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【コドモンの新卒 Vol.11 】コロナ禍で挑んだ怒涛の1年間。努力を積み重ねたから語れる、自身の成長とチームの未来

こんにちは!コドモン人事です。

月に一度、「コドモンの新卒」のフレッシュかつ熱い姿を井戸端会議のような気軽な座談会形式でお届けしていく本企画。20新卒が入社してからあっという間に1年が経ち、21新卒が入社してくる時期になりました。
1年を通じて20新卒たちはどう変化したのか?先輩となる2年目への意気込みも合わせて、聞いてまいりましょう!

コドモンの新卒

石崎さん (石)  CSオンボーディング担当
磯野さん (磯)  自治体向けセールス担当
上遠野さん (上) CSオンボーディング担当
野村さん (野)  自治体向け活用支援担当

がむしゃらに駆け抜けた日々、現在地点を把握できる1年後の今

---------1年間おつかれさまでした!

(野) おつかれさまでした!いま去年の記事とかみると「うわ〜、学生!」って思っちゃうね。

(磯) 思っちゃうね(笑)!宮崎研修のときの私たち、すごく楽しそうだもんね。あのわちゃわちゃした感じ、二度と味わえないよね。

(上) わかるな〜。昨日、21新卒たちの宮崎研修の写真がSlackにアップされてたじゃない?それ見て「あー、いいな〜」って思ってた。

(徳) やりたいの?

(みんな) やりたいやりたい!たのしかったよね〜!

(野) 「もう嫌だ!」とはならなかった記憶だけど……美化してる?

(石) 1週目から楽しくやってたつもりでしたけど、やっぱり疲れていたのかホテルで湯船に浸かる気にもなれなくて、2週目の月曜日にようやく湯船に入って「ああ、ひとつ乗り越えた」と思ったのを覚えてます。

(徳) あれから1年経ったんだもんね。いままで更新されてきた記事の写真を見比べるとさ、顔つきがちょっと違うから、写真だけでも成長を追えるのが面白いね。

---------入社から1年間。仕事してみて、どうだった?

(磯) 辛かった。

(みんな) あはは(笑)!

(磯) いや〜、もう。営業って辛いんだなって(笑)。でも、他の会社の営業に比べたら、きっと精神的にはそんなにしんどくないと思うんですよ。お客さまも優しいし、飛び込み営業とかもないし、月末もピリピリしてないし……。そう思うと、すべての営業職の方を心の底から尊敬します。

(上) 何が一番しんどかった?

(磯) 一番は自分の力不足を常々感じることかな。あとは、どこのチームもそうかも知れないんだけど、自分のお客さまの状況を把握しているのは自分だけで、アドバイスはもらえても結局は自分で進めるしかないっていう状況が辛かったな。でも、そういう属人化されている業務を分担できるようになってきているから来年は少し楽になるかも!

あとはやっぱり、一番最初にお客さまと関わる部署だから、私たちの仕事がコドモンの収益につながってるんだと思うと数字の重みも感じる。受注できてもできなくても、全部自分の責任で、明確にできてる/できてないっていう結果が数字に出るプレッシャーがあった……。

(上) ほんとにプレッシャーだよね。すごいなって思うよ。

(石) 私は1年があっという間だったな。ずっと同じ業務をしてるけど、そのなかでもメンバーが増えたり状況が変わっていって、担当している施設数もどんどん増えて……。12月ごろから徐々に忙しさが加速して、2月ごろから繁忙期にも入ったから、必死になって対応してました(笑)。


(上) 私も日ごとの単位で見るとやっていることは同じなんだけど、次々とやるべきことが見えてずっと試行錯誤してたなあ。1年間で考えても「自分が独り立ちするフェーズ」とか「人に教えないといけないフェーズ」みたいに分かれていて、せわしなく動いてきたからあっという間って感じるのかな。

(野) たしかに早かったけど、振り返ると6月って大昔じゃない(笑)? やったことの量が多かったからなのかな。6月の自分はすごく遠く感じるし、なんなら今日の朝のことすら、夕方になると1週間前くらいに感じる(笑)。

(石) なんか話してたよね。意識あるしちゃんと仕事してるんだけど、記憶はない、みたいな(笑)。

(野) そうなの!北原さんと1on1してるときに「この業務はもう着手してますか?」って聞かれて「え〜!忘れてた〜!」って思って焦ったんだけど、Backlog見に行ったら一昨日の日付で自分の対応履歴が残ってて。「やってるじゃん、私!」ってなっちゃった(笑)。

