいて、施設の状況を把握した上で有意義な情報をお伝えできるように事前準備をしてます。

また、相手の立場に立って相手の主語で話すことを意識しています。自分も看護師として急によくわからないITサービスを押し付けられたら不安になるし、人の命を預かる人間として、利用者さんに何かあってからでは遅い。だからこそ、挑戦して何かが起きるくらいなら失敗をゼロにするためにあえてチャレンジしない、という守りの姿勢はすごく理解できるんです。

そういう気持ちで「私も入社する前は、実際このサービスできるの?って思ってたんですよ〜」とお伝えすると、施設の方も「あ、やっぱりそうですか!私もそう思って……」という感じに安心してくれます(笑)。共感できる目線を持っていることは強みだなと思うので、これまでの経験を存分に活かして価値を届けていきたいなと思います。

小さなきっかけを届ける明るいコミュニケーション

働く上で、大事にされていることは?

とにかく人の話を聞くことです。そのためにも、話しかけやすい人間でいることを一貫して大事にしています。やっぱり、話しかけにくい人には小さな不安を伝えられないと思うんですよね。看護師もCSも、お客様が感じている不安を事前に汲み取らないといけないお仕事。そのサインを出してもらえなかったら何も始まらないと思っているので、まずは言ってもらえるような自分でありたいです。

病院時代でいうと、ICU(集中治療室)の看護師って忙しそうだから、なかなか患者さんの家族も要望や不安を伝えることができないんです。忙しいからこそ仕事に集中するのも大事だと思うんですけど、そこにいらしている家族の方の気持ちをないがしろにして、医療だけが進歩しても仕方ないという気持ちもあって……。

ちょっとでも面会に来てよかったなと思って欲しいし、安心していただきたいなと思って、なるべく目を合わせたり、「こんにちは〜!今日も来られてるんですね!」くらいのコミュニケーションを細かくとるようにしていました。「あの看護師、やたら挨拶してくるなあ」と思ってもらえるくらいの方が、話しかけやすいかなって(笑)。

そしたら実際、目が合ったときに「すみませーん」って声をかけてもらえるようになったので、これからもそうやってコミュニケーションを密にとりながら働いていきたいなと思います。

これからやりたいことを教えてください!

CSとしてキャリアアップしていきたいのと同時に、看護師が新しいキャリアの選択肢を選べるようなモデルケースになれたらいいなと思っています。

自分が看護師以外の仕事に目を向け始めたとき、調べてもなかなか事例が出てこなかったり、出てきたとしてもすごく遠い世界のことのように感じてしまって。「この人は特別だったから、こういうキャリアを選べたんだ」って思ってしまった過去があるんです。でも、やってみたら意外と大丈夫だった!

これからオンコール業務も始まるし、会社のことももっとよく知った上で、カジュアル面談やその他の場所で「意外と看護師も、会社でやっていけるよ」「病院を離れても看護師としてやっていけることはたくさんあるし、看護師として働いていなくても資格を取ったことや現場で働いたことは無駄にならないよ」ってことを伝えていきたいです。

小さなきっかけひとつで人生は変わるので、たくさんのきっかけを落としていきたいなと思います。

最後に、そんな志田さんが一緒に働きたい人はどんな人ですか?

人が好きな人がいいです!この会社には「人が好きなんだろうなあ」って思える方が多いので、そういう人にピッタリだし楽しい環境だと思います。

それと、私は今まで失敗の許されない減点方式の仕事が多かったのですが、ドクターメイトはチャレンジをよしとしてくれる文化。チャレンジを楽しめる方とも一緒に働きたいなと思います。

興味を持ってくださった方がいたら、ぜひお話ししたいです! ドクターメイトで待ってます!

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