(上) それぐらいほんとに忙殺されてるよね〜。よいのか悪いのかわからないけど。

(石) このままの調子で、ただひたすら業務をこなすようになるのは嫌だなぁ。

(野) 思考停止はしたくない……。繁忙期は慣れたからか、無意識でいろいろできている感じがあって……。慣れで進めるんじゃなく、前みたいにじっくり考えて取り組むようにしたいんだよね。

(上) インターン生から根本的な質問をされたり「もっとこうしたほうがいいと思うんですけど」と意見をもらったときに、いままでその課題をスルーしてしまっていた自分がいるのかもしれないって感じるよね。引き戻されるというか、いい発見をさせてもらってる。

(野) 我に返るよね〜。困ったこととかを相談してくれるたびに「あ、そうだよね!」ってなる。考えてないわけじゃないんだけど「普通に」仕事をしちゃうようになるから、初心を忘れずにいないとね。

(磯) 私は半年間、言われたことをこなすのに精一杯だったから、そういう意味では思考停止だったかな……。右も左もわからないから、とりあえず言われたことをやってみて、マネージャーの岡本さんにぶつけて軌道修正するっていう感じだった。最近はどう考えればいいかわかってきたので、野村ちゃんの言うみたいな「じっくり考える」ができるようになったっていう感じかも。

(野) ちなみに、最近は新年度に向けて契約更新確認の連絡をしているんだけど、全部の電話で「来年もお願いします」って言われてね。継続してもらえるだけの価値をこの1年で届けることができたんだなっていうのを実感させてもらえて、嬉しかった。

(上) 自治体の活用度合いは、野村ちゃんたちがチームとして発足した前後で大きく違うよね。

(野) 自分がキックオフから担当した施設はちゃんと活用度が上がっていくけど、それがなかった時代から使ってくれている自治体の活用度をあとから引き上げるのが大変で大変で。改善点は見えてるから、半年後にはまた成果報告できると思う!

(徳) いいね。1年1年積み重ねるごとに、去年のスタート地点はここで、1年経ってここまできた!って言えるような状態だね。

私たちが感じる各々の「成長」。自信を胸に、より高い目標へ

---------成長した実感はある?

(石) スキルシートにたくさんマルがついたから、ひとりでできるようになったことが増えたなって目に見えました。

(野) わかる!あれもこれもできるし得意だ!って思えた。普段は自分の成長よりもチームの目標や、インターン生の成長を重視しちゃうから、自分のことを客観的に見れたのはよかったな。


(磯) 半年前にスキルシートをつけたときには「多分できるんだけど、自信はないな」って思っていたことが、いまは自信を持って「これはできるといっていいでしょ!」って思えるようになって自分の成長を感じました。

(上) 自信持てるぐらい頑張ってやってきた結果だろうね。

(石) 前だけを見て走り続けてたら、成長って気づけない気がするよね。

(上) うん、猛ダッシュ中(笑)。2年目以降はもっと俯瞰して、最適化だけじゃなくて、飛ばしてきたところを埋めていく作業をしたいなっていうのはある。

(石) 優先順位づけができるようになったのは成長かなと思います。とりあえず言われたことを全身全霊でやっていたインターンのときとは違うなって。

(上) そうだね〜。7月くらいの新卒インタビューのときは、全部拾おうとしてぶっ倒れてたもんね。

(野) そうだったね〜。

(石) チームで繁忙期を乗り越えるためには、やっぱりなにかを捨てないといけなかったというのが大きかったな。もともと「どうやって繁忙期を乗り越えようか」っていう話をしていたから心づもりもできていたし。もし準備期間がなかったら、間違ったものを捨てちゃってたかも……。

(上) たしかに、繁忙期を見据えて動いていたよね。そう考えるとさ、うちら自身も1年で変わったけど、チームもすごく変わったよね。1年前って、ほとんどチームなんて存在してなかったじゃん(笑)!

(野) いやー、変わったね。チームになってどんどん人も増えてるし、増えるにあたってコミュニケーションの取り方も情報共有の仕方も最適化させないといけないんだよね。こんな風になるなんて、配属された日には思っても見なかったな〜って。

---------1年前はどんな想像をしていた?

(上) 私はチームにもうちょっと中途メンバーがいると思っていました。

(みんな) あはは(笑)!

(上) いろんな中途メンバーの知見を活かしながら勉強していくのかと思っていたら、私ずっと最前線じゃん!っていう(笑)。

(石) たしかにオンボーディングチームは若いメンバーが多くて、中途メンバーはほぼ変わってないよね(笑)。

(野) 私は星加さんと話すなかで「こういうのを任せてもらえるようになるのかな」って想像していたところがあったんですけど、チームが大きくなるにつれて新しい仕事も増えて……チームの在り方についても話し合うようになったんですよね。さすがにそこまでできるようになってるとは想像してなかった(笑)。

(石) 私は2年目って聞くともっと仕事ができるっていうイメージだったので、今自分がそんな人間になれてるのかなって不安になります。だから、スキルシートみたいな客観的な指標でちょっと安心できたかな。

(野) コドモンでできることが増えていく反面、同い年の代理店さんとやりとりをしているときに「あ、私が身につけていない能力をもっているな」と思うことがあって悔しいんですよ。まだまだ教わったり調べたりして、身につける機会を掴まなきゃなって。

(上) 他の会社の人だと、結構「上から言われてやってる」っていう人も多いけどね。

(石) それもすごいなって思うよ。言われたことをちゃんとできるって、そのスキルがないとできないし。一般的な会社で任されるような仕事を私たちはできるのかな?って思ったりする。

(上) たしかに、社会人としての基礎マナーはめちゃくちゃ不安になる……。はじめて名刺交換したときも、ぶっつけ本番で全然やりかた知らなかったし(笑)。メールの文章も大丈夫かなって。

(野) 世間一般の社会人にどこまで通用するのかわからないよね。なかなか知る機会もないし。

(徳) 21卒からはその反省を活かして社会人基礎の研修を始めたから、不安解消されてるといいな。20卒のみんなは、後からくるメンバーに聞いてみるといいのかもしれないね。「みなさんがいた会社の新卒1年目と、私たちを比べてどう思いますか」って。

(上) 自惚れているのかもしれないんですけど、多分それを聞いたら「いやあ、君たちのほうがすごいよ!」って言われる気がしてて……(笑)!

(みんな) あはは(笑)!


(上) もちろん褒めていただけるのはめっちゃ嬉しいし、気を遣ってくれてるなって思うんですけど、そうではなくて「もっとこうしたほうがいいよ」っていうのを言われるようになりたいです。そのためには自分から聞きにいかないとだめだし、言われるくらいの関係にならないといけないなとは思います。コドモンの人はみんな優しいので「頑張ってるよ」って褒めてくれるんです。

(徳) まあ、頑張っていない人に「頑張ってるね」とは言えないからね。指摘しないといけないなと思ったら指摘するし、気を遣われてるとは感じなくて良いんじゃないかな! ジェネラルマネージャーの足立さんも「なんでこんなベンチャーなのに新卒を取るんだろうって思ってましたけど、よくわかりました。純粋で、本当に素直で、成長が早い!」って言ってたし。

(野) 私は岡本さんと出張に行って「伸び代満点だね」って言われて、悔しいけど嬉しかった。伸び代って言われた部分をなんとか直して「半年後には絶対言わせないぞ!」と思って。

(みんな) ストイックだな〜(笑)!

(磯) 私は来年度のチーム目標を浅野さんと2人で目指すことになったので、必死にやらなきゃ!って思ってます。

(徳) 浅野さんってキャリア15年目の営業だよね? そこと張り合っちゃうの?

(みんな) たしかに(笑)!

(野) 浅野さんと同じ目標をもらえたってことは認められた証拠だね。だって任せたら危なっかしいと思われてたらそんな設定しないと思う!

---------2年目はどうしていく?

(野) 今のチームでさらに1つひとつの仕事の精度を高めながら、インターン生のフォローも引き続きやっていきます。

(徳) そうだよね。インターン以外にも、いよいよ新卒の後輩が入ってくる部署もあるんだよね。

(石) インターン生と新卒とで、伝え方って違うのかな?

(野) 特に違いはないかも? 私はインターンさせてもらって自身がすごく成長したから、ちょっと大変かもしれないけど同じような経験をしてもらいたいと思っているかな。

(上) 新卒メンバーには「社会人になった自覚」みたいなことはちゃんと伝えられたらいいなと思う。私自身が感じたことだけどインターン生は突然休んだりしても「学生だからね」って言ってもらえる甘えがあったけど、社員になったら大きく変わるじゃない? だから、ちゃんと責任ある行動をして、姿勢で示していこうねっていうのは伝えたいし、自分も示していかなきゃって思う。

(磯) 私は逆にアドバイスじゃなく共感を第一に接したいなと思う。中途メンバーを意識して頑張ろうとすると、遠い目標すぎてどう考えても大変だから、年齢がほとんど変わらない私は「辛いよね」ってひたすら共感するbotになろうかな(笑)。

(上) 自分がその頃どんな気持ちだったかってこと伝えたり、共感するのは大事だよね。最初は磯野も、もがいてたもんね。私たちもたくさん先輩に支えてもらったから、同じようにしていこう。

(磯) そうだよね!あと、新卒メンバーは藤原さんと一緒のチームになるから、藤原さんから「磯野さんのやり方を見て仕事したらいいよ」って言ってもらえるようになりたいなって。

(徳) 言うだけじゃなく、行動で示す・背中で語るみたいなこともできるもんね!

(上) 私が2年目で一番やりたいことは、オンボーディングチームを確固たるチームにすること!いまは一人ひとりがベストを尽くす感じだから、これからはちゃんと一丸となってチームで挑む感じにしたいなって。とはいえ、部署異動の可能性があるから体制作りって難しいなって思うんだけどね……。次の3か月でどこまで最善を尽くせるかが肝かも!

(野) これをいうのは生意気なのかもしれないけど、私もチームを強くしたいって思いがすごくあって。いままでたくさんのお客さま対応をしてきて、チームの目標達成に向かって一生懸命やってきたけど、もっと会社・業界全体のことまで視野に入れていきたい。自治体向け活用支援チームを武器にしつつ、コドモンという会社を強くしていく動きをしていかなきゃなって。

あとは、メンバーが元気に楽しく働ける状態を作るっていうのはやりたいし、できると思ってる。新卒がやるとどの自治体にどれだけの工数がかかるのかっていうのを1番わかってるのは私だなって思うから、適切なアサイン、分担ができるかなって。ちゃんとみんなに元気に楽しく働いてもらえれば、それがお客さんのためになるし。

(上) 確かに私も似たところあるな。うちのチームは来期から大きく体制が変わるから、地盤を固めたいんだよね。いまは個人のスキルに任せて取り組んでいる状態だけど、チームとして会社に貢献できるっていう状態にしたい。

あとは「それってほんとに施設のためなんだっけ」って思うことが多いから、オンボーディングチームとして、施設がコドモンを心から使いたいって思いながら運用を開始するようなフォローをできるように整えていきたいなっていうのはある。

(徳) そっかそっか。もはや自分の2年目の話じゃなくて、オンボーディングの未来を語ってるね。

1年目と2年目の違いってなんだろうって、話を聞きながら考えていたんだけど……。一人前になって成果で貢献していくのが1年目のゴールだとしたら、2年目はそれぞれプラスアルファの影響を与えていく、リードしていくってことなのかもしれないね。チームの強化もプラスアルファのうちの1つ。

(上) まだ与えられた範囲でしかやれてないな〜。もっとプラスアルファしていきたい。

(磯) 私は来年も同じこと言ってる気がする……。「辛いです〜!」って。

(徳) 11年目だけど辛いよ。

(みんな) そうなんだ(笑)!

戸惑いも不満も力に変えて、価値を高めた1年

(石) 私は今後、別のチームにジョブローテする可能性が高いと聞いていて。いままでオンボーディングチームでやっていたことは自分が興味のある分野だったので、新しい部署でモチベーションを保ち続けられるかちょっと心配。オンボーディングチームでできることをやり切っていないと思っているので、まだオンボーディングチームに居続けたいという気持ちもあります。

ひとつのことだけをやり続けるのと、他の知見を踏まえて取り組むのは仕事の仕方が変わると思うので、経験としてジョブローテをしたほうがいいし、やってみたい、って気持ちはもちろんあるんですけど、どこか「やりたいこととはちょっと違うんだよな」って気持ちが残って……。だから、目的を見失わないようにやっていきたいなと思っています。

(磯) 私ももともと営業なんて考えてもなかったから、同じように色々思うこともあったけど、いざ営業になって1年経ってみたら、全然知らない新しい自分の発見ばっかりですごい新鮮だったよ。「意外とこれは好きだなんだな」とか、逆に「得意だと思ってたけど全くできないな」ってこともあるって、すごく世界が広がった1年だったな。

(野) おー!すご〜い。

(徳) 与えられた環境で楽しみを見出して仕事できる人って、何の仕事をしてもそれなりに結果を出せて、最後にはやりたいことをやらせてもらえるんじゃないかなって思うよ。

(磯) そうですよね。自分はやりたいことしかできない人間だって思ってたんですけど、つらいつらいって言いながらも1年間しっかり働いたことを振り返ると、どんな仕事でもある程度はやっていけるなっていう自信がつきました。

(徳) 最近は「もう1年頑張るんだ!」って言い出したよね。前は「悩んでます、厳しいです、脱出したいです」って感じだったのに(笑)。厳しいけど、このまま引き下がるのは恰好悪いから最後までやりきる、みたいな覚悟をしているよね。本当に苦手だったら絶対に逃げ出すと思うから、磯野はそんなに営業苦手じゃないんじゃないかと思うよ。

(磯) 少数精鋭なコドモンの営業に配属させてもらったってことは「経験者から見たら自分は営業に向いてるんだろうな」と思って頑張ったよ。石崎さんも、やりたいって思ってることじゃなかったとしても、石崎さんのことを見ている人が「力になるであろう、向いている場所」を選んでくれているんだと思うから、モチベーションが下がったときにそれを思い出したら「期待されてるから頑張ろう!」って思えるかも。

(上) いまのは磯野の1年があったから言える言葉だねって思った。


(野) わー、そうなんだ。いいね、そういう感情!私もなにか希望しない部署に……。と思ったけど、開発でもやれって言われたら普通に勉強してやると思う(笑)。少なくともコドモンの中に、興味がまったく湧かない部署ってないかも。

(石) 野村さんは苦しみを楽しみに変えちゃうから、そもそもそういう概念じゃなさそう(笑)。

(磯) 野村ちゃんは私と同じ気持ちにはならないね(笑)。

(徳) その気持ちがわからないからこそ、2年目3年目で後輩と話す中で壁にぶつかるかもね。そうだな〜、めちゃめちゃレガシーで「マニュアルどおりに全部やってください!やりにくくても、規則なので!」みたいな仕事だときつい?

(野) あ〜たしかに。もっとよくしたいのに、なにも言う資格がなくてどう頑張っても改善できないって環境だったら、泣いちゃうな(笑)。

(上) 改善で思い出したんだけど……最初に「給料を上げてほしい!」って言い出したのは磯野だったよね!

(磯) うん、岡本さんにも「給料上げてください!やる気に関わります!」って言った(笑)!

(野) すごいよね。それ聞いたとき、私たちはポカーンって感じだった。なんで上がっていないのか考えていかないとね、って感じで美化していたから……。3か月後ぐらいに「いや、磯野は正しかった」って思ったけど(笑)。

(磯)  給料が変わらないってことは「新卒から何も成長してないって評価ってこと!?」ってなりません? あと、後輩にも「ちゃんと頑張ったら給料上がるんだな!」って思ってもらいたいし。本当に上がるかどうかは別として、私たちが「上げてください」って言うことは絶対必要だなって思ったんですよ。

(徳) いやー、おもろいな(笑)! あなたは間違いなく営業です。自分をちゃんと売ってるからね。じゃあもし、自分がマネージャーの立場だったとして、磯野の給料は上げたほうがいいと思う?

(磯) 思います!今年の目標は達成したし、来年は挑む目標が3倍以上になるのを考えたら、それを新卒と同じ給料でやるのはしんどいなと思います。

私個人としては、給料が上がったら成果を出さないとっていう責任レベルも上がると思っているのであんまり上げてほしくないなと思う面もあるんですけど、やるべきことが3倍になるんだったら、やる気も責任も上げて頑張るほうが気持ちいいなって思ってます。

(石) この話を聞いて「あ、そのとおりだな」って、みんなで思ったんです(笑)。後輩にアドバイスもできるようになってきたし、人材としての価値は間違いなく上がっただろうって。

(みんな) 思った(笑)!

(上) お願いだから磯野はそのまま言い続けてほしい。磯野は現状を変えようとする気持ちが強いから、嫌なことがあったらそれを「仕方ないよね」って我慢するんじゃなくて、立ち止まってどうやって変えていくかってことを発信できるんだと思う。

別の会社で働いている友達の話を聞いてると、いま置かれてる環境に対して不満を持ってるっていうところで止まっている人もいて。でも、この4人で話しているときって「不満だ、じゃあどうしよっか」って改善の話もできてるから、すごくいいなって思うな。


(徳) 営業として、自分たちの価値を正しく届け続けてもらおう。1年経ったからこそできる話だったね(笑)。

いまの自分がいるのは、お客さまと同期がいたから

---------1年を振り返って、感謝したい人は?

(野) いっぱいいるね。

(石) 私は……やっぱりお客さま!

(磯・上) わかる。

(磯) あるお客さまが「磯野さんが担当なら安心」って言ってくださって。信頼してるってことを直接言われたことで、営業をやっていてよかったなって思えて……。浅野さんが言ってる「楽しい」ってこういうことだったんだなって実感できました。

(上) こんな私の拙い案内を、大人の目でうんうんって聞いてくれたことをいますごく感じるんですよね。前の自分の案内じゃ、そんなに伝わるはずないと思うんですけど……(笑)。しっかりと噛み砕いて、気になったことはちゃんと聞いてくれて、向き合ってくれた姿勢に本当に感謝です。

(石) まさに。わかりにくい案内をしてしまった覚えがあるのに、それにちゃんと向き合ってくれたなって。「石崎さんあのね」って施設の大変なことや職員の関係性について話していただいて、信頼関係を築けたときに嬉しくなりました。

(野) 私も最初に「これじゃ使えないじゃん」って言われる失敗をしちゃったことがあって。ご要望とおりにやったつもりだったけど、それじゃ不便だよねって意見をぶつけてくれたから、それ以降は同じ失敗を繰り返さないように徹底的に注意したし、メンバーにも資料を作って共有できた。「言ったとおりやってくれたし、しょうがないか」じゃなく、ちゃんと「使えない」って言ってくれたお客さんがいてよかったなって。

(石) 言ってもらえて気づけたことって結構あるな。「それじゃわかんないよ」って言ってもらったことで「じゃあどう案内しよう」って試行錯誤できるようになったりとか。どういう言い方だとちゃんと伝わるのか、伝わり度合いみたいなものを雰囲気で伝えてくれる方がいると、実践を通じて身に付くことが多いよね。

(上) 優しいから大目に見てくれる人もいるし、むしろ優しいからこそちゃんと指摘してくれる人もいるし、いろんな方に育ててもらったっていうのもあるかもしれないね。

(石) そういうことばっかりだったな。社内の人よりお客さまに厳しいこと言われてた気がする(笑)。

(上) でも、感情的に何かを言われることって少なかったよね。怒られるにしてもちゃんと指摘として意見をくださるっていう感じだったので。だからこんなに頑張れたのはあるかなって思います。

(徳) ユーザーが先生や保育士さんっていう教育者だからこそ、臆さずにフィードバックをくれたのかもしれないね。結果、お客さまに育ててもらえた1年間だったんだね。

(磯) 本当に!一方で、私が1番感謝しているのは同期です。いなかったら辞めてたなって瞬間も、何回かあって。私の話を聞いてくれた木島さんも、岡本さんも浅野さんも藤原さんも本当に励ましてくれたり感謝しかないんですけど……辛かったとき、支えになったのはやっぱり同期だなって。

(野) そうなんだ〜。ふふ、じーんときちゃう!

(徳) いろいろ聞けて、面白かった!じゃあ次は半年後かな。

(磯) あっ!終わりじゃないんですね!

(徳) みんながどうなったのか、これからも定期的にチェックしたいじゃん!

(みんな) うわー、半年後か〜。なにを話すんだろう。楽しみ〜!

まとめ

いかがでしたでしょうか。前回の座談会から約半年の時間が経っていたこともあって、「新卒」という雰囲気は抜けて、一回り成長したなという印象をもちました。

コドモン初の新卒として道無き道を切り拓いてくれたパワフルな20新卒たちは、この1年を経てさらに強く、しなやかに成長したようです。すでに後輩(21卒)は約3倍の11名を迎え、22卒はさらに多くの新卒を仲間にしたいと動いています。

次は先輩としてどんな壁にぶつかるのか。また、新卒ではない一人前として求められる成果は出せるのか。話を聞いてみたくなってしまって続編をまた半年後にお届けしたいと思います。

いまから楽しみです。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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